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  • 昭和56年度|
  • 第2章 所管別又は団体別の検査結果|
  • 第2節 団体別の検査結果|
  • 第1 日本国有鉄道|
  • 不当事項|
  • 不正行為

職員の不正行為による損害を生じたもの


(172)(173) 職員の不正行為による損害を生じたもの

勘定名 (損益勘定) (資本勘定)
部局等の名称 仙台鉄道管理局会津若松保線区、東京西鉄道管理局飯田橋駅

 上記の2部局において、関係職員の不正行為による損害を生じたものが、次表のとおり2件4,600,000円(全額補てん済み)ある。

部局等の名称 不正行為期間

損害額

昭和年月

(172) 仙台鉄道管理局
 会津若松保線区

57.3

1,800,000

本件は、上記部局において、事務係員が用地売却等の事務に従事中、土地購入者から土地代金の一部を分任3出納役に納入するよう依頼されて便宜預り、これを領得したものである。なお、本件損害額については、昭和57年7月、全額が同人から返納されている。
(173) 東京西鉄道管理局
 飯田橋駅

53.3から
55.7まで

2,800,000

本件は、上記部局において、営業係員が出納員として乗車券発売機の収入金取扱業務に従事中、乗車券発売機の計数器を操作し乗車券の発売枚数を過少に表示するなどして、実際の発売金額との差額を領得したものである。なお、本件損害額については、昭和55年9月、全額が同人から返納されている。