昭和26年度歳入歳出決算は、27年11月29日本院においてこれを受領し、その検査を了して27年12月31日内閣に回付した。
一般会計決算額及び各特別会計決算額の総計は左のとおり
一般会計 | 特別会計(34) | 総計 | |
歳入 | 百万円 895,482 |
百万円 1,400,083 |
百万円 2,295,565 |
歳出 | 749,837 | 1,275,068 | 2,024,905 |
歳入超過 | 145,644 | 125,014 | 270,659 |
であつて、一般会計の歳入超過は1456億4千4百余万円に上り、これを前年度の歳入超過834億9千7百余万円に比べると621億4千7百余万円の増加を示している。
又、各会計間の重複額等を控除し、純計額を概算するときは、歳入1兆6532億円、歳出1兆5952億円で、前年度に比べ歳入において3359億円、歳出において2061億円の減少となつている。