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  • 昭和28年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第4節 各所管別の不当事項および是正事項|
  • 第11 労働省|
  • (失業保険特別会計)|
  • 是正させた事項|
  • 未収金

失業保険保険料等の徴収不足を是正させたもの


(2022)−(2029) 失業保険保険料等の徴収不足を是正させたもの

(款)保険料収入 (項)保険料収入 ほか1科目

 失業保険の適用事業所は全国で約23万あり、そのうち1,343事業所について調査した結果、保険料および追徴金についての徴収不足を是正させたものは104事業所で7,028,419円あり、このような徴収不足をきたしたのは、保険料算定の基礎となる賃金についての事業主の調査または他の関係機関との連絡が十分でなかったことがおもな原因と認められる。
 前記の徴収不足のうち、1事項10万円以上のものを府県ごとに集計すると左のとおり8件4,074,984円である。

  府県名 徴収不足 納付義務者
保険料 追徴金  

(2022)

福島県

118,093

11,780

129,873

日本鉱業株式会社高玉鉱業所
(2023) 群馬〃 481,468 48,080 529,548 北海道硫黄株式会社小串鉱業所ほか1事業所
(2024) 三重〃 228,023 22,740 250,763 三岐鉄道株式会社ほか1事業所
(2025) 大阪府 108,683 10,810 119,493 広栄化学工業株式会社
(2026) 福岡県 1,239,471 123,700 1,363,171 西日本鉱業株式会社大和炭鉱ほか2事業所
(2027) 佐賀〃 1,260,504 125,810 1,386,314 佐賀新聞社ほか4事業所
(2028) 熊本〃 123,104 12,260 135,364 日本通運株式会社三角支店
(2029) 大分〃 145,898 14,560 160,458 大分合同新聞社
  3,705,244 369,740 4,074,984