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  • 昭和27年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第4節 各所管別の不当事項および是正事項|
  • 第13 労働省|
  • 是正させた事項|
  • 未収金

労働者災害補償保険保険料等の徴収不足を是正させたもの


(1612)−(1618) 労働者災害補償保険保険料等の徴収不足を是正させたもの

(労働者災害補償保険特別会計) (款)保険料収入 (項)保険料収入

(同) (款)雑収入 (項)雑収入

 労働者災害補償保険の適用事業場は全国で約37万2,000あり、そのうち1,378事業場について調査した結果、保険料および追徴金についての徴収不足を是正させたものは200事業場で12,078,698円あり、そのうち1事項10万円以上のものを労働基準局ごとに集計すると左のとおり7件9,471,648円である。

 右のような徴収不足をきたしたのは、保険料算定の基礎となる賃金についての事業主の調査または他の関係機関との連絡が十分でなかったことがおもな原因と認められる。

 

労働基準局

徴収不足

納付義務者

保険料 追徴金

(1612)

茨城 

926,595
 

92,660
 

1,019,255
 

東京電力株式会社茨城支店ほか1事業場
(1613) 神奈川 1,579,634 157,964 1,737,598 藤木企業株式会社ほか3事業場
(1614) 大阪 287,949 28,795 316,744 株式会社淀川製鋼所
(1615) 徳島 153,989 15,399 169,388 四国電力株式会社徳島支店
(1616) 愛媛 156,490 15,649 172,139 阪南工業株式会社
(1617) 長崎 5,339,935 533,993 5,873,928 三菱鉱業株式会社崎戸鉱業所ほか3事業場
(1618) 鹿児島 165,996 16,600 182,596 神岡鉱業株式会社串木野鉱業所
 

8,610,588 861,060 9,471,648