漁船再保険金の支払いにあたり処置当を得ないもの

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（２６９）−（２７５）　漁船再保険金の支払いにあたり処置当を得ないもの

（漁船再保険特別会計）　（普通保険勘定）　（項）漁船再保険費

　水産庁で、昭和３７年度中、漁船損害補償法（昭和２７年法律第２８号）に基づいて漁船保険組合５３組合に滅失、沈没、損傷その他の事故等による組合の支払保険金に対する普通再保険金２，３７８，４１２，５１５円を支出しているが、このうち北海道機船底曳網漁業漁船保険組合ほか１９組合に対する再保険金支払件数１７４事項１９５，０５９，５０３円について実地に検査したところ、組合の損害調査が十分でなくてん補額が過大に認定されているものをそのまま認めて再保険金を支払っているもの２４事項、保険引受以前の事故に対し再保険金を支払っているもの４事項および保険事故でないものに対して再保険金を支払っているもの３事項計３１事項１，７９６，７５８円あり、そのうち１事項１０万円以上のものをあげると次表のとおり７件１，０５０，３３２円である。