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  • 昭和55年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

地震再保険特別会計


(8) 大蔵省所管 地震再保険特別会計

 この特別会計は、地震再保険事業に関する国の経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 55年度の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額、収納済歳入額ともに145億6874万余円、歳出では、支出済歳出額3350万余円、不用額118億2512万余円となっている。不用額の主なものは再保険費(歳出予算現額118億2212万余円)の118億2212万余円である。

 上記の経理の基礎となった再保険の対象は、55年度末現在地震保険加入件数486万余件、保険金額10兆4077億9197万余円となっている。
 なお、55年度における損益についてみると、再保険料等の利益148億7818万余円、事務取扱費の損失3350万余円で、その差額148億4467万余円を責任準備金として積み立てている。また、55年度末における責任準備金の現在額は870億4569万余円となっている。