ページトップ
  • 昭和34年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第5節 各所管別の事項|
  • 第3 大蔵省|
  • 不当事項|
  • 物件

加熱炉等の売渡しにあたり付属煙突が評価漏れとなっているもの


(12) 加熱炉等の売渡しにあたり付属煙突が評価漏れとなっているもの

(一般会計) (部)政府資産整理収入 (款)国有財産処分収入 (項)国有財産売払収入

 北海道財務局で、昭和34年5月、随意契約により株式会社日本製鋼所に継続貸付け中の室蘭市所在元室蘭海軍特設工場第四現業所の加熱炉等5個を価額23,741,300円で売り渡しているが、評定価格の算定にあたり、加熱炉に付属する鉄板製煙突1個の評価を漏らしたため約72万円が低額となっていると認められる。
 右は、評定価格を加熱炉等本体5個価格21,298,400円、これに付属する鉄板製煙突径1.87メートル高さ30メートルのもの2個価格1,441,600円、径1.89メートル高さ35.6メートルのもの1個価格1,001,300円計3個2,442,900円総額23,741,300円と算出しているが、右煙突のうち径1.87メートル高さ30メートルのものは実際は3個であるのに誤ってこれを2個として計算したもので、1個分720,800円が評価漏れとなっている。