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  • 昭和36年度|
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保険給付の適正を欠いたもの


(167) 保険給付の適正を欠いたもの

(厚生保険特別会計) (健康勘定) (項)保険給付費

 健康保険事業の昭和36年度における保険給付のうち傷病手当の現金給付が適正であるかどうかを検討するため、全国46都道府県の13保険課および184社会保険事務所のうち、北海道ほか25都府県における7保険課および99社会保険事務所管内で、傷病手当金受給者19,742人について調査したところ、実施機関側の事業所に対する調査指導が不十分なため、事業所から報酬を受けている者に対して傷病手当金を給付していたもの1,198人2,998,887円、被保険者資格を喪失し継続給付を受けられない者に対して傷病手当金を給付していたものなど16人147,500円計1,214人3,146,387円あり、これを都道府県ごとに集計すると次表のとおりである。

保険給付の適正を欠いたものの図1
保険給付の適正を欠いたものの図2