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  • 昭和25年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第4節 各所管別の不当事項及び是正事項|
  • 第2 総理府

(終戦処理関係の分)


(終戦処理関係の分)

終戦処理事業費の昭和25年度支出済額は956億4千余万円で、184億8千1百余万円を翌年度に繰り越し、59億8千8百余万円を不用額としている。
 右支出済額のうちおもなものは労務費446億1千2百余万円、役務関係経費290億2千9百余万円及び需品費192億1千1百余万円であつて、これを前年度に比べると労務費及び需品費は増加し、役務関係経費は著しく減少している。
 しかして、これらの経理は労務費の支給については改善されたものもあるが、役務の提供、物品の調達に当り契約又は検収適当を欠いた事例が多く、そのうち不当と認めた事項は次のとおりである。