土地の貸付料が低廉と認められるもの

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（１９２）−（１９９）　土地の貸付料が低廉と認められるもの

（国有林野事業特別会計）　（国有林野事業勘定）　（款）国有林野事業収入　（項）雑収入

　国有林野事業特別会計所属の土地のうち、有償で貸し付けているものの貸付料算定の適否について、昭和３７年中、旭川ほか１１営林局管内の３４営林署につき２８５事項を実地に検査したところ、貸付料算出の基礎となる土地価格の評定にあたり、現地の状況を考慮しないで宅地として評価すべきものを山林として評価したり、近傍類似地の売買実例価格、固定資産税課税標準価格等を十分に調査しなかったりしたなどのため、土地の評定価格が著しく低価となっており、ひいて貸付料が低額と認められるものが札幌ほか４営林局管内の９営林署（注） において７３事項ある。いま、この貸付料年額１，６８３，９９８円を当局計算の妥当と認められる貸付料年額８，１１７，７６６円に比べると６，４３３，７６８円低額となり、うちその差額１事項２０万円以上のものをあげると次表のとおり８件４，３０４，９７０円である。

（注） 　次表に掲記した営林署のほか函館、花輪、村上、高田、延岡各営林署