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  • 昭和24年度|
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売掛金の整理が著しく不一良なもの油


(723) 売掛金の整理が著しく不良なもの

 油糧配給公団関西支部で、昭和24事業年度決算に計上した売掛金は406,848,571円であるが、その整理が著しく不良であつて、本院会計実地検査の結果判明したものだけでも正当額と認められないものが左のとおりある。

(1) 広島油糧株式会社外51口座に売掛金の入金が過剰の計算になつたとして、86,191,758円を漫然吉原製油株式会社の売掛金口座に入金整理している。

(2) 帝国繊維株式会社外20口座分において、売掛金重複計上となつた33,454,309円をゆえなく大豆及び食糧の諸掛経費に振り替えている。

(3) 23年9月に大阪食糧工業株式会社に売り渡した脱脂大豆粉の代金1,744,466円は同会社が24年3月に払い込んだものであるのに、これを関西脱脂糧穀株式会社の売掛金口座に入金整理し、大阪食糧工業株式会社の売掛金はそのままとしている。