健康保険および厚生年金保険の保険料の徴収にあたり徴収額が不足していたもの

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（５）　健康保険および厚生年金保険の保険料の徴収にあたり徴収額が不足していたもの

　上記の６６５事業所から保険料を徴収するにあたって、調査が十分でなかったため、２８，９３９，０７７円（健康保険保険料１８，１０２，０３０円、厚生年金保険保険料１０，８３７，０４７円）が徴収不足になっていた。これらは、本院の注意により、すべて徴収決定された。
　これは、東京都ほか９県の京橋ほか２５社会保険事務所管内の８３，６４１事業所のうち３．１％に当たる２，６０９事業所について本院が調査した結果である。
　いま、これを都県ごとに集計して掲げると別表のとおりである。

（説明）

　この保険料は、健康保険および厚生年金保険が適用される事業所から提出された届書に記載された報酬月額に基づいて標準報酬月額を決定し、これに保険料率を乗じた額を徴収することになっている。
　しかして、保険料徴収の適否について検査したところ、６６５事業所からの届書の記載が誤っていたものなどに対し、前記の社会保険事務所が行なった調査が十分でなかったため、２８，９３９，０７７円が徴収不足になっていた。