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  • 昭和24年度|
  • 第5章 不当事項|
  • 第3節 政府関係機関別事項|
  • 第2 日本国有鉄道(国有鉄道事業特別会計を含む。)|
  • 物件

物品を仮渡したままその処理を遅延しているもの


(657)−(659)物品を仮渡したままその処理を遅延しているもの

(657) 日本国有鉄道資材局で、綱材その他の特殊物件を、昭和21年度以降日本車両製造株式会社その他の業者に仮渡したままになつているものが121,660,000円ある。

(658) 日本国有鉄道大阪鉄道局で、外地向D51型機関車製造用として主台枠LB3,147型36枚(帳簿価格1,227,093円)を昭和23年7月日本車両製造株式会社外3会社へ売渡のため引き渡したものがある。
 これについては25年4月(本院会計実地検査当時)に至つても、まだ売渡契約を結ばず未処理のままとなつており、出納簿上も貯蔵品残高となつている状況である。

(659) 日本国有鉄道門司鉄道局鹿児島管理部で、昭和24年度末までに仮払を受け使用していながら、貯蔵品のままとなつているものが、軌条切断機外142点価格3,090,000円あり、その外に軌道モーターカー等受入代価不明のものが数点ある。