ページトップ
  • 国会からの検査要請事項に関する報告(検査要請)|
  • 会計検査院法第30条の3の規定に基づく報告書|
  • 平成24年1月

大規模な治水事業(ダム、放水路・導水路等)に関する会計検査の結果について


41 比地ダム

ダムの概要
事業主体 沖縄総合開発 水系河川名 比地川水系比地川
事業名 沖縄北西部総合開発 所在地 沖縄県国頭郡国頭村
目的・必要性 洪水調節 流水の正常な機能の維持 かんがい用水 水道用水 工業用水 発電
     
規模等 ダム型式 重力式コンクリートダム 経過年数
堤高(m) 52.5
堤頂長(m) 160.0 実施計画調査着手年度
湛水面積(km2 0.12
集水面積(km2 6.5 建設事業着手年度
総貯水容量(m3 1,620,000
事業の根拠
検証対象となるダム建設事業に区分されたもの  
平成22年4月1日時点の段階等 調査・地元説明 生活再建工事 転流工工事 本体工事 既存施設の機能増強
         
平成22年度末までの執行済事業費(千円)

計画の経緯等
名称 当初計画
策定年月
計画事業費
(億円)
事業期間






河川管理者
利水者
  水道用水
工業用水
発電
かんがい用水
変更内容

事業評価の実施状況
名称 第1回再評価 第2回再評価 第3回再評価 第4回再評価
評価実施年度 大保ダムと同じ 平成22年度
総便益(B) (百万円) 133,158
総費用(C) (百万円) 70,363
費用便益比(B)/(C) 1.9
対応方針 見直し継続
(着手しない。)

不特定容量の便益の算定及び計上方法
不特定容量の便益を算定しているもの
身替り建設費を推定して便益を算定 CVM等により便益を算定
ダム整備期間中の各年度に割り振って計上して現在価値化 ダム完成後の評価期間等の各年度に割り振って計上して現在価値化 そのまま計上
     

検査結果の概要

(1) 事業の目的、必要性等についての検討の状況

・特になし。

(2) 事業の実施状況

・着手していない。

(3) 事業費の推移及び事業計画の変更等に伴う見直し等の状況

・特になし。

(4) 事業再評価時における投資効果等の検討の状況

・本ダム、大保ダム及び奥間ダムを合わせて費用対効果分析を実施している。
・対応方針については、沖縄北西部河川総合開発事業として「見直し継続」としているが、本ダムについては、沖縄県から沖縄振興特別措置法第107条に基づく申請がなされる予定がないことから「着手しない」としている。