日本中央競馬会

（２）　日本中央競馬会

　日本中央競馬会は、競馬の健全な発展を図って馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与するため、競馬を行うことを目的として設置されているもので、５９事業年度末現在の資本金は４９億２４１２万余円（全額国の出資）となっている。同会の５９事業年度の収入支出決算、損益、資本剰余金等及び主な業務実績は次のとおりである。

１　収入支出決算

区　　分	59事業年度	（58営業年度）
〔投票券勘定〕
(収入)
収入確定額	千円 1,513,035,070	千円 1,442,908,370
(支出)
支出確定額	1,513,035,070	1,442,908,370
〔業務勘定〕
(収入)
収入確定額	259,917,331	247,598,798
(支出)
支出予算現額	247,070,796	236,342,412
支出確定額	227,563,025	218,747,185
予算残額	19,507,770	17,595,226
〔新営勘定〕
(収入)
収入確定額	38,100,639	37,631,580
(支出)
支出予算現額	38,100,639	37,631,580
支出確定額	22,720,210	22,506,346
翌事業年度繰越額	13,524,147	12,059,039
予算残額	1,856,281	3,066,194
〔特例法勘定〕(注)
(収入)
収入確定額	22,090,971	−
(支出)
支出確定額	22,090,971	−

（注）　昭和５８年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律（昭和５８年法律第４５号）第８条の規定により、国庫に納付すべき特別国庫納付金の経理を行うため、５９事業年度に限り設けられたものである。
　翌事業年度繰越額はすべて新営勘定の新営費（支出予算現額３８１億００６３万余円）の分であり、予算残額の主なものは、業務勘定の競馬事業費（同９２２億９８４５万余円）の８２億８６８９万余円及び業務管理費（同６５７億１３６０万余円）の３１億３６６１万余円である。

２　損益

区　　分	59事業年度	（58営業年度）
収益	千円 1,533,549,877	千円 1,463,552,178
(うち勝馬投票券収入)	(1,513,035,070)	(1,442,908,370)
費用	1,476,404,119	1,407,734,122
(うち勝馬投票券諸支払金)	(1,123,656,683)	(1,070,880,103)
(うち国庫納付金)	(150,892,497)	(144,014,461)
(勝馬投票券売得金の100分の10)
利益	57,145,757	55,818,056
(利益の処理)
国庫納付金(利益の2分の1・翌事業年度に納付)	28,572,878	27,909,028
特別積立金として整理	28,572,878	27,909,028

３　資本剰余金等

区　　分	59事業年度末	（58営業年度末）
資本剰余金残高	千円 6,075,658	千円 6,075,658
損失てん補準備金残高	200,000	200,000
特別積立金残高	362,118,988	333,546,110

４　主な業務実績

区　　分	59事業年度		（58営業年度）
開催回数及び日数	36回	288日	36回	288日
施設の建設	東京競馬場大型映像ディスプレイ装置新設工事		小倉競馬場きゅう舎跡地整備(第2期)その他工事

日本中央競馬会

（２） 日本中央競馬会

（２）　日本中央競馬会