北海道旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、日本貨物鉄道株式会社

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（４）　北海道旅客鉄道株式会社、（５）　四国旅客鉄道株式会社、（６）　九州旅客鉄道株式会社、（７）　日本貨物鉄道株式会社

　これらの会社は、旅客鉄道事業又は貨物鉄道事業及びこれらに附帯する事業を経営することを目的として設置されているものである。各会社の資本金は１８事業年度末現在で北海道旅客鉄道株式会社９０億円、四国旅客鉄道株式会社３５億円、九州旅客鉄道株式会社１６０億円、日本貨物鉄道株式会社１９０億円（これらの会社については全額が独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の出資）となっている。
　各会社の１８事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
　なお、会社法（平成１７年法律第８６号）が１８年５月１日に施行されたことに伴い、１８事業年度からこれらの会社の財務諸表の表示方法の一部が変更されたため、１８事業年度の額と１７営業年度の額とを対比できないものがある。

北海道旅客鉄道株式会社

（ア）　貸借対照表

区分	18事業年度末			(17営業年度末)
	千円			千円
資産	1,035,740,844		資産	1,028,662,036
(うち鉄道事業固定資産)	(199,674,590)		(うち鉄道事業固定資産)	(201,373,550)
負債	175,634,376		負債	172,133,500
純資産	860,106,468		資本	856,528,536
(うち資本金)	(9,000,000)		(うち資本金)	(9,000,000)
(うち資本準備金)	(153,451,356)		(うち資本準備金)	(153,451,356)
(うち経営安定基金)	(682,200,000)		(うち経営安定基金)	(682,200,000)

（イ）　損益計算書

区分	18事業年度			(17営業年度)
	千円			千円
経常収益	125,597,454		経常収益	119,889,237
(うち鉄道事業営業収益)	(83,517,875)		(うち鉄道事業営業収益)	(83,562,374)
(うち経営安定基金運用収入)	(34,220,402)		(うち経営安定基金運用収入)	(29,178,786)
経常費用	119,128,710		経常費用	119,597,180
(うち鉄道事業営業費)	(114,700,565)		(うち鉄道事業営業費)	(115,562,960)
経常利益	6,468,744		経常利益	292,057
特別利益	3,665,532		特別利益	1,657,882
特別損失	6,556,924		特別損失	7,812,985
法人税、住民税及び事業税	△512,750		法人税、住民税及び事業税	95,508
当期純利益	4,090,102		法人税等調整額	2,392,962
			当期純損失	8,351,517
(繰越利益剰余金の変動)			前期繰越利益	2,725,932
繰越利益剰余金(前期末残高)	△5,625,584		当期未処理損失	5,625,584
特別償却準備金の積立て	△9,714		(損失の処理)
特別償却準備金の取崩し	19,248		当期未処理損失	5,625,584
固定資産圧縮積立金の積立て	△2,280,513		特別償却準備金取崩額	7,195
固定資産圧縮積立金の取崩し	488,760		固定資産圧縮積立金取崩額	85,426
別途積立金の取崩し	5,000,000		別途積立金取崩額	5,000,000
当期純利益	4,090,102		(計)	(532,962)
(変動額合計)	7,307,883		特別償却準備金	9,714
繰越利益剰余金(当期末残高)	1,682,298		固定資産圧縮積立金	2,280,513
			次期繰越損失として処理	2,823,191

（ウ）　主な業務実績

区分	18事業年度	(17営業年度)
(年度末営業キロ程)
鉄道	2,499㎞	2,499㎞
(年間旅客鉄道事業輸送実績)
輸送人員	126百万人	125百万人
輸送人キロ	4,488百万人キロ	4,464百万人キロ
(年度末車両保有数)
気動車	512両	509両
電車	357両	368両
その他	296両	299両
計	1,165両	1,176両

四国旅客鉄道株式会社

（ア）　貸借対照表

区分	18事業年度末			(17営業年度末)
	千円			千円
資産	357,137,288		資産	365,359,769
(うち鉄道事業固定資産)	(68,750,509)		(うち鉄道事業固定資産)	(70,018,769)
負債	85,867,976		負債	93,371,880
純資産	271,269,312		資本	271,987,888
(うち資本金)	(3,500,000)		(うち資本金)	(3,500,000)
(うち資本準備金)	(54,340,206)		(うち資本準備金)	(54,340,206)
(うち経営安定基金)	(208,200,000)		(うち経営安定基金)	(208,200,000)

（イ）　損益計算書

区分	18事業年度			(17営業年度)
	千円			千円
経常収益	43,390,623		経常収益	42,478,503
(うち鉄道事業営業収益)	(29,922,428)		(うち鉄道事業営業収益)	(30,254,660)
(うち経営安定基金運用収入)	(8,933,975)		(うち経営安定基金運用収入)	(9,149,199)
経常費用	41,415,164		経常費用	41,525,111
(うち鉄道事業営業費)	(38,783,493)		(うち鉄道事業営業費)	(39,877,244)
経常利益	1,975,459		経常利益	953,391
特別利益	2,018,965		特別利益	1,176,919
特別損失	2,852,341		特別損失	1,878,323
法人税、住民税及び事業税	2,417		法人税、住民税及び事業税	141,647
当期純利益	1,139,665		当期純利益	110,339
			前期繰越利益	2,377,288
(繰越利益剰余金の変動)			当期未処分利益	2,487,627
繰越利益剰余金(前期末残高)	2,487,627		(利益の処分)
当期純利益	1,139,665		翌営業年度へ繰越	2,487,627
(変動額合計)	1,139,665
繰越利益剰余金(当期末残高)	3,627,293

（ウ）　主な業務実績

区分	18事業年度	(17営業年度)
(年度末営業キロ程)
鉄道	855㎞	855㎞
(年間旅客鉄道事業輸送実績)
輸送人員	48百万人	48百万人
輸送人キロ	1,512百万人キロ	1,511百万人キロ
(年度末車両保有数)
気動車	278両	278両
電車	158両	158両
その他	21両	21両
計	457両	457両

九州旅客鉄道株式会社

（ア）　貸借対照表

区分	18事業年度末			(17営業年度末)
	千円			千円
資産	909,330,792		資産	894,135,440
(うち鉄道事業固定資産)	(264,977,490)		(うち鉄道事業固定資産)	(266,718,901)
負債	245,600,515		負債	240,207,389
純資産	663,730,277		資本	653,928,050
(うち資本金)	(16,000,000)		(うち資本金)	(16,000,000)
(うち資本準備金)	(171,908,538)		(うち資本準備金)	(171,908,538)
(うち経営安定基金)	(387,700,000)		(うち経営安定基金)	(387,700,000)

（イ）　損益計算書

区分	18事業年度			(17営業年度)
	千円			千円
経常収益	178,331,517		経常収益	175,620,085
(うち鉄道事業営業収益)	(141,036,799)		(うち鉄道事業営業収益)	(139,967,761)
(うち経営安定基金運用収入)	(15,289,909)		(うち経営安定基金運用収入)	(14,438,127)
経常費用	166,437,251		経常費用	165,710,800
(うち鉄道事業営業費)	(141,777,072)		(うち鉄道事業営業費)	(145,707,489)
経常利益	11,894,266		経常利益	9,909,285
特別利益	19,790,787		特別利益	12,112,113
特別損失	15,095,583		特別損失	16,638,322
法人税、住民税及び事業税	3,033,541		法人税、住民税及び事業税	2,105,242
法人税等調整額	4,628,702		法人税等調整額	2,279,777
当期純利益	8,927,225		当期純利益	998,057
			前期繰越利益	14,215,040
(繰越利益剰余金の変動)			税効果積立金取崩額	2,279,777
繰越利益剰余金(前期末残高)	17,492,875		当期未処分利益	17,492,875
当期純利益	8,927,225		(利益の処分)
税効果積立金の取崩し	4,628,702		別途積立金	10,000,000
固定資産圧縮積立金の積立て	△2,443,450		翌営業年度へ繰越	7,492,875
別途積立金の積立て	△10,000,000
(変動額合計)	1,112,477
繰越利益剰余金(当期末残高)	18,605,353

（ウ）　主な業務実績

区分	18事業年度	(17営業年度)
(年度末営業キロ程)
鉄道	2,121㎞	2,121㎞
(年間旅客鉄道事業輸送実績)
輸送人員	294百万人	292百万人
輸送人キロ	8,165百万人キロ	8,131百万人キロ
(年度末車両保有数)
気動車	1,238両	1,224両
電車	326両	328両
その他	131両	135両
計	1,695両	1,687両

　なお、この会社について検査した結果、「第３章　個別の検査結果」に「鉄道橋工事の設計に当たり、支承部における設計水平力の算出方法を適切なものにすることにより、所要の耐震性能を確保するよう改善させたもの」 を掲記した。

　

日本貨物鉄道株式会社

（ア）　貸借対照表

区分	18事業年度末			(17営業年度末)
	千円			千円
資産	346,515,137		資産	348,389,850
(うち鉄道事業固定資産)	(224,585,689)		(うち鉄道事業固定資産)	(262,149,515)
負債	301,432,143		負債	304,873,314
純資産	45,082,994		資本	43,516,536
(うち資本金)	(19,000,000)		(うち資本金)	(19,000,000)
(うち資本準備金)	(15,300,700)		(うち資本準備金)	(15,300,700)

（イ）　損益計算書

区分	18事業年度			(17営業年度)
	千円			千円
経常収益	164,395,437		経常収益	165,295,536
(うち鉄道事業営業収益)	(149,374,984)		(うち鉄道事業営業収益)	(164,740,348)
経常費用	162,888,864		経常費用	163,863,439
(うち鉄道事業営業費)	(153,333,335)		(うち鉄道事業営業費)	(161,206,314)
経常利益	1,506,573		経常利益	1,432,096
特別利益	8,605,967		特別利益	12,138,838
特別損失	5,586,959		特別損失	10,403,431
法人税、住民税及び事業税	174,665		法人税、住民税及び事業税	1,356,578
法人税等調整額	2,151,042		法人税等調整額	△16,948
当期純利益	2,199,872		当期純利益	1,827,873
			前期繰越損失	21,053,194
(繰越利益剰余金の変動)			当期未処理損失	19,225,320
繰越利益剰余金(前期末残高)	△19,225,320		(損失の処理)
当期純利益	2,199,872		当期未処理損失	19,225,320
圧縮積立金の積立て	△3,594,992		圧縮積立金取崩額	1,242,292
圧縮積立金の取崩し	6,521,263		圧縮特別勘定積立金取崩額	13,605
圧縮特別勘定積立金の積立て	△1,866,684		特別償却準備金取崩額	40,031
圧縮特別勘定積立金の取崩し	1,223,226		(計)	(17,929,392)
特別償却準備金の取崩し	80,458		圧縮積立金	570,470
(変動額合計)	4,563,143		圧縮特別勘定積立金	1,030,423
繰越利益剰余金(当期末残高)	△14,662,177		次期繰越損失として処理	19,530,285

（ウ）　主な業務実績

区分	18事業年度	(17営業年度)
(年度末営業キロ程)
鉄道	8,471㎞	8,678㎞
(年間貨物鉄道事業輸送実績)
輸送トン数	36百万トン	36百万トン
輸送トンキロ	22,985百万トンキロ	22,601百万トンキロ
(年度末車両保有数)
貨車	9,067両	9,000両
機関車	806両	822両
電車	42両	42両
計	9,915両	9,864両