昭和３４年度決算検査報告
昭和３４年度歳入歳出決算は、３５年１０月２４日本院においてこれを受領し、その検査を了して３５年１２月５日内閣に回付した。
一般会計決算額および各特別会計決算額の総計は、左のとおり
| 一般会計 | 特別会計（40） | 総計 | |
歳入 |
百万円 1,597,213 |
百万円 3,411,926 |
百万円 5,009,139 |
| 歳出 | 1,495,039 | 3,096,323 | 4,591,362 |
| 歳入超過 | 102,173 | 315,603 | 417,776 |
であって、一般会計の歳入超過は１０２１億７千３百余万円に上り、これを前年度の歳入超過１２２１億８千４百余万円に比べると２００億１千余万円の減少を示している。
また、各会計間の重複額および前年度剰余金受入等を控除し、純計額を概算するときは、歳入３兆１１６９億円、歳出２兆９１３６億円で、前年度に比べると歳入において３８７５億円、歳出において２８０２億円の増となっている。