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  • 国会からの検査要請事項に関する報告(検査要請)|
  • 会計検査院法第30条の3の規定に基づく報告書|
  • 平成22年10月

在外公館に係る会計経理に関する会計検査の結果について


30 在チェンナイ日本国総領事館

○在外公館の概要
(1) 事実上の開設日 昭和41年2月7日
(2) 位置(国名 都市名) インド チェンナイ
(3) 施設の状況 事務所:国有(土地はリース権) 公邸:国有(土地はリース権)
(4) 職員等の数 (人)
  区分 定員
(平成21年度)
現員
(平成21年7月1日現在)
外務公務員(研修員を除く) 8 7
  うち出向者 - 1
専門調査員 1 1
派遣員 1 1
現地職員 23 23
公邸料理人 0 1
合計 33 33
(5) 収入及び支出の状況(平成20年度) (円)
  歳入金 徴収決定済額 収納済歳入額 不納欠損額 収納未済歳入額
14,721,129 14,721,129 0 0
前渡資金 交付額 支払済額 残額 返納年月日
132,572,617 128,178,525 4,394,092 平成22年2月4日
(6) 会計事務の体制(平成22年1月1日現在)
  班の体制:官房班 人数 会計担当者としての平均経験年月 本省会計課等での平均経験年月
会計担当者(正) 1人 1年4か月 0年
会計担当者(副) 1人 1年7か月 0年
(7) 査察実施実績(平成16年4月〜21年12月)
  査察実施期間
平成19年9月28日 平成19年10月4日
- -
○検査結果の概要
(1) 会計事務の体制の状況
 ・立替払によるタクシーの使用について、事前決裁の手続の整備が十分でなかった。
(2) 資金の受入、保管等の状況
 ・特になし
(3) 収入及び支出に係る会計処理の状況
 ・領事手数料の収入金領収証を受払簿により管理していなかった。
 ・契約金額が200万円を超える契約について、検査調書を作成していなかった。
 ・契約金額が200万円以下の契約について、検査完了の事績を書面で明らかにしていなかった。
 ・前渡資金の残額を翌年度2月以降に返納していた。
(4) 施設及び物品の管理等の状況
 ・リース物品を物品管理簿に記録していなかった。
 ・取得から1年以上が経過した贈呈品を払い出すことなく保有していた。
(5) 監査の実施状況
 ・特になし