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  • 昭和30年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第5節 各所管別の不当事項および是正事項|
  • 第9 運輸省|
  • (一般会計)|
  • 不当事項|
  • 予算経理

経理のびん乱しているもの


(1947)−(1950) 経理のびん乱しているもの

(組織)運輸省地方官署 (項)陸運局

 群馬県陸運事務所ほか三陸運事務所で、正規の手続によらないで経理をし、庁費、旅費等から架空の名義によりもしくは正当支払額に付増しして支払ったり、または民間からの寄付金を合わせるなどして資金をねん出し、これを別途に経理して旅費、接待費、会議費、物品購入代、臨時職員給料等に使用しているものが左のとおり4件1,636,006円ある。


庁名 ねん出 使用 実地検査当時手元保有高


期間 金額 科目等 期間 金額 使途 (実地検査年月)

(1947)

群馬県陸運事務所
年月
27,2から
31,3まで

881,914

車検用庁費、車両検査旅費等
年月
27,4から
31,3まで

723,424

旅費として分配金、接待費、物品購入代、臨時職員給料等

158,490
(31,3)
(1948) 神奈川県〃 28,4から
31,3まで
366,307 土地建物借料、寄付金等 28,6から
31,1まで
318,252 会議費、物品購入代等 48,055
(31,3)
(1949) 静岡県〃 30,5から
31,3まで
266,100 車両検査旅費等 30,5から
31,3まで
250,500 旅費として分配金、接待費 15,600
(31,3)
(1950) 大分県〃 30,3から
31,3まで
121,685 庁費等 30,3から
31,4まで
121,685 接待費、会議費等 0
(31,4)


1,636,006

1,413,861
222,145