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  • 昭和25年度|
  • 第3章 政府関係機関その他の団体の会計|
  • 第2節 各団体別の不当事項及び是正事項|
  • 第2 日本国有鉄道|
  • 不当事項|
  • 財務諸表|
  • 資産勘定

固定資産勘定の貸借記入を重複し又は脱漏していたもの


(1045) 固定資産勘定の貸借記入を重複し又は脱漏していたもの

地方経理事務所
(決算箇所)
過誤の内容 金額 処理の状況

釧路

新猿間川橋梁新設工事費の一部及び倉庫等を財産から脱漏し、又は建物改築に当り旧財産を誤つて除却していたもの

14,113,455

26年5月から9月までの間に鉄道施設に計上
釧路工場外2箇所で撤去済の機械諸設備等を除却せずそのまま計上していたり又は橋梁新設工事費について重複計上していたもの 2,533,718 26年5月及び8月1部鉄道施設から除却
札幌 風雪害のため倒壊滅失した礼文駅建物外2件を除却せずそのまま計上していたもの 262,244 26年7月鉄道施設から除却
秋田 院内外3駅の分岐器更換工事費を重複計上していたもの 155,539 26年5月〃
大鰐砕石場の施設を財産から脱漏していたもの 669,828 26年7月鉄道施設に計上
仙台 白河、郡山間重軌条更新更換工事外1件を未竣功施設に重複計上していたもの 18,356,542 26年8月未竣功施設から減額
福島、米沢間重軌条更新更換工事外12件を未竣功施設に計上していなかつたもの 3,302,183 26年8月未竣功施設に計上
新潟 売却済の長岡市所在の土地を除去せずそのまま計上していたもの 60,900 26年1月雑施設から除却
高崎 宇都宮管理部廃止に伴い撤去した通信設備外19件を除却せずそのまま計上していたもの 1,100,307 26年7月鉄道施設から除却
富田、足利間、新袋川橋梁径間拡張工事費を脱漏していたもの 2,259,155 26年4月及び7月鉄道施設に計上
水戸 高萩、南中郷間切取法面災害復旧工事費を過少に計上していたもの 207,100 26年8月鉄道施設に計上
第二久慈川橋梁の橋脚根固工事の既成部分が流失したのを除却せずそのまま計上していたもの 998,056 26年7月鉄道施設から除却
千葉 茂原駅講内瓦斯側線有効長延伸工事外13件の工事費を過少に計上していたもの 206,338 26年6月から9月までの間に鉄道施設に計上
両国、千葉間タイプレート敷設工事で給料及び人夫賃を損益勘定支弁の随修工事に転用したのにこれを財産価額に計上していたもの 90,804 26年11月鉄道施設から除却
東京 利根川橋梁扛上工事等の完成高を未竣功施設に過大に計上していたもの 103,551 26年9月未竣功施設から除却
横須賀、衣笠間法面改良工事外11件の工事費のうち材料費又は工事附帯費を脱漏していたもの 3,819,593 26年9月鉄道施設又は未整理資産に計上
大阪 姫路電力区でボール盤外2点を簿外に保有していたもの 126,000 26年5月鉄道施設に計上
広島 広島印刷工場倉庫外1件の工事費を過少に計上していたもの 600,000 26年1月工場施設に計上
大分 土地の価額を取得価額以上に計上していたもの 172,058 26年6月鉄道施設から除却
大分車電区で発電機試験装置修繕工事費のうち材料費等を脱漏していたもの 394,200 26年6月鉄道施設に計上
熊本 災害復旧した球磨川駅貨物上家について旧財産価額を除却していなかつたもの 130,076 26年6月及び9月鉄道施設から除却