昭和29年度歳入歳出決算は、30年11月10日本院においてこれを受領し、その検査を了して30年12月14日内閣に回付した。
一般会計決算額および各特別会計決算額の総計は、左のとおり
一般会計 | 特別会計(33) | 総計 | |
歳入 | 百万円 1,185,060 |
百万円 1,660,131 |
百万円 2,845,192 |
歳出 | 1,040,761 | 1,522,006 | 2,562,767 |
歳入超過 | 144,298 | 138,125 | 282,424 |
であって、一般会計の歳入超過は1442億9千8百余万円に上り、これを前年度の歳入超過2018億5千5百余万円に比べると575億5千6百余万円の減少を示している。
また、各会計間の重複額および前年度からの繰越等を控除し、純計額を概算するときは、歳入2兆0147億円、歳出2兆0047億円で、前年度に比べると歳入において360億円、歳出において882億円の増となっている。