独立行政法人産業技術総合研究所

（４）独立行政法人産業技術総合研究所

　この独立行政法人は、鉱工業の科学技術に関する研究及び開発等の業務を総合的に行うことにより、産業技術の向上及びその成果の普及を図り、もって経済及び産業の発展並びに鉱物資源及びエネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保に資することを目的として設置されているものである。その資本金は１６事業年度末現在で２８６０億８６１２万余円（全額国の出資）となっている。
　同法人の１６事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

１　貸借対照表

区分	16事業年度末	(15事業年度末)
	千円	千円
資産	416,065,138	447,326,006
(うち建物)	(165,789,013)	(158,071,669)
(うち土地)	(114,545,614)	(114,545,614)
負債	42,091,480	153,660,014
(うち運営費交付金債務)	(—)	(2,102,610)
(うち資産見返負債)	(26,970,556)	(34,084,696)
(うち長期無利子借入金)	(—)	(52,662,887)
資本	373,973,657	293,665,992
(うち資本金)	(286,086,122)	(286,086,122)
(うち資本剰余金)	(71,906,392)(注1)	(△5,616,762)
(うち利益剰余金)	(15,981,142)	(13,196,632)

（注１）

　損益外減価償却累計額△５６，５４２，８３１千円が含まれている。

２　損益計算書

区分	16事業年度	(15事業年度)
	千円	千円
経常費用	98,814,197	92,185,574
(うち研究業務費)	(85,007,942)	(79,567,764)
経常収益	101,449,643	94,728,203
(うち運営費交付金収益)	(67,811,551)	(63,859,832)
(うち受託収益)	(22,475,527)	(18,604,936)
経常利益	2,635,445	2,542,628
臨時損失	307,219	378,944
臨時利益	456,284	388,645
当期純利益	2,784,510	2,552,330
当期総利益	2,784,510	2,552,330
(利益の処分)
(当期未処分利益)
当期総利益	2,784,510	2,552,330
(利益処分額)
積立金	3,020,548(注2)	2,461,146
独立行政法人通則法第44条第3項により　　主務大臣の承認を受けた額
研究施設等整備積立金	—	91,183

（注２）

　１６事業年度の積立金には、「独立行政法人会計基準」（平成１５年３月改訂。独立行政法人会計基準研究会。）第９２に基づく振替額２３６，０３７千円が含まれる。

３　主な業務実績

区分	16事業年度	(15事業年度)
	千円	千円
鉱工業の科学技術に関する研究及び開発	66,526,417	61,333,411
計量の標準の設定、計量器の検定、検査、研究及び開発	7,567,472	7,435,790
地質の調査	5,007,334	5,317,683