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  • 昭和24年度|
  • 第5章 不当事項|
  • 第2節 所管別事項|
  • 第8 通商産業省(商工省)

(アルコール専売事業特別会計)


(アルコール専売事業特別会計)

 昭和24年度アルコール生産計画は23年度の販売実績24,882キロリットルに需要の自然増等を見込み年間生産量を32,500キロリットルとして実施したところ、需要増加の見込がやや過大であつたため、販売実績(25,695キロリットル)はこれに伴わず、ために計画を縮小して生産を抑制せさるを得なかつたのであるが、その際原料干甘しよは当初計画に従い購入済であつたので、やむなく生産費において著しく割安な生甘しよによる生産量を削減し、これがため多額の採算減をきたす結果となつたものがあり、生産計画の策定実施については一層慎重を期する要がある。
 なお、本特別会計の経理について当を得ないと認める事項は次のとおりである。