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  • 昭和40年度|
  • 第2章 国の会計|
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  • 昭和39年度決算検査報告掲記の改善の意見を表示した事項に対する処置状況

電気需給契約の契約種別について


昭和39年度決算検査報告掲記の改善の意見を表示した事項に対する処置状況

 電気需給契約の契約種別について

 陸上、海上、航空各自衛隊で、動力用の使用電力量が多い航空自衛隊のレーダー基地、航空基地および補給処、海上自衛隊の航空基地ならびに陸上自衛隊の補給処において、電気需給契約の締結にあたり、契約種別の検討が十分でなかったり、受電系統の分離についての配慮が欠けたりしていたため、電気料金の高価な「業務用電力」によって電気の供給を受けている結果不経済となっている事例が見受けられたので、動力用の使用電力量が多い箇所について、電気需給契約を「業務用電力」から電気料金の低廉な「高圧電力」に変更し、経費の節減を図るよう、昭和40年11月、改善の意見を表示したところ、各自衛隊においては、電気需給契約の契約種別について検討を加え、各電力会社と契約種別を「業務用電力」から「高圧電力」に変更するための交渉を実施し、逐次現設備のまま「高圧電力」に変更するなどの措置を講じ経費の節減に努めており、41年4月までの間に、陸上、航空両自衛隊で7箇所について「業務用電力」を「高圧電力」に変更している。