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  • 昭和26年度|
  • 第3章 政府関係機関の会計|
  • 第2節 各政府関係機関別の不当事項及び是正事項

日本専売公社


第1 日本専売公社

(事業損益について)

 昭和26年度における事業益金は、たばこ事業1298億3千8百余万円、塩事業27億5千4百余万円、しよう脳事業9千7百余万円計1326億9千余万円で、前年度に比べ156億3千4百余万円(比率にして13%)の増加であり、そのうち国庫に納付した益金は1188億3千7百余万円で、前年度に比べ50億1千6百余万円の増加、本年度の予定納付金に比べ12億5千1百余万円の増加である。

(財務諸表について)

 26年度決算は、前記のとおり132,690,929,561円の利益となつているが、本院会計検査の結果その修正を要すると認められるものが左のとおりあり、これによつて修正計算したとすれば、26年度の利益金は132,832,606,379円となる。

決算箇所 過誤の内容 金額

本社外1箇所

たな卸資産の計上をもらしたもの

9,024,107
本社外8箇所 固定資産の計上をもらしたもの 99,079,135
本社外1箇所 固定資産を過大に計上したもの △3,816,884
東京地方局外1箇所 無形資産の計上をもらしたもの 36,108,320
徳島地方局 減価償却費を過大に計上したもの 1,282,138
差引 141,676,817