国庫金、国有財産及び物品

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第４　国庫金、国有財産及び物品

（国庫金）

　昭和５２年３月末における日本銀行政府預金勘定残高は、次表のとおりである。

（国有財産）

　昭和５１年度国有財産増減及び現在額総計算書における国有財産の年度末現在額は、次表のとおりである。

　５１年度末現在額を前年度末現在額に比べると、年度中に増加した額は４兆０３８０億０９３１万余円、減少した額は４５７２億４６７０万余円で、差引き３兆５８０７億６２６０万余円増加している。本年度は国の企業に属する財産について台帳価格の改定が行われ、これにより増加したものは２兆２６３８億９２１６万余円、減少したものは１２億８２５９万余円で、そのほか年度中に増加したもの及び減少したもののうち主なものは、次表のとおりである。

　なお、年度中に増加した額及び減少した額の中には、既往年度において国有財産台帳、国有財産増減及び現在額報告書に記載洩れになっていたものを本年度に記載したものが増で１５２億００２７万余円、減で４億２７３４万余円含まれており、このうち主なものは総理府（防衛庁）で事務処理が遅延したことなどにより生じたものである。

　また、昭和５１年度国有財産無償貸付状況総計算書における無償貸付財産の年度末現在額は、次表のとおりである。

（物品）

　昭和５１年度物品増減及び現在額総計算書における物品の年度末現在額は、次表のとおりである。

　５１年度末現在額を前年度末現在額に比べると、年度中に増加した額は４０５７億７１７６万余円、減少した額は２３５２億８６０３万余円で、差引き１７０４億８５７２万余円増加している。