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  • 平成2年度|
  • 第5章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

郵便貯金特別会計


(33) 郵政省所管 郵便貯金特別会計

 この特別会計は、郵便貯金事業の経営に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 同特別会計は、一般及び金融自由化対策特別の2勘定に区分して経理されており、その勘定別の2年度の歳入歳出決算、損益、借入金等、金融自由化対策資金の運用資産及び主な業務実績は次のとおりである。

(一般勘定)

1 歳入歳出決算

  区分 2年度 (元年度)
(歳入)

 徴収決定済額
千円
9,181,187,359
千円
8,999,635,894
 収納済歳入額 9,181,187,359 8,999,635,894
(歳出)
 歳出予算現額 7,905,483,851 8,036,614,353
 支出済歳出額 7,526,995,787 8,021,342,577
 不用額 378,488,063 15,271,775

不用額の主なものは支払利子(歳出予算現額7兆0875億5369万円)の3659億8806万余円である。

2 損益

  区分 2年度 (元年度)

 利益
千円
8,197,610,411
千円
8,118,986,037
 (うち資金運用部預託金利子収入) (8,167,011,963) (8,085,781,994)
 損失 7,412,246,205 7,934,511,059
 (うち支払利子) (6,652,731,029) (7,284,034,087)
 利益金 785,364,206 184,474,977
(利益金の処理)
 前年度繰越損失金の補てんに充当 2,590,677 184,474,977
 翌年度に積立金に組入れ 782,773,528
 前年度繰越損失金 2,590,677 187,065,655
 翌年度繰越損失金 2,590,677

3 主な業務実績

  区分 2年度末 (元年度末)

 郵便貯金現在高
千円
136,310,478,421
千円
134,595,827,270
 資金運用部への預託高 137,320,671,980 132,058,666,740

(金融自由化対策特別勘定)

1 歳入歳出決算

  区分 2年度 (元年度)
(歳入)

 徴収決定済額
千円
4,018,530,482
千円
3,312,136,168
 収納済歳入額 4,018,530,482 3,312,136,168
(歳出)
 歳出予算現額 4,005,515,258 3,341,902,718
 支出済歳出額 4,003,991,664 3,304,142,498
 不用額 1,523,593 37,760,219

2 損益

  区分 2年度 (元年度)

 利益
千円
548,322,792
千円
355,037,651
 損失 504,637,642 304,554,523
 (うち借入金利子) (503,498,142) (303,821,483)
 利益金 43,685,150 50,483,128
(利益金の処理)
 翌年度に積立金に組入れ 43,685,150 50,483,128

3 借入金等

  区分 2年度末 (元年度末)

 借入金現在額
千円
11,000,000,000
千円
7,500,000,000
 (資金運用部資金)
 積立金現在額 91,038,553 40,555,425

4 金融自由化対策資金の運用資産

  区分 2年度末 (元年度末)

 有価証券現在額
千円
9,995,718,557
千円
7,180,402,975
 預金現在額 269,470,245 74,336,946
 貸付金現在額 794,626 759,151
 寄託金現在額 750,000,000 250,000,000