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  • 国会からの検査要請事項に関する報告(検査要請)|
  • 会計検査院法第30条の3の規定に基づく報告書|
  • 平成20年10月

文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省及び国土交通省所管の政府開発援助に関する会計検査の結果について


別表6  5省等における研修生受入事業の状況(平成18、19両年度)

省等 事業名 年度 研修期間
(日)
研修の数 研修生数
(人)
研修生人日数
(人日)
研修生派遣国数
(国)
事業費
(千円)
構成比
(%)
研修の概要
文部科学省 アジア太平洋地域世界遺産等文化財保護協力推進事業 平成18 30〜46 3 19 617 17 55,179 85.3 アジア太平洋地域の世界遺産等の文化財保護に関する国際協力を目的として、文化財の保存修復技術等について、同地域の関係諸国から現場担当者等を招へいして、専門的知識と技術を習得させるなどの研修を実施する。
19 26〜32 3 19 593 16 54,496 83.8
海外青少年スポーツ振興事業 18 6 1 28 168 14 9,443 14.6 アジア地域における青少年スポーツの振興を図るため、アジア近隣諸国からスポーツ活動に関わる青少年スポーツ指導者を受け入れ、我が国における青少年スポーツ活動状況等についての視察・研修事業を実施する。
19 6 1 27 162 14 10,492 16.1
小計(18年度2事業) 6〜46 4 47 785 31 64,622 100
<0.1>
 
小計(19年度2事業) 6〜32 4 46 755 30 64,988 100
<0.2>
文部科学省全体の技術協力事業費 18   32,354,669  
19 26,508,596
厚生労働省 国際労働関係交流事業(労働組合関係) 18 14 1 99 1,302 66 244,185 23.8 アジア、アフリカ、中南米諸国等から若手の労組指導者を我が国に招へいし、産業、労働事情、労使関係等に対する理解を深めさせ開発途上国等における長期的な労使関係の安定を図るための研修を実施する。
19 14 1 98 1,295 67 242,022 25.0
国際技能開発計画事業 18 152 1 214 32,600 13 159,641 15.5 開発途上国の国造りの基礎である人づくりへの貢献を目的に、開発途上国の民間企業の在職労働者を我が国に研修生として受け入れ、民間企業の生産現場を活用しながら技能のみならず品質管理、生産・工程管理等の能力を付与することにより、将来これら諸国の民間において指導的立場に立つ者を養成する。
19 159 1 183 29,172 11 134,542 13.8
その他(18年度6事業) 12〜224 6 215 9,145 45 621,395 60.6  
その他(19年度6事業) 12〜224 6 199 7,492 50 591,418 61.0
小計(18年度8事業) 12〜224 8 528 43,047 124 1,025,221 100
<38.8>
小計(19年度8事業) 12〜224 8 480 37,959 128 967,982 100
<39.9>
厚生労働省全体の技術協力事業費 18   2,642,045  
19 2,421,601
農林水産省 海外漁業人材育成事業 18 34〜237 11 104 10,043 45 198,361 68.4 関係沿岸国の漁業管理、資源管理、漁撈、漁船機関、水産加工等に関する人材育成の需要に対して、当該国の漁業担当機関スタッフ、合弁企業技術者、漁船員等を研修生として我が国に受け入れ、研修・教育機関、水産系企業の工場あるいは漁船で集団的に研修を実施する。
19 31〜234 10 95 9,049 36 179,575 66.1
アジア農業青年人材育成事業 18 326 1 58 18,908 4 57,086 19.6 アジア諸国から農業研修生を受け入れ、農場実習、学課研修等を通じて、我が国の農業技術等を修得させるとともに、地域社会における農業者との交流を通じて、相互理解と友好親善の増進に寄与することを目的として研修を実施する
19 325 1 53 17,225 4 56,535 20.8
その他(18年度2事業) 8〜19 3 63 735 26 34,379 11.8  
その他(19年度2事業) 8〜19 3 61 708 23 35,199 12.9
小計(18年度4事業) 8〜326 15 225 29,686 75 289,826 100
<10.6>
小計(19年度4事業) 8〜325 14 209 26,982 63 271,309 100
<10.1>
農林水産省全体の技術協力事業費 18   2,722,714  
19 2,667,690
経済産業省 経済産業人材育成支援研修事業 18 15〜139 2 4,737 417,166 118 5,744,048 95.5 開発途上国の産業技術者等に対し、開発途上国の産業界の要望等を踏まえた研修を実施することにより、人材育成を通じた技術移転による産業水準の向上と相互友好の増進を図る。
19 16〜149 2 4,732 435,012 91 5,868,713 98.9
アセアン産業構造高度化事業 18 5 1 67 335 1 64,273 1.0 グローバル化の進展に伴い、我が国と緊密な経済的相互依存関係にあるASEAN諸国の産業構造高度化にとって重要な中小企業育成及び産業情報化を推進するため、特にタイをモデルとしてこれらに係る産業人材の育成を図るための研修を実施する。
19 4 1 68 294 1 64,390 1.0
その他(18年度2事業) 7〜8 3 245 2,553 8 202,875 3.3  
小計(18年度4事業) 5〜139 6 5,049 420,054 127 6,011,196 100
<37.8>
小計(19年度2事業) 4〜149 3 4,800 435,306 92 5,933,103 100
<37.1>
その他事業における研修生受入事業の計(18年度3事業) 5〜70 8 367 20,727 43 1,845,330 <11.6>
その他事業における研修生受入事業の計(19年度5事業) 5〜349 12 389 16,282 54 3,049,716 <19.1>
計(18年度7事業) 5〜139 14 5,416 440,781 170 7,856,526 <49.4>
計(19年度7事業) 4〜349 15 5,189 451,588 146 8,982,819 <56.4>
経済産業省全体の技術協力事業費 18   15,899,585  
19 15,980,263
国土交通省 海外建設研修生受入事業 18 31〜180 2 54 7,634 4 64,531 44.7 開発途上国からの要請にこたえ、建設現場で直接施工に携わる建設技能者に我が国の技能・技術を移転し、これからの国の社会資本整備の効率化や質の向上に寄与し、建設現場における円滑な技術移転等による人づくりを通じた国際貢献の積極的な推進を図る目的で研修を実施する。
19 31〜180 2 48 7,150 4 57,100 42.5
開発途上国船員養成事業 18 404 1 38 17,158 4 42,066 29.1 開発途上国の船員養成を支援するため、東南アジア諸国の船員教育機関の学生又は卒業生を我が国に受け入れ、研修を実施し、国際条約に定める船舶職員となるための資格を付与する目的で研修を実施する。
19 404 1 38 16,188 4 40,349 30.0
その他(18年度2事業) 11〜187 2 10 462 6 37,626 26.0  
その他(19年度2事業) 11〜174 2 10 436 7 36,726 27.3
小計(18年度4事業) 11〜404 5 102 25,254 14 144,223 100
<20.0>
小計(19年度4事業) 11〜404 5 96 23,774 15 134,177 100
<20.2>
国土交通省全体の技術協力事業費 18   718,585  
19 661,772
小計 小計(18年度22事業) 5〜404 38 5,951 518,826 371 7,535,089 <13.8>  
小計(19年度20事業) 4〜404 34 5,631 524,776 328 7,371,559 <15.2>
計(18年度25事業) 5〜404 46 6,318 539,553 414 9,380,420 <17.2>
計(19年度25事業) 4〜404 46 6,020 541,058 382 10,421,275 <21.6>
5省の技術協力事業費 18   54,337,600  
19 48,239,924
(独)日本貿易振興機構 開発専門家の育成 18 100 1 14 1,400 14 82,191 84.4 我が国の援助拡大に伴い、経済協力に携わる人材育成が急務となっていることにかんがみ、開発途上国の開発問題全般に対処できる開発専門家を育成することを目的として研修を実施する。
19 103 1 13 1,339 13 73,343 100
その他(18年度1事業) 10 1 4 40 2 15,084 15.5  
小計(18年度2事業) 10〜100 2 18 1,440 16 97,275 100
<1.1>
小計(19年度1事業) 103 1 13 1,339 13 73,343 100
<0.9>
その他事業における研修生受入事業の計(18年度3事業) 7〜11 3 23 237 10 103,290 <1.2>
その他事業における研修生受入事業の計(19年度2事業) 8〜9 2 4 34 3 23,678 <0.3>
計(18年度5事業) 7〜100 5 41 1,677 26 200,566 <2.3>
計(19年度3事業) 8〜103 3 17 1,373 16 97,021 <1.2>
(独)日本貿易振興機構全体の技術協力事業費 18   8,372,962  
19 7,625,142
小計(18年度24事業) 5〜404 40 5,969 520,266 387 7,632,364 <12.1>  
小計(19年度21事業) 4〜404 35 5,644 526,115 341 7,444,902 <13.3>
計(18年度30事業) 5〜404 51 6,359 541,230 440 9,580,986 <15.2>
計(19年度28事業) 4〜404 49 6,037 542,431 398 10,518,297 <18.8>
5省等の技術協力事業費 18   62,710,562  
19 55,865,067

注(1)  (独)は独立行政法人の略である。
注(2)  本表における文部科学省及び経済産業省全体の技術協力事業費からは、それぞれ政府開発援助独立行政法人日本学生支援機構運営費交付金10,573,201千円及び政府開発援助独立行政法人日本貿易振興機構運営費交付金8,257,390千円を除いている。
注(3)  構成比中<>書きは、5省が所管する技術協力事業費に占める研修生受入事業を含む事業費の金額の割合である。
注(4)  同一人が複数の研修を受講している場合、それぞれの研修生数に含めており、研修生数の計も純計ではなく総計としている。

別表7
 研修生受入事業に係る研修期間の状況(平成18、19両年度)(単位:千円、%)
(単位:件、人、%)

省等 研修期間

年度
1日〜15日 16日〜30日 31日〜90日 91日以上
研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比
文部科学省 平成18年度 1 28 59.5 1 2 4.2 2 17 36.1 0 0 0% 4 47 100
19年度 1 27 58.6 1 2 4.3 2 17 36.9 0 0 0% 4 46 100
厚生労働省 18年度 4 220 41.6 0 0 0 2 77 14.5 2 231 43.7% 8 528 100
19年度 4 214 44.5 0 0 0 2 69 14.3 2 197 41.0% 8 480 100
農林水産省 18年度 2 42 18.6 1 21 9.3 8 66 29.3 4 96 42.6% 15 225 100
19年度 2 41 19.6 2 21 10 5 57 27.2 5 90 43.0% 14 209 100
経済産業省 18年度 10 2,366 43.6 0 0 0 3 289 5.3 1 2,761 50.9% 14 5,416 100
19年度 8 353 6.8 1 2,046 39.4 1 20 0.3 5 2,770 53.3% 15 5,189 100
国土交通省 18年度 1 8 7.8 0 0 0 1 14 13.7 3 80 78.4% 5 102 100
19年度 1 8 8.3 0 0 0 1 10 10.4 3 78 81.2% 5 96 100
小計 18年度 18 2,664 42.1 2 23 0.3 16 463 7.3 10 3,168 50.1% 46 6,318 100
19年度 16 643 10.6 4 2,069 34.3 11 173 2.8 15 3,135 52.0% 46 6,020 100
(独)日本貿易振興機構 18年度 4 27 65.8 0 0 0 0 0 0 1 14 34.1% 5 41 100
19年度 2 4 23.5 0 0 0 0 0 0 1 13 76.4% 3 17 100
18年度 22 2,691 42.3 2 23 0.3 16 463 7.2 11 3,182 50.0% 51 6,359 100
19年度 18 647 10.7 4 2,069 34.2 11 173 2.8 16 3,148 52.1% 49 6,037 100
  40 3,338 26.9 6 2,092 16.8 27 636 5.1 27 6,330 51.0% 100 12,396 100

注(1)  (独)は独立行政法人の略である。
注(2)  構成比は、研修生数の合計に占める各研修期間ごとの研修生数の割合である。

別表8
 研修生受入事業の実施体制の状況(平成18、19両年度)
(単位:件、人、%)

省等 年度 直轄 委託 請負 補助
研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比 研修の数 研修生数 左の構成比
文部科学省 平成18年度 0 0 0 0 0 0 3 19 40.4 1 28 59.5 4 47 100
19年度 0 0 0 0 0 0 3 19 41.3 1 27 58.6 4 46 100
厚生労働省 18年度 1 8 1.5 5 289 54.7 0 0 0 2 231 43.7 8 528 100
19年度 1 12 2.5 5 271 56.4 0 0 0 2 197 41.0 8 480 100
農林水産省 18年度 0 0 0 2 42 18.6 0 0 0 13 183 81.3 15 225 100
19年度 0 0 0 2 41 19.6 0 0 0 12 168 80.3 14 209 100
経済産業省 18年度 0 0 0 5 283 5.2 0 0 0 9 5,133 94.7 14 5,416 100
19年度 0 0 0 5 252 4.8 0 0 0 10 4,937 95.1 15 5,189 100
国土交通省 18年度 0 0 0 1 8 7.8 1 2 1.9 3 92 90.1 5 102 100
19年度 0 0 0 1 8 8.3 1 2 2 3 86 89.5 5 96 100
小計 18年度 1 8 0.1 13 622 9.8 4 21 0.3 28 5,667 89.6 46 6,318 100
19年度 1 12 0.1 13 572 9.5 4 21 0.3 28 5,415 89.9 46 6,020 100
(独)日本貿易振興機構 18年度 5 41 100 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 41 100
19年度 2 15 88.2 1 2 11.7 0 0 0 0 0 0 3 17 100
18年度 6 49 0.7 13 622 9.7 4 21 0.3 28 5,667 89.1 51 6,359 100
19年度 3 27 0.4 14 574 9.5 4 21 0.3 28 5,415 89.6 49 6,037 100
  9 76 0.6 27 1,196 9.6 8 42 0.3 56 11,082 89.3 100 12,396 100

注(1)  (独)は独立行政法人の略である。
注(2)  構成比は、研修生数の合計に占める直轄、委託、請負、及び補助の研修生数の割合である。

別表9
 実務研修を含む研修の実施状況(平成18、19両年度)

省等 年度 研修の数 研修生数 実務研修を含む研修 実務研修を含まない研修
研修の数 研修生数 割合 研修期間 研修の数 研修生数 割合 研修期間
(A) (B) C=B/A (D) E=D/A
(人) (人) (%) (日) (人) (%) (日)
文部科学省 平成18年度 4 47 0 0 0 4 47 100 6〜46
19年度 4 46 0 0 0 4 46 100 6〜32
厚生労働省 18年度 8 528 1 214 40.5 152 7 314 59.4 12〜224
19年度 8 480 1 183 38.1 159 7 297 61.8 12〜224
農林水産省 18年度 15 225 4 94 41.7 55〜326 11 131 58.2 8〜216
19年度 14 209 4 109 52.1 48〜325 10 100 47.8 8〜216
経済産業省 18年度 14 5,416 4 3,050 56.3 59〜139 10 2,366 43.6 5〜15
19年度 15 5,189 5 2,770 53.3 94〜349 10 2,419 46.6 5〜40
国土交通省 18年度 5 102 1 40 39.2 180 4 62 60.7 11〜404
19年度 5 96 1 38 39.5 180 4 58 60.4 11〜404
小計 18年度 46 6,318 10 3,398 53.7 55〜326 36 2,920 46.2 5〜404
19年度 46 6,020 11 3,100 51.4 48〜349 35 2,920 48.5 5〜404
(独)日本貿易振興機構 18年度 5 41 0 0 0 5 41 100 7〜100
19年度 3 17 0 0 0 3 17 100 8〜103
18年度 51 6,359 10 3,398 53.4 55〜326 41 2,961 46.5 5〜404
19年度 49 6,037 11 3,100 51.3 48〜349 38 2,937 48.6 5〜404
  100 12,396 21 6,498 52.4 55〜349 79 5,898 47.5 5〜404

(注)
 (独)は独立行政法人の略である。


別表10
 研修生の選定方法(平成18、19両年度)

省等 年度 研修の数   研修生の選定方法
左のうち実務研修を含む研修 派遣国の省庁等の国・地方の機関に所属している者から選定
(A)
  委託先又は補助先の関連団体に所属している者から選定
(B)
  (B)以外の民間会社に所属している者から選定
(C)
  試験の実施による選定   公募による選定   その他   (A+B+C)
左のうち実務研修を含む研修 左のうち実務研修を含む研修 左のうち実務研修を含む研修 左のうち実務研修を含む研修 左のうち実務研修を含む研修 左のうち実務研修を含む研修
文部科学省 平成18年度 4 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
19年度 4 0 3 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3
厚生労働省 18年度 8 1 3 1 4 0 3 1 0 0 0 0 0 0 8
19年度 8 1 3 1 4 0 3 1 0 0 0 0 0 0 8
農林水産省 18年度 15 4 8 1 0 0 7 2 0 0 2 0 2 1 13
19年度 14 4 8 1 0 0 6 2 0 0 2 0 2 1 12
経済産業省 18年度 14 4 6 1 1 0 5 1 1 0 9 4 6 1 8
19年度 15 5 5 1 1 0 5 1 0 0 11 5 7 1 7
国土交通省 18年度 5 1 2 0 0 0 2 1 2 1 0 0 0 0 4
19年度 5 1 2 0 0 0 2 1 2 1 0 0 0 0 4
小計 18年度 46 10 21 3 5 0 17 5 3 1 13 4 8 2 35
19年度 46 11 21 3 5 0 16 5 2 1 14 5 9 2 34
(独)日本貿易振興機構 18年度 5 0 2 0 1 0 3 0 0 0 0 0 0 0 5
19年度 3 0 1 0 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3
18年度 51 10 23 3 6 0 20 5 3 1 13 4 8 2 40
19年度 49 11 22 3 6 0 18 5 2 1 14 5 9 2 37
  100 21 45 6 12 0 38 10 5 2 27 9 17 4 77

注(1)  (独)は独立行政法人の略である。
注(2)  複数回答のため、各項目の数値を合計しても研修の数と一致しない場合がある。なお、A+B+Cの数は純計である。
注(3)  「その他」は、国際機関による選定等などである。