(組織)農林本省 (項)土地改良事業費
農林省信濃川左岸農業水利事業所で、昭和30年4月から31年11月までの間に、正規の経理をすることなく工事費から架空の人夫賃等の名義により支払に立てるなどの方法により229,200円の資金をねん出し、これに請負工事の出来形が不良となっていたり、工事費の積算が過大となっていることを事由として関係建設業者から収受した1,149,500円および別に信濃川土地改良区連合等から供与を受けた1,212,405円を合わせ2,591,105円を別途に保有して、うち683,380円を旅費に、592,600円を補償費に、318,000円を接待費に、258,000円を職員のレクリエーション経費に、698,505円を食糧費、宿舎借上料補助等に使用し、32年5月本院会計実地検査当時残額40,620円を現金で保有していた。