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  • 昭和25年度|
  • 第3章 政府関係機関その他の団体の会計|
  • 第2節 各団体別の不当事項及び是正事項|
  • 第1 日本専売公社|
  • 不当事項|
  • 財務諸表

資産の部 たな卸資産


(1008) 資産の部 たな卸資産

(1) 本社で、中央研究所からの提出資料が誤つていたため香素及び香料3,559,543円が材料品勘定から脱漏したものがある。

(2) 大阪地方局で、神戸支局取扱の輸入原塩の回送払出又は包装塩に組替の際判明した貯蔵中の減耗又は購入の際における受入数量の過不足分についての処理が適切にされていなかつたため、輸入原塩1,428,738キログラム価額7,057,965円のものが簿外品となつており、したがつて、それだけ塩勘定に計上もれとなつている。

(3) 同地方局で、神戸支局取扱の輸入原塩を包装したもののうち、1,183,200キログラム分について組替整理をしなかつたため、価額1,064,880円が塩勘定から脱漏していた。

(4) 本社で、中央研究所からの提出資料が誤つていたため、香素460,000円を材料品勘定に重複計上していたものがある。

(5) 仙台地方局で、昭和25年8月水害のため汚損した保管中の内地塩及び輸入塩177,110キログラムについて評価損の整理をしていなかつたため、塩勘定において445,772円が過大計上となつている。

(6) 福岡地方局で、仕掛品勘定において、24年度末仕掛品を誤つて加算したなどのため、12,426,706円が過大計上となつている。