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  • 平成元年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

郵政事業特別会計


(32) 郵政省所管 郵政事業特別会計

 この特別会計は、郵便、郵便為替及び郵便振替の事業、郵便貯金、簡易生命保険及び郵便年金の取扱いに関する事業等を企業的に経営し、その健全な発達に資することを目的として、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 同特別会計の元年度の歳入歳出決算、損益、借入金等及び主な業務実績は次のとおりである。

1 歳入歳出決算

  区分 元年度 (63年度)
(歳入)

 徴収決定済額
千円
5,725,223,868
千円
5,412,975,971
 不納欠損額 739 2,201
(歳出)
 歳出予算現額 5,764,960,776 5,549,845,685
 支出決定済歳出額 5,728,330,368 5,374,398,528
 翌年度繰越額 10,813,086 9,270,788
 不用額 25,817,321 166,176,368

 翌年度繰越額はすべて局舎其他施設費(歳出予算現額1966億0778万余円)の分である。また、不用額の主なものは業務費(同2兆8599億4431万余円)の50億3593万余円である。(なお、不用額のうちには予備費に係るものが200億円ある。)

2 損益

  区分 元年度 (63年度)

 利益
 (うち郵便業務収入)
千円
2,971,740,918
(1,536,741,607)
千円
2,756,799,911
(1,388,390,837)
 損失
 (うち郵便費)
2,960,159,583
(1,291,295,802)
2,743,006,255
(1,148,075,929)
 利益金 11,581,335 13,793,655
(利益金の処理)
 翌年度に積立金に組入れ 11,581,335 13,793,655

3 借入金等

  区分 元年度末 (63年度末)

 借入金現在額
千円
639,161,542
千円
616,530,535
 資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金
 積立金現在額 144,599,606 130,805,950

4 主な業務実績

  区分 元年度 (63年度)
 普通通常郵便物取扱数 16,970,693千通 16,267,979千通
 特殊通常郵便物取扱数 627,195千通 704,793千通
 小包郵便物取扱数 297,598千個 235,002千個