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  • 昭和27年度|
  • 第3章 政府関係機関の会計|
  • 第2節 各政府関係機関別の不当事項|
  • 第3 日本電信電話公社(電気通信事業特別会計を含む。)|
  • 不当事項|
  • 不正行為

職員の不正行為に因り国に損害を与えたもの


(1812)−(1813) 職員の不正行為に因り国に損害を与えたもの

 電気通信省施設局建設部ほか3箇所(注) で、昭和25年3月から27年5月までの間に、関係職員により、支払関係書類を偽造行使するなどの方法により歳入金、歳出金等を領得されたものが2,278,610円(うち28年9月末現在補てんされた額383,771円)あるが、そのうち1事項50万円以上のものをあげると左のとおり2件1,705,276円(うち28年9月末現在補てんされた額189,641円)である。

(注)  電気通信省施設局建設部(戎局分局開始工事)、関東電気通信局管内東京市外電話局、九州電気通信局管内佐世保電気通信管理所、同局管内延岡電報電話局

庁名

不正行為をした職員 不正行為期間 不正行為金額
年月

(1812)

電気通信省施設局建設部
 (戎局分局開始工事)
資金前渡官吏
電気通信事務官
 渡瀬某
27.3

855,276

(1813) 九州電気通信局管内佐世保電気通信管理所 分任繰替払等出納官吏
電気通信事務官
 松瀬某ほか1名
25.7から
27.4まで
850,000

1,705,276