この会社は、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して東京湾横断道路の建設を図り、もって東京湾の周辺の地域における交通の円滑化に資することを目的として設立されているものである。その資本金は7事業年度末現在で900億円(うち日本道路公団の出資300億円)となっている。
同会社の7事業年度の貸借対照表、損益計算書及び業務実績の概要は次のとおりである。
1 貸借対照表
区分 | 7事業年度末 | (6事業年度末) |
資産 |
千円 916,528,202 |
千円 722,754,761 |
(うち未成工事支出金) | (912,036,684) | (676,408,923) |
負債 | 832,229,798 | 646,158,629 |
(うち社債) | (468,016,000) | (354,370,000) |
(うち長期借入金) | (347,459,900) | (278,753,500) |
(市中金融機関等) | ||
資本 | 84,298,403 | 76,596,132 |
(うち資本金) | (90,000,000) | (80,933,700) |
(うち欠損金) | (5,701,596) | (4,337,567) |
2 損益計算書
区分 | 7事業年度 | (6事業年度) |
経常収益 |
千円 66,431 |
千円 92,403 |
(うち受取利息配当金) | (65,550) | (91,321) |
経常費用 | 1,664,083 | 1,686,597 |
(うち社債発行費用) | (1,313,743) | (1,116,893) |
経常損失 | 1,597,651 | 1,594,193 |
特別利益 | 239,843 | - |
法人税及び住民税 | 6,220 | 6,220 |
当期損失 | 1,364,028 | 1,600,413 |
前期繰越損失 | 4,337,567 | 2,737,154 |
当期未処理損失 | 5,701,596 | 4,337,567 |
(損失の処理) | ||
次期繰越損失として処理 | 5,701,596 | 4,337,567 |
3 業務実績
区分 | 7事業年度 | (6事業年度) |
建設中の道路延長 | 14,269m | 14,269m |
うちトンネル延長 | 9,207m | 9,207m |
うち橋梁延長 | 4,384m | 4,384m |
(注)東京湾横断道路は全延長15,118mで、うち849mを日本道路公団が施行している。