特別会計名 | 特定国有財産整備特別会計(平成22年度以降は財政投融資特別会計特定国有財産整備勘定) | 所管府省名 | 財務省、国土交通省 | 設置等年度 | 平成19年度 | 分類 | 行政的事業 | |||||||||||||||
設置目的 | 国有財産の適正かつ効率的な活用を図るため庁舎等その他の施設の用に供する特定の国有財産の整備を計画的に実施し、その経理を明確にするため | 勘定 | - | |||||||||||||||||||
特別会計の歳入歳出額の推移等 | 歳入額 |
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平成17年度 | 18年度 | 19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | ||||||||||||||
歳入予算額 | 681億円 | 744億円 | 326億円 | 1879億円 | 1233億円 | 1039億円 | ||||||||||||||||
収納済歳入額(A) | 930億円 | 1081億円 | 1969億円 | 1921億円 | 1684億円 | 1456億円 | ||||||||||||||||
一般会計からの繰入額(B) | 50億円 | 39億円 | 39億円 | 39億円 | 39億円 | - | ||||||||||||||||
(B/A) | (5.4%) | (3.6%) | (2.0%) | (2.0%) | (2.3%) | - | ||||||||||||||||
特定財源の額(C) | - | - | - | - | - | - | ||||||||||||||||
(C/A) | - | - | - | - | - | - | ||||||||||||||||
歳出額 | 歳出予算現額(D) | 683億円 | 746億円 | 326億円 | 967億円 | 758億円 | 567億円 | |||||||||||||||
支出済歳出額(E) | 657億円 | 717億円 | 304億円 | 730億円 | 334億円 | 374億円 | ||||||||||||||||
(支出率 E/D) | (96.2%) | (96.1%) | (93.2%) | (75.4%) | (44.0%) | (65.9%) | ||||||||||||||||
繰越額(F) | 2億円 | - | 10億円 | 112億円 | 115億円 | 105億円 | ||||||||||||||||
(繰越率 F/D) | (0.2%) | - | (3.2%) | (11.6%) | (15.2%) | (18.6%) | ||||||||||||||||
不用額(G) | 23億円 | 29億円 | 11億円 | 124億円 | 308億円 | 87億円 | ||||||||||||||||
(不用率 G/D) | (3.4%) | (3.8%) | (3.5%) | (12.8%) | (40.6%) | (15.3%) | ||||||||||||||||
剰余金 | 剰余金(H)=(A)-(E) | 273億円 | 364億円 | 1665億円 | 1191億円 | 1349億円 | 1081億円 | |||||||||||||||
(剰余金率 H/A) | (29.3%) | (33.6%) | (84.5%) | (61.9%) | (80.1%) | (74.2%) | ||||||||||||||||
特別会計に関する法律に規定されている剰余金の処理方法 | 翌年度の歳入に繰入れ、一般会計の歳入に繰入れ | |||||||||||||||||||||
積立金等の年度末残高 | ||||||||||||||||||||||
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平成21年度特別会計財務書類のうち貸借対照表における特別会計に帰属する資産及び負債の状況 | <資産の部> | <負債の部> | ||||||||||||||||||||
〔1〕 現金・預金 | 1349億円 | 〔1〕 政府短期証券 | - | |||||||||||||||||||
〔2〕 有形固定資産 | 0億円 | 〔2〕 借入金 | 24億円 | |||||||||||||||||||
〔3〕 出資金 | - | 〔3〕 公債 | - | |||||||||||||||||||
〔4〕 その他の資産 | 2030億円 | 〔4〕 その他の負債 | 587億円 | |||||||||||||||||||
負債合計 | 611億円 | |||||||||||||||||||||
<資産・負債差額の部> | ||||||||||||||||||||||
資産合計 | 3380億円 | 資産・負債差額 | 2768億円 | |||||||||||||||||||
剰余金の推移等の状況 | ||||||||||||||||||||||
歳入で、18年度、19年度及び21年度の国有財産売却収入の収納済歳入額が歳入予算額よりも多かったこと、歳出で、20年度以降の特定国有財産整備費の支出済歳出額が歳出予算現額を大きく下回ったことから、多額の剰余金が発生している。特に、19年度では、国有財産売却収入を歳入予算で206億円と見込んでいたところ、収納済歳入額は1556億円となり、1665億円の剰余金が発生している。この剰余金の全額を翌年度の歳入に繰り入れるなどしているため、20年度は1191億円、21年度は1349億円、22年度は1081億円の剰余金がそれぞれ発生している。 |
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積立金等の推移等の状況 | ||||||||||||||||||||||
本特別会計に積立金等は設置されていない。 |
支出済歳出額の推移表(特定国有財産整備特別会計)
(単位:百万円、%)
使途別分類名 | 目名 | 平成17年度 | 18年度 | 19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 対17年度比(増減) | |
増減額 | 増減率 | ||||||||
旅費 | 外国旅費 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | - | △ 2 | △100.0 |
施設施工旅費 | 3 | 2 | 4 | 9 | 14 | 11 | 7 | 217.0 | |
職員旅費 | 9 | 11 | 11 | 10 | 8 | 4 | △5 | △55.2 | |
旅費 計 | 15 | 16 | 18 | 22 | 23 | 15 | 0 | 0.4 | |
物件費 | 施設施工庁費 | 125 | 50 | 367 | 2,013 | 1,279 | 1,194 | 1,069 | 854.3 |
情報処理業務庁費 | - | - | 9 | 10 | 11 | 8 | 8 | - | |
庁費 | 989 | 733 | 622 | 976 | 686 | 679 | △310 | △31.3 | |
通信専用料 | 15 | 16 | 0 | - | - | - | △ 15 | △100.0 | |
物件費 計 | 1,131 | 800 | 999 | 3,003 | 1,977 | 1,882 | 751 | 66.3 | |
施設費 | 特定施設整備費 | 4,309 | 3,598 | 8,605 | 41,821 | 30,460 | 33,904 | 29,595 | 686.8 |
施設費 計 | 4,309 | 3,598 | 8,605 | 41,821 | 30,460 | 33,904 | 29,595 | 686.8 | |
他会計へ繰入 計 | 60,156 | 67,284 | 20,672 | 28,077 | 926 | 824 | △59,331 | △98.6 | |
その他 | 賠償償還 及払戻金 | 113 | 32 | 117 | 72 | 46 | 847 | 734 | 647.2 |
その他 計 | 118 | 37 | 118 | 117 | 49 | 847 | 729 | 617.2 | |
特定国有財産整備特別会計 合計 | 65,729 | 71,737 | 30,413 | 73,042 | 33,437 | 37,474 | △28,255 | △42.9 | |
特定国有財産整備特別会計 合計 (他会計へ繰入を除いた合計) | 5,573 | 4,452 | 9,741 | 44,965 | 32,510 | 36,649 | 31,075 | 557.5 |
支出済歳出額の推移の分析 | |
<特徴> この会計は、庁舎等その他の施設の用に供する特定の国有財産の適正かつ効率的な活用を図るために定められた特定国有財産整 備計画の実施による特定の国有財産の取得及び処分に関する経理を明確にするため設置されていたが、22年度に一般会計に統合さ れたことに伴い、21年度末までに完了していない事業の経理を行うため、事業終了までの経過措置として財政投融資特別会計に特定国有財産整備勘定が設けられている。 17年度以降の支出済歳出額は、物件費が年度によって増減しているが、施設費は20年度以降多額となっている。施設費が多額となった要因は、19年度以降、中央防災会議の提言を受けた地震防災機能を発揮するために必要な合同庁舎等の整備が始まり、特定施設整備費の支出が20年度から本格化したことによる。また、施設費が多額となるのに伴い、物件費の中で、主に庁舎等の整備事業に係る設計及び工事監督経費を内容とする施設施工庁費も連動して多額となっている。 |