食糧管理特別会計

（１８）農林水産省所管　食糧管理特別会計

　この特別会計は、国が行う食糧等の買入れ、売渡し等の管理に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
　同特別会計は、国内米管理、国内麦管理、輸入食糧管理、農産物等安定、輸入飼料、業務及調整の７勘定に区分して経理されており、その勘定別の６年度の歳入歳出決算、損益、積立金、主な業務実績、調整資金の増減額及び食糧証券の発行は次のとおりである。

(国内米管理勘定)

１　歳入歳出決算

　翌年度繰越額の主なものは国内米管理費（歳出予算現額２４４３億６２１０万余円）の１７６億５３７６万余円である。また、不用額の主なものは、国内米買入費（同７１０６億０３５８万円）の１５１９億８５１９万余円、返還金等他勘定へ繰入（同１６６５億５１４６万余円）の１０８１億８０５７万余円及び国内米管理費の８５１億３１１７万余円である。

２　損益

３　主な業務実績

(国内麦管理勘定)

１　歳入歳出決算

　不用額の主なものは、国内麦買入費（歳出予算現額１５４５億８５３９万余円）の６６６億５４７０万余円、返還金等他勘定へ繰入（同２２０億３４９７万余円）の１２７億８７１７万余円及び国内麦管理費（同１０５億６５８２万余円）の４８億２０６５万余円である。

２　損益

３　主な業務実績

　(輸入食糧管理勘定)

１　歳入歳出決算

　不用額の主なものは、輸入食糧買入費（歳出予算現額３５９９億９３８０万余円）の１１１７億３７３９万余円、農業共済再保険特別会計へ繰入（同２１１７億１５３２万円）の５７７億１５３２万円及び輸入食糧管理費（同５２４億０４７１万余円）の１５５億８７３４万余円である。（なお、不用額のうちには予備費に係るものが１９９７億２７０３万余円ある。）

２　損益

（注） 「農業共済再保険特別会計の農業勘定における平成５年度の再保険金の支払財源の不足に対処するための特別措置に関する法律」（平成５年法律第９５号）第４条の規定により、５年産米の減収に対処するため緊急輸入された米穀の一定期間（５年１１月１日から６年１０月３１日まで）における売買により生ずる利益に相当する金額を農業共済再保険特別会計へ繰り入れることとされたものである。

３　主な業務実績

　(農産物等安定勘定)

１　歳入歳出決算

２　積立金

(輸入飼料勘定)

１　歳入歳出決算

　不用額の主なものは、輸入飼料買入費（歳出予算現額８０７億５６３２万余円）の２８２億０５７４万余円、返還金等他勘定へ繰入（同１３９億３４６８万余円）の４８億５７１０万余円及び輸入飼料管理費（同１８１億３６９４万余円）の３０億１０５８万余円である。（なお、不用額のうちには予備費に係るものが５００億円ある。）

２　損益

３　積立金

４　主な業務実績

(業務勘定)

１　歳入歳出決算

　不用額の主なものは、返還金調整勘定へ繰入（歳出予算現額１４０億７７６８万余円）の１４０億７７６８万余円及び事務費（同１１６６億５３２８万余円）の１４億５９１３万余円である。

２　損益

（調整勘定）

１　歳入歳出決算

　不用額は、食糧買入費等財源他勘定へ繰入（歳出予算現額１兆３４１１億２４６２万余円）の６７２５億９０１８万余円及び国債整理基金特別会計へ繰入（同１１３５億８４６７万余円）の１１０９億０２５８万余円である。

２　損益

３　調整資金の増減額

４　食糧証券の発行