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  • 平成18年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

国有林野事業特別会計


(21) 農林水産省所管  国有林野事業特別会計

 この特別会計は、国有林野事業を国有林野の有する公益的機能の維持増進を基本としつつ企業的に運営し、その健全な発達に資することを目的として、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 なお、国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律(平成18年法律第9号)に基づき、18年4月1日に従来の国有林野事業勘定及び治山勘定の勘定区分が廃止された。
 同特別会計の18年度の歳入歳出決算、損益、借入金及び主な業務実績は次のとおりである(注)

 18年度から、治山勘定において経理されていた治山事業に係る補助金等の交付が一般会計で経理することとされたため、17年度と歳入歳出決算等の区分が異なり、両年度の対比はできない。

(ア) 歳入歳出決算

区分
18年度
17年度
 
千円
千円
(歳入)
 
 
 徴収決定済額
428,014,804
 収納済歳入額
426,965,850
 不納欠損額
24,718
 収納未済歳入額
1,024,235
(歳出)
 
 歳出予算現額
505,911,506
 支出済歳出額
413,460,092
 翌年度繰越額
67,189,049
 不用額
25,262,364

 翌年度繰越額の主なものは、治山事業費(歳出予算現額666億1006万余円)の333億6523万余円、国有林野事業費(歳出予算現額4250億0273万余円)の290億9939万余円、北海道治山事業費(歳出予算現額112億8762万余円)の37億4942万余円である。また、不用額の主なものは国有林野事業費の230億6802万余円である。

(イ) 損益

区分
18年度
(17年度)
 
千円
千円
利益
(うち売上高)
154,144,088
(24,096,741)
損失
(うち経営費)
 
187,316,653
(60,615,188)
損失金
33,172,565
前年度繰越損失金
312,869,762
 
翌年度繰越損失金
346,042,327

(ウ) 借入金

区分
18年度末
(17年度末)
 
千円
千円
借入金現在額
(財政融資資金等)
1,279,507,761

(エ) 主な業務実績

区分
18年度
(17年度)
立木売払い
1,445千m3
製品売払い
1,470千m3
立木の保育
66千ha
林道改良
711km
直轄治山事業
1,852箇所