昭和27年度歳入歳出決算は、28年11月30本院においてこれを受領し、その検査を了して28年12月25日内閣に回付した。
一般会計決算額および各特別会計決算額の総計は左のとおり
一般会計 | 特別会計(35) | 総計 | |
歳入 | 百万円 1,078,804 |
百万円 1,349,980 |
百万円 2,428,785 |
歳出 | 873,942 | 1,213,628 | 2,087,570 |
歳入超過 | 204,862 | 136,352 | 341,214 |
であって、一般会計の歳入超過は2048億6千2百余万円に上り、これを前年度の歳入超過1456億4千4百余万円に比べると592億1千7百余万円の増加を示している。
また、各会計間の重複額等を控除し、純計額を概算するときは、歳入1兆7811億円、歳出1兆6610億円で、前年度に比べ歳入において1278億円、歳出において658億円の増となっている。