ページトップ
  • 平成3年度|
  • 第2章 個別の検査結果|
  • 第1節 省庁別の検査結果|
  • 第3 大蔵省|
  • 不当事項|
  • 不正行為

職員の不正行為による損害が生じたもの


(6) 職員の不正行為による損害が生じたもの

会計名 造幣局特別会計
部局等の名称 造幣局本局
不正行為期間 平成3年11月〜4年4月
損害物品の種別 500円白銅貨幣(未成品)3,080枚
損害額 1,540,000円
 
 上記の部局において、関係職員の不正行為による損害が生じたものが1件1,540,000円ある。この損害額は、平成4年9月に全額が返納されている。

 本件は、造幣局本局において、製造部貨幣第二課圧印第二係の職員が、貨幣の製造業務に従事中、平成3年11月から4年4月までの間に、外見は流通しているものと変わらない検査未済の500円白銅貨幣の入った貨幣袋(1袋2,000枚人)4袋を作業場から持ち出し、うち3,080枚(1,540,000円相当)を領得したものである。

 なお、本件損害額については、4年9月に全額が同人から返納されている。