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  • 昭和27年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第4節 各所管別の不当事項および是正事項|
  • 第14 建設省|
  • 不当事項|
  • (一般会計)|
  • 工事

工事の施行にあたり予備品を多量に納入させたもの


(1639) 工事の施行にあたり予備品を多量に納入させたもの

(総理府) (組織)保安庁 (項)警察予備隊施設費

 九州地方建設局で、昭和27年6月保安隊竹松、大村両部隊の汽かん新設工事(竹松部隊分つねきちCD−50型2基工事費9,263,000円、大村部隊分つねきちCD−75型3基工事費17,943,000円)を田熊汽缶製造株式会社に請け負わせ施行するにあたり、後日の予備品として工事に使用する数量と同数量の異型耐火れんが約16トン、耐火鞘5基分価額979,200円のものを工事設計額に積算し、これを納入させているが、この種物品はいずれも短時日の使用で取替えを要するものではなく、また、必要に応じ購入することも困難とは認められないから常置すべき予備品としては多量に過ぎるものと認められる。