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  • 昭和37年度|
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保険給付の適正を欠いたもの


(556) 保険給付の適正を欠いたもの

(失業保険特別会計) (項)保険給付費

 失業保険事業における保険給付の適正を欠いた事例については、毎年度の検査報告に掲記して適正をはかるよう注意してきたところである。昭和38年においては、約80万人に達している一般失業保険の保険金受給者に対する給付の状況につき、全国690箇所の公共職業安定所等のうち札幌公共職業安定所ほか167箇所で、失業保険金受給者78,139人についてその適否を調査したところ、被保険者資格取得についての調査が不十分なため、受給者が再就職しているのにこれに対し保険金を支給したものが、帯広ほか73公共職業安定所において318人3,287,060円あり、これを都道府県ごとに集計すると次表のとおりである。

保険給付の適正を欠いたものの図1