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  • 昭和27年度|
  • 第3章 政府関係機関の会計|
  • 第2節 各政府関係機関別の不当事項|
  • 第2 日本国有鉄道|
  • 不当事項|
  • 未収金

貨物後払運賃の徴収処置当を得ないもの


(1782) 貨物後払運賃の徴収処置当を得ないもの

(款)事業収入 (項)運輸収入

 日本国有鉄道で、貨物後払運賃(指定運送人からの運送委託貨物の運送賃は、1箇月後払を認めている。)の収納が困難となることを想察することができたのに後払扱いを継続したため、昭和27年度末において左のとおり多額の運賃について回収が著しく困難となっているものがある。

鉄道管理局 指定運送人名 滞納運賃 延滞償金 摘要

東京

日本運送株式会社

20,372,780

2,453,614

27年6月から28年2月までの分
千葉 富士倉庫運輸〃 4,525,420 420,031 27年10月から28年3月までの分
静岡 丸二運輸〃 3,789,480 47,475 27年12月から28年2月までの分
名古屋 名古屋通運〃 32,901,440 5,681,183 26年11月から27年3月までおよび27年10月から28年2月までの分
金沢 { 北陸通運 6,691,220 209,760 27年9月から28年2月までの分
富山通運〃 8,483,010 198,177 27年10月から28年2月までの分
高岡通運〃 1,429,500 147,984 27年5、6月分
四国 { 高知通運〃 46,000,000 17,623,497 25年7月から9月までの分
牟岐線通運〃 6,772,850 1,895,960 27年12月から28年2月までの分
130,965,700 28,677,681