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  • 昭和22年度|
  • 第5章 不当事項|
  • 第2節 所管別事項|
  • 第10 運輸省|
  • 国有鉄道事業特別会計歳入

診療料金の低廉に失したもの


(347) 診療料金の低廉に失したもの

(款)事業収入 (項)事業収入

 鉄道病院、鉄道療養所及び鉄道診療所の薬価、その他の料金は、右診療機関が鉄道部内職員等の福祉施設であるから、低額であることが望ましいとしても、現行料金は、昭和21年3月入院料を改訂した以外は、大正7年以来据置のままで低廉に失し、昭和22年度における収入は14,300,209円で、支出に対し3%弱に過ぎない状況であるから、全般に値上改訂する必要があると認め注意したところ、23年9月以降15倍程度の値上を実施した。