農地開発機械公団の昭和36事業年度における事業は、篠津泥炭地域開発および八郎潟干拓建設両国営工事等に対する機械貸付け17地区、根釧パイロットファーム開拓農業協同組合等から受託した機械開墾工事70地区、地方公共団体等から受託した農地災害復旧工事等57地区を13億6335万余円で施行している。
36事業年度損益についてみると、事業損益は3010万余円の損失、事業外損益は2191万余円の利益で、差引き819万余円が当期純損失となっており、事業損失3010万余円は、国営工事等に対する機械貸付けにおいて1515万余円の利益をあげたが、一方、受託工事において4526万余円の損失となったため生じたものである。また、これを前事業年度の事業損失8451万余円、事業外利益880万余円、純損失7571万余円に比べると、事業損益において5441万余円の損失の減少となり、事業外損益において1310万余円が利益増加となったため、差引き純損益において6751万余円が損失減少となっている。