平成１３年度決算検査報告
この特別会計は、国が施行する空港整備事業等に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
同特別会計の１３年度の歳入歳出決算、借入金及び主な業務実績は次のとおりである。
１ 歳入歳出決算
| 区分 | 13年度 | (12年度) |
| 千円 | 千円 | |
| （歳入） | ||
| 徴収決定済額 | 560,004,181 | 525,117,738 |
| 収納済歳入額 | 558,894,515 | 525,103,263 |
| 不納欠損額 | — | 4,922 |
| 収納未済歳入額 | 1,109,665 | 9,551 |
| （歳出） | ||
| 歳出予算現額 | 603,262,207 | 574,420,143 |
| 支出済歳出額 | 528,098,204 | 475,180,264 |
| 翌年度繰越額 | 49,034,775 | 70,470,078 |
| 不用額 | 26,129,228 | 28,769,800 |
翌年度繰越額の主なものは、改革推進公共投資空港整備事業資金貸付金（歳出予算現額３９２億４８００万円）の１９２億４８００万円、空港整備事業費（同１１６２億２０１５万余円）の１５６億９２５９万余円及び改革推進公共投資空港整備事業費（同４６億０２００万円）の３６億３８６２万余円である。また、不用額の主なものは、空港整備事業費の９３億７２２０万余円、空港等維持運営費（同１５８５億３６６９万余円）の７２億００７８万余円及び受託工事費（同５０億３６２５万余円）の２８億７０６９万余円である。
２ 借入金
| 区分 | 13年度末 | (12年度末) |
| 千円 | 千円 | |
| 借入金現在額 | 989,366,000 | 1,006,558,000 |
| （財政融資資金） |
３ 主な業務実績
| 区分 | 13年度 | (12年度) |
| （直轄事業） | ||
| 滑走路の新設及び延長 | 5空港 | 6空港 |
| 航空路監視レーダ施設の整備 | 9箇所 | 18箇所 |
| （補助事業） | ||
| 滑走路の新設及び延長 | 12空港 | 13空港 |
なお、この特別会計について検査した結果、「第３章 個別の検査結果」に「住宅騒音防止対策事業における空気調和機器の機能回復工事等に係る委託事務の範囲及び委託費の積算を適切なものとするよう改善させたもの」 を、「第４章 特定検査対象に関する検査状況」に「特別会計の決算分析について」 を掲記した。