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  • 昭和34年度|
  • 第2章 国の会計|
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  • 第6 農林省|
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土地改良事業費負担金の徴収が不足しているもの


(201) 土地改良事業費負担金の徴収が不足しているもの

(一般会計) (部)雑収入 (款)諸収入 (項)公共事業費負担金

 仙台農地事務局で、昭和32年度から34年度までの間に、泉田川農業水利事業に対する公共事業費負担金として42,267,478円(うち32,33両年度分22,967,833円)を山形県から徴収しているが、かんがい排水事業として施行すべきものを開拓事業として施行したため4,696,387円(うち32、33両年度分2,551,982円)が徴収不足となっている。
 右は、受益面積3,623町のうち3,373町をかんがい排水事業、250町を開拓事業として27年度に着工し、34年度までに599,310,462円の工事を施行し、そのうち32年度から34年度までの事業費470,007,923円に対して前記負担金を徴収したものである。
 しかしながら、右開拓事業として施行した250町は、本事業着工当時すでに耕作されていた民有地であることが32年に判明したのであるから、事業計画を変更しかんがい排水事業として施行すべきであったのに、その手続を行なわず開拓事業として施行したため、かんがい排水事業として施行した場合の負担金46,963,865円に比べて4,696,387円が徴収不足となっている。