都道県名 | |||||||
工事 | 事業主体 | 工事費 | 左に対する国庫補助金 | 左のうち37年度までの交付済額 | 工事費から除外すべき額 | 左に対する国庫補助金相当額 | |
うち38年度以降交付予定額中減額を要する額 | |||||||
円 | 円 | 円 | 円 | 円 | |||
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(276) | 北海道 | ||||||
上磯郡上磯町茂辺地漁港修築 | 北海道 | 4,787,917 | 3,280,316 | 3,280,316 | 312,000 | 234,000 | |
船揚場延長49メートル等の新設にあたり、船場場の張りコンクリートは陸上部分を配合比1:3:6で162立米、水中部分を立米当りセメント390キログラム使いで109立米を施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なコンクリートで施行したため工事費312,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(277) | 同 | ||||||
久遠郡大成村長磯漁港34年災害復旧 | 北海道 | 4,857,106 | 3,885,684 | 3,885,684 | 341,000 | 272,800 | |
護岸延長107メートルの復旧にあたり、コンクリート擁壁337立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長88メートル267立米は水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪い粗悪なコンクリートで施行したため工事費341,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(278) | 同 | ||||||
松前郡松前町清部漁港34年災害復旧 | 北海道 | 5,251,128 | 4,200,902 | 4,200,902 | 1,295,507 | 1,036,405 | |
護岸延長83メートルの復旧にあたり、擁壁の基礎コンクリート203立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったばかりでなく、型わくの施行が粗雑なためモルタルが流出し、下部はほとんど全延長にわたり砂利だけの層を生じており、すでに一部が洗掘され各所から漏水している。 | |||||||
(279) | 同 | ||||||
浦河郡浦河町東栄漁港修築 | 北海道 | 1,400,000 | 466,666 | 466,666 | 1,213,000 | 404,333 | |
泊地のしゅんせつにあたり、港口280平米の掘さくは水中岩盤286立米を施行したこととしているが、実際は29立米程度を施行したにすぎず、工事費932,000円相当額が出来高不足となっているばかりでなく、掘さく土量は223立米とすべきものを土積計算を誤って計上していたもので工事費281,000円相当額が設計過大となっている。 | |||||||
(280) | 北海道 | ||||||
白老郡白老町知床林道2号工区36年災害復旧 | 白老町 | 8,191,000 | 7,044,260 | 7,044,260 | 914,000 | 786,040 | |
林道延長395メートルの復旧にあたり、路側擁壁772立米は配合比7:3の玉石コンクリート549立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量223立米で被覆したこととしているが、実際はうち延長63メートル146立米は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めが不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(281) | 同 | ||||||
白老郡白老町知床林道6号工区36年災害復旧 | 白老町 | 3,417,000 | 2,938,620 | 2,938,620 | 625,000 | 537,500 | |
林道延長225メートルの復旧にあたり、路側擁壁297立米は配合比7:3の玉石コンクリート202立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量94立米で被覆したこととしているが、実際はうち延長57メートル93立米は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めが不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(282) | 同 | ||||||
上川郡神楽町東部捕水路第2放水路37年災害復旧 | 聖台土地改良区 | 5,419,000 | 4,611,180 | 2,765,940 | 587,000 | 504,830 (504,830) |
|
水路延長490メートルの復旧にあたり、護岸および底張りはコンクリートブロック18,056個で施行し、各ブロックの移動離脱を防止するため径5ミリメートル、長さ4.86メートルまたは5.36メートルの鉄線1,385本で相互に結束したこととしているが、実際はうち延長80メートル330平米は結束鉄線269本を短いもので施行し全断面を結束していないなど施行が粗雑なため、すでに法面および底張りのブロックは、各所で沈下移動し、破損したりき裂を生じたりしている状況である。 | |||||||
(283) | 同 | ||||||
樺戸郡新十津川町西徳富学園沢頭首工37年災害復旧 | 新十津川土地改良区 | 530,000 | 344,500 | 344,500 | 530,000 | 344,500 | |
井ぜき延長6メートルの復旧にあたり、えん体14立米は配合比1:4:8のコンクリート5立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートルまたは20センチメートル総量8立米で被覆し、水たたき9立米、護岸根固工4立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はえん体は玉石を混入した6立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートルまたは14センチメートル程度総量7立米で被覆したにすぎないばかりでなく、コンクリートの打継ぎ部分の施行が著しく粗雑なためすでに漏水しており、また、水たたきおよび根固工は配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行したためその強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。さらに、付帯護岸玉石練積石垣52平米は胴裏込コンクリート平米当り0.21立米総量10立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで4分の1程度を施行したにすぎないため、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(284) | 北海道 | ||||||
河東郡音更町北柏水路37年災害復旧 | 音更町土地改良区 | 1,055,000 | 1,031,790 | 1,031,790 | 300,000 | 293,400 | |
水路延長115メートルの復旧にあたり、斜段工の止水壁5箇所計25立米は配合比1:2:4のコンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので施行し、コンクリートのつき固めも不十分であったばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(285) | 同 | ||||||
沙流郡門別町豊郷頭首工37年災害復旧 | 門別町土地改良区 | 4,130,000 | 3,927,757 | 1,826,000 | 464,437 | 397,557 (397,557) |
|
井ぜき延長20メートルの復旧にあたり、木工沈床120平米の中詰重石コンクリートは配合比1:3:6で厚さ73センチメートル総量72立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで厚さ50センチメートル程度総量49立米を施行したにすぎず、コンクリートとしての強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(286) | 同 | ||||||
瀬棚郡今金町神丘頭首工37年災害復旧 | 今金町 | 2,938,660 | 2,574,266 | 1,791,400 | 1,242,823 | 1,088,712 (782,866) |
|
井ぜき延長19メートルの復旧にあたり、えん体138立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はえん体は内部の110立米を配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行し、これを厚さ20センチメートル程度のコンクリート総量27立米で被覆したにすぎず、すでに内部に通水している状況で、えん体としての強度が著しく低下している。また、えん体上流側の水たたきの被覆コンクリートは配合比1:3:6で厚さ30センチメートルまたは50センチメートル総量55立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に混入して施行しているばかりでなく、厚さも30センチメートル程度で総量36立米を施行したにすぎず、その強度が著しく低下している。さらに、右岸根固めコンクリート5立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行し、そのつき固めも不十分であったため下部は砂利だけの層となっており、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(287) | 北海道 | ||||||
瀬棚郡今金町下メップ頭首工36年災害復旧 | 今金土地改良区 | 947,000 | 615,550 | 615,550 | 386,000 | 250,900 | |
護岸延長46メートルの復旧にあたり、被覆コンクリートは配合比1:3:6で厚さ30センチメートル総量36立米を施行したこととしているが、実際は玉石を混入し、厚さ25センチメートル程度総量30立米を施行したにすぎず、容易に破砕され、すでに一部が破損している状況である。また、擁壁70立米は配合比2:8の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用して施行したにすぎないなどのため工事費130,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(288) | 同 | ||||||
瀬棚郡北檜山町若松水路36年災害復旧 | 北檜山土地改良区 | 4,364,000 | 4,233,080 | 1,297,400 | 637,013 | 617,902 (617,902) |
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水路延長234メートルの復旧にあたり、うち延長83メートルの側壁および底張りコンクリート60立米は配合比1:2:4の鉄筋コンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれもかき込み砂利を使用した配合の悪いきわめて粗悪なもので施行したにすぎず、容易に破砕される状況である。また、延長74メートルの基礎コンクリート32立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はかき込み砂利を使用した配合の悪いきわめて粗悪なもので施行したため、下部20センチメートル程度17立米は全く硬化していない状況で、基礎コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(289) | 北海道 | ||||||
爾志郡乙部村姫川第2頭首工36年災害復旧 | 乙部村土地改良区 | 1,846,000 | 1,576,484 | 1,576,484 | 639,860 | 546,440 | |
井ぜき延長15メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき95立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、水たたき42立米のぅち厚さ40センチメートルから69センチメートルで施行した24立米は下部20センチメートル程度8立米が全く硬化しておらず、えん体および水たたきは容易に破砕されすでに摩耗洗掘されている状況である。 | |||||||
(290) | 同 | ||||||
檜山郡厚沢部町稲見水路37年災害復旧 | 厚沢部町農業協同組合 | 1,428,950 | 1,287,483 | 1,023,534 | 521,296 | 469,687 (263,949) |
|
導水路延長82メートルの復旧にあたり、擁壁104立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長65メートル62立米は配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行しているばかりでなく、下部45立米はコンクリートのつき固めがきわめて不十分であったため砂利だけの層を生じており、すでに各所から漏水している。また、残りの延長17メートルは高さ2.7メートルで41立米を施行したこととしているが、実際は1.8メートルで23立米を施行すれば足りたため工事費136,000円相当額が設計過大となっている。 | |||||||
(291) | 同 | ||||||
檜山郡厚沢部町鶉頭首工36年災害復旧 | 厚沢部町農業協同組合 | 4,068,563 | 3,437,935 | 1,785,563 | 1,416,805 | 1,197,200 (1,197,200) |
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井ぜき延長24メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき77立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はえん体のうち中央部延長8メートル29立米は砂利10立米を中詰めとし、これをかき込み砂利を使用した配合の悪いきわめて粗悪なコンクリート厚さ20センチメートル程度総量18立米で被覆したにすぎず、左岸側延長8メートル29立米も同様の粗悪なコンクリートで施行したため、すでに全面にわたり摩耗洗掘され、き裂を生じているばかりでなく、えん体の各所から漏水している。また、導水路延長86メートル70立米は配合比1:2:4の鉄筋コンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長15メートル16立米は配合の悪い粗悪なコンクリートで施行し、そのつき固めも不十分であったため砂利だけの層を生じており、すでに各所から漏水しているばかりでなく、一部は大きく欠壊している状況である。さらに、左岸の護岸練積石垣95平米は控30センチメートルの玉石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.1立米、裏込コンクリート0.07立米総量16立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は控25センチメートル程度のものを使用して施行しているばかりでなく、コンクリートは土砂混りの配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴裏込部分にぐり石をそう入して2分の1程度を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られ、すでに下部は通水している状況である。 | |||||||
計 | 54,631,324 | 45,456,473 | 35,874,609 | 11,425,741 | 8,982,206 (3,764,304) |
||
(292) | 青森県 | ||||||
東津軽郡平舘村平舘漁港34年災害復旧 | 青森県 | 5,590,319 | 3,728,742 | 3,728,742 | 580,426 | 387,144 | |
護岸延長140メートルの復旧にあたり、擁壁424立米は骨材に砕石を使用した配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長40メートルの下部94立米は現場付近で採取したかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったためその強度が著しく低下しており、すでに表面が各所で洗掘されている状況である。 | |||||||
(293) | 同 | ||||||
弘前市下坂元水路36年災害復旧 | 弘前市 | 1,029,000 | 668,850 | 668,850 | 471,706 | 306,608 | |
水路延長145メートルの復旧にあたり、護岸擁壁102立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用しその配列も粗雑となっており、コンクリートのつき固めも不十分であったばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、その強度が著しく低下しており、すでに内部に通水している。 | |||||||
(294) | 青森県 | ||||||
中津軽郡相馬村福沢水路36年災害復旧 | 相馬村 | 1,348,000 | 876,200 | 876,200 | 882,327 | 573,512 | |
水路延長157メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣435平米は控30センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量43立米、基礎コンクリート47立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は大小不ぞろいなものを使用し、その一部は控を面に使用しているばかりでなく、うち130平米程度は風化したぜい弱なものを使用し、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の21立米を施行したにすぎないため、築石が容易に抜き取られ、また、基礎コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、そのつき固めも不十分であったため強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(295) | 同 | ||||||
南津軽郡田舎舘村豊蒔堰水路36年災害復旧 | 枝川三堰土地改良区 | 1,243,000 | 807,950 | 807,950 | 1,243,000 | 807,950 | |
水路延長247メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣641平米は控25センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.08立米総量51立米を施行したこととしているが、実際は築石は大小不ぞろいなものを使用し、うち64平米程度は風化したぜい弱なものを使用しているばかりでなく、石積みの施行も粗雑となっており、また、胴込コンクリートは目地程度を施行したにすぎないため、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(296) | 同 | ||||||
南津軽郡大鰐町第3鯖の沢水路35年災害復旧 | 大鰐町 | 1,433,000 | 1,089,080 | 1,089,080 | 955,040 | 725,830 | |
水路延長173メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣359平米は控30センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.15立米総量53立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため半量程度の26立米を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(297) | 青森県 | ||||||
南津軽郡大鰐町杉渕水路36年災害復旧 | 大鰐町 | 1,580,000 | 1,254,961 | 1,254,961 | 283,535 | 225,205 | |
水路延長155メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣441平米の基礎コンクリート32立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はコンクリートのつき固めが不十分であったばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、強度が著しく低下しており、すでに各所が摩耗洗掘されている状況である。また、胴込コンクリートは平米当り0.1立米総量44立米を施行したこととしているが、実際は半量程度の22立米を施行したにすぎず、工事費105,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(298) | 同 | ||||||
南津軽郡大鰐町第2三嵩水路35年災害復旧 | 大鰐町 | 1,325,000 | 1,007,000 | 1,007,000 | 681,499 | 517,939 | |
水路延長130メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣392平米は控25センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.08立米総量31立米を施行したこととしているが、実際は築石は著しく大小不ぞろいなもので、控を面に使用しているばかりでなく、うち38平米程度は風化したぜい弱なものを使用しており、また、胴込コンクリートは半量程度の15立米を施行したにすぎず、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、強度が著しく低下しており、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
計 | 13,548,319 | 9,432,783 | 9,432,783 | 5,097,533 | 3,544,188 | ||
(299) | 岩手県 | ||||||
九戸郡野田村林道日形井線開設 | 岩手県 | 4,980,000 | 2,988,000 | 2,988,000 | 812,467 | 487,480 | |
林道延長2,711メートルの開設にあたり、路側練積石垣608平米のうち207平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量37立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは胴込部分にぐり石をそう入し、そのつき固めも不十分であったため3分の1程度の12立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。また、路面敷砂利は厚さ10センチメートルまたは15センチメートルで1,002立米を施行したこととしているが、実際はうち延長1,711メートル648立米は3分の2程度の432立米を施行したにすぎず、工事費258,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(300) | 岩手県 | ||||||
紫波郡紫波町中谷地水路37年災害復旧 | 紫波町 | 662,000 | 556,692 | 403,630 | 507,648 | 426,931 (153,062) |
|
水路延長96メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣196平米は控30センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.15立米総量29立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分に石くず等をそう入して3分の2程度の19立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(301) | 同 | ||||||
下閉伊郡普代村堀内漁港36年災害復旧 | 普代村 | 1,378,000 | 1,193,348 | 1,107,614 | 468,699 | 405,893 (85,734) |
|
防波堤延長10メートルの復旧にあたり、堤体の充てんコンクリート159立米の下部108立米は配合比1:1.8:3.6の水中コンクリートで施行したこととしているが、実際はうち58立米は配合の悪い粗悪なもので施行し、その養生も不十分であったため強度が著しく低下しており、すでに堤体下部は大きく洗掘されている状況である。 | |||||||
計 | 7,020,000 | 4,738,040 | 4,499,244 | 1,788,814 | 1,320,304 (238,796) |
||
(302) | 秋田県 | ||||||
横手市三原頭首工36年災害復旧 | 秋田県南旭川土地改良区 | 1,909,000 | 1,240,850 | 1,240,850 | 606,601 | 394,290 | |
井ぜき延長31メートルの復旧にあたり、えん体および水たたきは基礎ぐい264本を打設し、その内部に玉石171立米、かき込み砂利214立米を充てんし、これらを配合比1:2:4の鉄筋コンクリート厚さ30センチメートルから40センチメートル総量105立米で被覆したこととしているが、実際はうち21メートルの鉄筋コンクリート80立米は配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、その打設が粗雑であったため、すでにコンクリートの内部に通水している状況で、鉄筋コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(303) | 山形県 | ||||||
米沢市林道百子沢線開設 | 米沢市 | 1,480,000 | 592,000 | 592,000 | 768,929 | 307,571 | |
林道延長212メートルの開設にあたり、路側練積石垣176平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.18立米総量31立米を配合比1:3:6で、合ばモルタル0.01立米総量1立米を配合比1:3で施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石等をそう入して3分の1程度の10立米を施行したにすぎず、合ばモルタルは全く施行しておらず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(304) | 同 | ||||||
飽海郡平田村大沢地内崩壊地復旧 | 山形県 | 2,650,000 | 1,766,666 | 1,766,666 | 993,576 | 662,384 | |
えん堤1箇所等の新設にあたり、えん体132立米は配合比7:3の玉石コンクリート109立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量23立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(305) | 同 | ||||||
西田川郡温海町木の下地内崩壊地復旧 | 山形県 | 1,540,185 | 1,026,790 | 1,026,790 | 776,107 | 517,404 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、2号えん堤114立米は配合比7:3の玉石コンクリート91立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量22立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(306) | 山形県 | ||||||
西村山郡大江町田の沢地内崩壊地復旧 | 山形県 | 3,329,035 | 2,219,356 | 2,219,356 | 3,225,586 | 2,150,390 | |
床固工4箇所、山腹擁壁3箇所等の新設にあたり、床固め4箇所の堤体計324立は米配合比6:4の玉石コンクリート計259立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル計64立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートはいずれも玉石の層とコンクリートの層とに分離して打設し、これを厚さ10センチメートル程度のコンクリートで被覆したにすぎず、また、山腹擁壁3箇所計93立米は配合比6:4の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は床固めと同様、玉石の層とコンクリートの層とに分離して打設し、これを厚さ7センチメートル程度のコンクリートで被覆したにすぎず、床固めおよび山腹擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(307) | 同 | ||||||
東田川郡朝日村松ケ崎地内崩壊地復旧 | 山形県 | 2,787,448 | 1,858,298 | 1,858,298 | 2,517,788 | 1,678,525 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、1号、2号両えん体計355立米は配合比7:3の玉石コンクリート計296立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル計59立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートはいずれも配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(308) | 同 | ||||||
最上郡大蔵村折渡地内崩壊地復旧 | 山形県 | 1,440,000 | 960,000 | 960,000 | 1,123,589 | 749,059 | |
えん堤1箇所の新設にあたり、えん体163立米は配合比6:4の玉石コンクリート134立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量28立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(309) | 山形県 | ||||||
新庄市小似良川地区溜池36年災害復旧 | 泉田川土地改良区 | 779,000 | 506,100 | 506,100 | 607,700 | 395,005 | |
ため池1箇所の復旧にあたり、余水吐護岸延長34メートルは下部は在来のブロックを使用したコンクリートブロック積みで、上部は配合比1:3:6のコンクリートで厚さ15センチメートル総量14立米の側壁を施行し、これらの裏込玉石コンクリート184立米は配合比6:4で施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、裏込玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(310) | 同 | ||||||
米沢市林道八谷線36年災害復旧 | 三沢西部森林組合 | 1,950,000 | 1,702,350 | 1,100,885 | 1,013,420 | 884,715 (601,465) |
|
林道延長111メートルの復旧にあたり、路側擁壁172立米は配合比7:3の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長71メートル112立米は玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なものでそのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(311) | 同 | ||||||
東村山郡山辺町相の沢水路37年災害復旧 | 玉虫土地改良区 | 694,000 | 628,764 | 97,500 | 558,916 | 506,377 (506,377) |
|
水路延長48メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣144平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量25立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので、胴込部分に多量のぐり石をそう入して3分の1程度の8立米を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下しており、すでにその一部にき裂を生じている状況である。 | |||||||
計 | 16,649,668 | 11,260,324 | 10,127,595 | 11,585,611 | 7,851,430 (1,107,842) |
||
(312) | 福島県 | ||||||
南会津郡南郷村大中島農地34年災害復旧 | 南郷村和泉田土地改良区 | 7,785,000 | 3,892,500 | 3,892,500 | 462,000 | 231,000 | |
田49反の復旧にあたり、うち第1工区17.3反は基盤土砂4,358立米を敷きならし、耕土2,832立米を1.5キロメートルの地点から運搬し敷きならしたこととしているが、実際は基盤土砂を敷きならしただけで耕土はほとんど施行していないなどのため工事費462,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(313) | 茨城県 | ||||||
那珂郡瓜連町山沢水路36年災害復旧 | 瓜連町 | 885,000 | 575,250 | 575,250 | 337,000 | 219,050 | |
水路延長133メートルの復旧にあたり、練積石垣125平米は平米当り胴込コンクリート0.18立米総量22立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.36立米総量45立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の11立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石は全く施行していないため、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(314) | 同 | ||||||
東茨城郡茨城町親沢農道36年災害復旧 | 茨城町 | 1,630,000 | 1,304,000 | 1,304,000 | 1,417,000 | 1,133,600 | |
農道延長479メートルの復旧にあたり、うち1、3、5、6各工区の練積石垣計337平米は法長1メートルから3.43メートルで、平米当り胴込コンクリート0.18立米総量60立米、裏込ぐり石0.25立米から0.35立米総量98立米を施行したこととしているが、実際は基礎部分の法長50センチメートルから1.88メートル145平米は胴込コンクリートを全く施行していないばかりでなく、裏込ぐり石はほとんど施行しておらず、また、7、8両工区の練積石垣計48平米は平米当り胴込コンクリート0.18立米総量8立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.25立米総量12立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので平米当り0.12立米程度総量5立米、裏込ぐり石は7立米程度を施行したにすぎないため、いずれも練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 2,515,000 | 1,879,250 | 1,879,250 | 1,754,000 | 1,352,650 | ||
(315) | 埼玉県 | ||||||
越谷市逆川水路34年災害復旧(403号) | 埼玉県 | 4,884,260 | 2,875,219 | 2,875,219 | 409,000 | 241,250 | |
水路延長237メートルの復旧にあたり、練積石垣601平米は平米当り胴込コンクリート0.17立米総量105立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.3立米総量180立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の54立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石は平米当り0.24立米程度総量144立米を施行したにすぎないなどのため、工事費409,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(316) | 同 | ||||||
越谷市逆川水路34年災害復旧(404号) | 埼玉県 | 4,921,710 | 2,844,961 | 2,844,961 | 1,908,077 | 1,067,459 | |
水路延長170メートルの復旧にあたり、練積石垣604平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.17立米総量105立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.3立米総量181立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので3分の1程度の36立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石は全く施行していないなどのため、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(317) | 同 | ||||||
越谷市逆川水路34年災害復旧(407号) | 埼玉県 | 5,462,910 | 3,053,191 | 3,053,191 | 433,000 | 247,550 | |
水路延長153メートルの復旧にあたり、練積石垣690平米は平米当り胴込コンクリート0.175立米総量120立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.3立米総量207立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の62立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石は平米当り0.24立米程度総量165立米を施行したにすぎないなどのため、工事費433,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(318) | 埼玉県 | ||||||
秩父郡大滝村林道雲取線開設 | 埼玉県 | 26,999,970 | 16,199,982 | 16,199,982 | 597,000 | 358,200 | |
林道延長1,195メートルの開設にあたり、練積石垣1,955平米の胴込コンクリートは平米当り0.16立米総量312立米を施行したこととしているが、実際は平米当り0.11立米程度総量215立米を施行したにすぎず、工事費597,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
計 | 42,268,850 | 24,973,353 | 24,973,353 | 3,347,077 | 1,914,459 | ||
(319) | 東京都 | ||||||
西多摩郡奥多摩町林道奥沢線開設(1) | 東京都 | 4,932,937 | 1,973,174 | 1,973,174 | 725,000 | 290,000 | |
林道延長201メートルの開設にあたり、路側練積石垣769平米および法留練積石垣640平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.2立米総量281立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.14立米程度総量197立米を施行したにすぎないなどのため工事費725,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(320) | 同 | ||||||
西多摩郡奥多摩町林道奥沢線開設(2) | 東京都 | 5,275,203 | 2,110,081 | 2,110,081 | 567,000 | 226,800 | |
林道延長246メートルの開設にあたり、路側練積石垣826平米および法留練積石垣542平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.2立米総量273立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.15立米程度総量205立米を施行したにすぎないなどのため工事費567,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(321) | 同 | ||||||
西多摩郡奥多摩町林道大沢入線開設 | 東京都 | 5,298,486 | 1,589,545 | 1,589,545 | 837,000 | 251,100 | |
林道延長260メートルの開設にあたり、路側練積石垣1,025平米および法留練積石垣616平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.2立米総量328立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.14立米程度総量229立米を施行したにすぎないなどのため工事費837,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(322) | 東京都 | ||||||
西多摩郡奥多摩町林道海沢線開設 | 東京都 | 14,703,612 | 7,351,806 | 7,351,806 | 591,000 | 295,500 | |
林道延長496メートルの開設にあたり、路側練積石垣1,021平米および法留練積石垣537平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.2立米総量311立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.15立米程度総量233立米を施行したにすぎないなどのため工事費591,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(323) | 同 | ||||||
塩山市林道一之瀬線開設 | 東京都 | 9,799,084 | 4,899,542 | 4,899,542 | 471,000 | 235,500 | |
林道延長296メートルの開設にあたり、路側練積石垣977平米および法留練積石垣193平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当りそれぞれ0.18立米および0.15立米総量204立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.15立米および0.12立米程度総量169立米を施行したにすぎないなどのため工事費471,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(324) | 同 | ||||||
塩山市山椒沢地内崩壊地復旧 | 東京都 | 3,038,000 | 2,025,333 | 2,025,333 | 691,074 | 460,716 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、2号えん堤144立米は配合比7:3の玉石コンクリート118立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量25立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、被覆コンクリートも配合の悪い粗悪なもので施行しているため、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(325) | 東京都 | ||||||
八丈島八丈町八重根漁港修築 | 東京都 | 12,065,000 | 12,065,000 | 12,065,000 | 3,833,900 | 3,833,900 | |
泊地の掘さくおよび土えん堤の新設にあたり、土えん堤延長120メートルの練石張り1,201平米は控45センチメートルの雑石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.22立米総量264立米を施行したここととしているが、実際は石張りの施行が粗雑で控を面に使用しているばかりでなく、胴込コンクリートは全く施行していないため、張石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(326) | 同 | ||||||
八丈島八丈町神湊漁港35年災害復旧(1) | 東京都 | 2,650,000 | 2,120,000 | 2,120,000 | 1,383,021 | 1,106,416 | |
物揚場および防波堤の復旧にあたり、物揚場延長30メートルは配合比3:7の玉石コンクリート166立米の上部に配合比1:3:6の舗装コンクリート厚さ20センチメートル総量51立米を施行したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じているばかりでなく、舗装コンクリートは厚さ15センチメートル程度で総量40立米を施行したにすぎず、また、防波堤の根固工延長11メートルの水中コンクリートは立米当りセメント390キログラム使いで31立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので26立米程度を施行したにすぎないばかりでなく、そのつき固めも不十分であったため、すでに下部は深さ70センチメートル程度洗掘されている状況である。 | |||||||
(327) | 同 | ||||||
八丈島八丈町神湊漁港35年災害復旧(2) | 東京都 | 2,110,000 | 1,688,000 | 1,688,000 | 532,022 | 425,617 | |
船揚場2箇所の復旧にあたり、B船揚場延長13メートルの舗装27立米は立米当りセメント390キログラム使いの水中コンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので施行したため容易に破砕され、すでに各所で深さ15センチメートル程度洗掘されている状況である。 | |||||||
(328) | 東京都 | ||||||
大島大島町野増漁港36年災害復旧 | 大島町 | 3,245,900 | 3,103,080 | 3,103,080 | 589,318 | 563,388 | |
船揚場の復旧にあたり、船揚場先端部コンクリート延長45メートルは岩盤36立米を掘さくし、高さ1メートルから1.2メートル、幅1メートル総量49立米を立米当りセメント390キログラム使いの水中コンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長25メートルの水中コンクリート27立米は掘さくした地盤が岩盤でなく大玉石混り土砂であったのにそのまま打設したばかりでなく、裏型わくも使用することなく配合の悪い粗悪なもので幅50センチメートル程度総量13立米を施行したにすぎないため、すでに大きく破損、欠壊している状況である。 | |||||||
(329) | 同 | ||||||
大島大島町元村漁港36年災害復旧 | 大島町 | 3,106,510 | 2,485,208 | 2,485,208 | 507,000 | 405,600 | |
護岸延長71メートルの復旧にあたり、練積石垣222平米は控45センチメートルの雑割石を使用し、胴裏込コンクリート平米当り0.33立米総量73立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は控30センチメートルから35センチメートル程度のものを使用し、胴裏込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の35立米を施行したにすぎず、工事費507,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(330) | 同 | ||||||
八丈島八丈町赤見沢第1水路33年災害復旧 | 八丈町 | 1,183,000 | 768,950 | 768,950 | 1,183,000 | 768,950 | |
水路延長100メートルの復旧にあたり、護岸は基礎両側面に控35センチメートルの雑割石を使用し、胴裏込コンクリート18立米を充てんした練積石垣120平米の上部にから積石垣300平米を控35センチメートルの雑割石を使用して施行したこととしているが、実際は築石はいずれも雑石程度のものを使用しているばかりでなく、基礎練積石垣の胴裏込コンクリートは全く施行せずぐり石を充てんしたにすぎないため、すでに石垣はいずれも合ばに差狂いを生じており、一部にはらみ出しを生じている状況である。 | |||||||
(331) | 東京都 | ||||||
八丈島八丈町洞輪沢漁港修築 | 八丈町 | 4,400,000 | 4,400,000 | 4,400,000 | 1,620,000 | 1,620,000 | |
防波堤延長12メートルの新設にあたり、堤体下部は岩盤36立米を掘さくして両側部を1メートル、中央部を50センチメートル根入れすることとし、両側部にセルラーブロック16個をすえ付け、立米当りセメント390キログラム使いの水中コンクリート231立米を施行したこととしているが、実際は岩盤11立米を掘さくし、両側部を50センチメートル程度根入れしただけで、配合の悪い粗悪な水中コンクリート211立米を施行したにすぎず、セルラーブロックは全く施行していないため、工事費1,620,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(332) | 同 | ||||||
府中市四ツ谷下堰頭首工36年災害復旧 | 受益者共同施工 | 7,185,000 | 4,670,250 | 4,670,250 | 1,256,000 | 816,400 | |
井ぜき延長40メートルの復旧にあたり、その堤体である木工沈床の表面練石張り530平米は控30センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量53立米を、また、続きわくの面張り玉石コンクリートは配合比3:7で厚さ30センチメートル総量132立米を施行したこととしているが、実際は練石張りは石張りの施行が粗雑で控を面に使用しているばかりでなく、胴込コンクリートは全く施行しておらず、また、玉石コンクリートは配合の悪い粗悪なもので厚さ15センチメートル程度総量63立米を施行したにすぎず、練石張りは張石が容易に抜き取られ、玉石コンクリートは容易に破砕される状況である。 | |||||||
(333) | 同 | ||||||
南多摩郡日野町向島頭首工36年災害復旧 | 受益者共同施工 | 4,011,000 | 2,607,150 | 2,607,150 | 742,600 | 482,690 | |
井ぜき延長56メートルの復旧にあたり、その堤体である鉄筋コンクリート沈床の中詰めブロックは配合比1:3:6で厚さ40センチメートルまたは50センチメートルのもの140個総量121立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので厚さ20センチメートルまたは25センチメートル程度総量60立米を施行したにすぎず、沈床の中詰めブロックとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(334) | 東京都 | ||||||
南多摩郡日野町平山水路36年災害復旧 | 受益者共同施行 | 1,845,000 | 1,085,100 | 1,085,100 | 1,187,851 | 676,875 | |
水路延長99メートルの復旧にあたり、護岸擁壁50立米は配合比1:2:4の鉄筋コンクリートで、床固工108立米は配合比3:7の玉石コンクリートでそれぞれ施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも現場付近で採取した粗悪な骨材を使用した配合の悪いもので施行しているばかりでなくそのつき固めも不十分であったため、床固工は内部に多くの空げきを生じており、護岸擁壁はすでに数箇所にき裂を生じているばかりでなく、用水が外部に浸透している状況である。 | |||||||
計 | 84,848,732 | 54,942,219 | 54,942,219 | 16,716,786 | 12,459,452 | ||
(335) | 新潟県 | ||||||
西蒲原郡岩室村間瀬漁港修築 | 新潟県 | 9,815,304 | 3,926,121 | 3,926,121 | 1,524,000 | 609,600 | |
防砂堤延長51メートルの新設にあたり、堤体基礎の被覆石820立米は水中張立て542平米、水上張立て268平米を施行したこととしているが、実際は水上張立てを220平米程度施行したにすぎず、水中張立ては全く施行していないため、工事費1,524,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(336) | 同 | ||||||
糸魚川市粟倉水路36年災害復旧 | 糸魚川市 | 11,488,000 | 7,467,200 | 7,467,200 | 472,000 | 306,800 | |
ずい道および暗きょ延長191メートルの復旧にあたり、ずい道のみ口擁壁3立米、暗きょ吐き口水そう13立米は鉄筋1,479キログラムを使用した配合比1:2:4の鉄筋コンクリートで施行し、また、三面張りコンクリート水路延長14メートル4立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は鉄筋コンクリートは配合の悪い粗悪なコンクリートで施行しているばかりでなく、鉄筋も654キログラム程度を使用したにすぎず、その配筋も粗雑となっており、また、三面張りコンクリート水路は配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、その底厚は10センチメートルの設計に対し半量程度を施行したにすぎず、いずれもその強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 21,303,304 | 11,393,321 | 11,393,321 | 1,996,000 | 916,400 | ||
(337) | 富山県 | ||||||
下新川郡宇奈月町下立地内崩壊地復旧 | 富山県 | 1,080,000 | 720,000 | 720,000 | 704,050 | 469,366 | |
えん堤延長28メートルの新設にあたり、えん体171立米は配合比6:4の玉石コンクリート148立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量23立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので施行したため、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(338) | 同 | ||||||
下新川郡宇奈月町田倉谷地内崩壊地復旧 | 富山県 | 1,005,000 | 670,000 | 670,000 | 735,196 | 490,130 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、1号えん堤延長14メートルのえん体93立米および2号えん堤延長10メートルのえん体35立米はそれぞれ配合比6:4の玉石コンクリート80立米および28立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量12立米および6立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、被覆コンクリートも配合の悪い粗悪なもので施行しているため、いずれもえん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(339) | 同 | ||||||
西砺波郡石動町松永地内渓流崩壊防止 | 富山県 | 1,079,000 | 719,333 | 719,333 | 573,914 | 382,609 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、1号えん堤延長19メートルのえん体78立米は配合比6:4の玉石コンクリート64立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量13立米で被覆したこととしているが、実際は玉石37立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ30センチメートル程度総量40立米で被覆したにすぎず、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(340) | 同 | ||||||
氷見市大山地内崩壊地復旧 | 富山県 | 1,840,000 | 1,226,667 | 1,226,667 | 600,104 | 400,069 | |
法留擁壁延長26メートル等の新設にあたり、擁壁98立米は配合比6:4の玉石コンクリート74立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量24立米で被覆したこととしているが、実際は玉石の層とコンクリートの層とに分離して打設し、これをコンクリート厚さ10センチメートル程度で被覆したにすぎず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(341) | 富山県 | ||||||
東砺波郡利賀村大谷水路35年災害復旧 | 利賀村 | 662,000 | 430,300 | 430,300 | 593,229 | 385,598 | |
護岸延長16メートルの復旧にあたり、練積石垣77平米は控30センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.15立米総量11立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石総量41立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので胴込部分に石くず等をそう入して半量程度の6立米、裏込ぐり石は総量8立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
計 | 5,666,000 | 3,766,300 | 3,766,300 | 3,206,493 | 2,127,772 | ||
(342) | 石川県 | ||||||
鹿島郡田鶴浜町田鶴浜地区かんがい排水 | 田鶴浜土地改良区 | 9,208,000 | 3,683,000 | 3,683,000 | 1,367,708 | 547,083 | |
水路延長1,519メートルの新設にあたり、うち延長1,294メートルの側壁および底張りのコンクリート計706立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長502メートル140立米は水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪いきわめて粗悪なもので施行したため、コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(343) | 同 | ||||||
羽咋郡押水町林道北谷線36年災害復旧 | 押水町 | 913,000 | 600,490 | 600,490 | 361,000 | 237,433 | |
林道延長56メートルの復旧にあたり、路側擁壁100立米は配合比6:4の玉石コンクリート67立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量33立米で被覆したこととしているが、実際はコンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、とくに下部63立米は玉石の配列が粗雑となっており、コンクリートは粗悪な骨材を使用し、そのつき固めも不十分であったため玉石コンクリートとしての強度が著しく低下し、すでに基礎が洗掘されている状況である。 | |||||||
(344) | 石川県 | ||||||
鳳至郡穴水町林道小又線36年災害復旧 | 穴水町 | 2,792,000 | 2,285,415 | 2,285,415 | 1,051,000 | 860,002 | |
林道延長286メートルの復旧にあたり、第1号路側練積石垣320平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量57立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、胴込部分に多量のぐり石をそう入して4分の1程度の14立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(345) | 同 | ||||||
鳳至郡門前町滝ノ上水路34年災害復旧(53号) | 門前町 | 4,325,000 | 4,108,750 | 4,108,750 | 359,000 | 341,050 | |
水路延長251メートルの復旧にあたり、護岸延長115メートルのコンクリートブロック練積み296平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.21立米総量64立米を施行したこととしているが、実際はうち219平米は配合の悪い粗悪なもので3分の1程度の14立米、残りの77平米は12立米程度総量27立米を施行したにすぎないなどのため、工事費359,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(346) | 同 | ||||||
鳳至郡門前町滝ノ上水路34年災害復旧(382号) | 門前町 | 7,925,000 | 7,528,750 | 7,528,750 | 516,730 | 490,893 | |
水路延長323メートルの復旧にあたり、護岸擁壁719立米は配合比2:8の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は型わくの施行が粗雑であったばかりでなく、うち護岸延長44メートルの下部40立米は配合の悪い粗悪なコンクリートで施行し、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、擁壁としての強度が低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
計 | 25,163,000 | 18,206,405 | 18,206,405 | 3,655,438 | 2,476,461 | ||
(347) | 福井県 | ||||||
大野市林道亥向谷線36年災害復旧 | 大野市 | 6,677,000 | 5,909,145 | 5,909,145 | 260,000 | 230,100 | |
林道延長237メートルの復旧にあたり、路側練積石垣610平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量109立米を施行したこととしているが、実際は胴込部分にぐり石をそう入して平米当り0.12立米程度総量73立米を施行したにすぎないなどのため、工事費260,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(348) | 同 | ||||||
小浜市林道神ノ谷線34年災害復旧 | 小浜市 | 3,916,000 | 3,524,400 | 3,524,400 | 252,723 | 227,450 | |
林道延長373メートルの復旧にあたり、護岸根固工延長28メートル20立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行し、また、路側擁壁延長203メートル363立米は配合比6:4の玉石コンクリート224立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量139立米で被覆したこととしているが、実際は根固めコンクリートはぐり石12立米を中詰めとしてこれを配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ15センチメートル程度総量7立米で被覆したにすぎないため、根固工としての強度が著しく低下している。また、擁壁の玉石コンクリート224立米は玉石を多量に使用して施行したなどのため、工事費112,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(349) | 同 | ||||||
大飯郡大飯町林道北谷線34年災害復旧 | 大飯町 | 1,856,000 | 1,670,400 | 1,670,400 | 574,774 | 517,296 | |
林道延長168メートルの復旧にあたり、路側擁壁延長154メートル190立米は配合比6:4の玉石コンクリート109立米を配合比1:3:6の コンクリート厚さ10センチメートル総量80立米で被覆したこととしているが、実際はうち延長47メートル64立米は配合の悪いきわめて 粗悪なコンクリートに現場付近で採取したぜい弱な粗石を7割程度混用した粗石コンクリート48立米を粗悪なコンクリート厚さ6センチ メートル程度総量16立米で被覆したにすぎないため容易に破砕される状況である。また、延長66メートル81立米は玉石を多量に使用した 玉石コンクリート60立米を配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ6センチメートル程度総量21立米で被覆したにすぎず、 工事費133,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(350) | 福井県 | ||||||
大飯郡高浜町上瀬漁港34年災害復旧 | 高浜町 | 3,419,144 | 3,278,958 | 3,278,958 | 371,000 | 355,789 | |
護岸延長129メートルの復旧にあたり、練積石垣319平米は平米当り胴込コンクリート0.17立米総量54立米、裏込コンクリート0.15立米総量47立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは平米当り0.13立米程度総量41立米を施行したにすぎず、裏込コンクリートは全く施行していないため、工事費371,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(351) | 同 | ||||||
南条郡河野村河野漁港35年災害復旧 | 河野村 | 3,769,500 | 2,774,352 | 2,774,352 | 370,000 | 272,320 | |
防波堤延長2.6メートルの復旧にあたり、根固工は配合比1:3:6のテトラポット118個348立米を製作しすえ付けたこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで製作しているばかりでなくそのすえ付けも粗雑となっているため工事費370,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(352) | 同 | ||||||
足羽郡美山村林道河内線36年災害復旧 | 美山村 | 1,866,000 | 1,546,914 | 1,546,914 | 505,647 | 419,181 | |
林道延長197メートルの復旧にあたり、路側練積石垣497平米は控35センチメートルの野づら石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.12立米総量59立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.4立米総量198立米を施行したこととしているが、実際はうち延長61メートル142平米は石積みの施行が粗雑となっており、裏込ぐり石57立米は全く施行しておらず、胴込コンクリート17立米は配合の悪い粗悪なもので半量程度の8立米を施行したにすぎないばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結しており、築石が容易に抜き取られる状況である。また、残りの延長136メートル354平米の胴込コンクリート42立米は配合の悪いもので3分の2程度の28立米を施行したにすぎないなどのため工事費102,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(353) | 福井県 | ||||||
大野郡和泉村下山頭首工36年災害復旧 | 和泉村 | 933,000 | 816,628 | 816,628 | 243,320 | 212,970 | |
井ぜき延長9メートルの復旧にあたり、えん体および水たたきの練石張り56平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.21立米総量11立米、裏込コンクリート0.25立米総量14立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は張石は加工の不十分な粗悪なものを使用し、裏込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行したにすぎないばかりでなく、胴込コンクリートは全く施行していないため空洞となっている状況である。 | |||||||
(354) | 同 | ||||||
大野郡和泉村下山水路36年災害復旧 | 和泉村 | 1,520,000 | 1,354,320 | 1,024,650 | 768,779 | 684,982 (329,670) |
|
水路延長92メートルの復旧にあたり、護岸擁壁40立米は配合比2:8の玉石コンクリートで、また、既存護岸の根固めコンクリート10立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、容易に破砕される状況であり、また、護岸練積石垣71平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴裏込コンクリート平米当り0.38立米総量27立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴裏込コンクリートは胴裏込部分に多量のぐり石をそう入し、配合の悪い粗悪なもので3分の2程度の17立米を施行したにすぎず、すでに石垣下部の胴込コンクリートは流出して空洞となっている状況である。 | |||||||
(355) | 同 | ||||||
大野郡和泉村林道日の谷線34年災害復旧 | 和泉村 | 1,658,000 | 1,492,200 | 1,492,200 | 648,681 | 583,812 | |
林道延長168メートルの復旧にあたり、延長152メートルの練積石垣447平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量80立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長122メートル358平米の胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の32立米を施行したにすぎないなどのため工事費350,000円相当額が出来高不足となっており、また、残りの延長30メートル89平米は石積みの施行が粗雑となっているばかりではなく、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので3分の1程度の5立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
計 | 25,614,644 | 22,367,317 | 22,037,647 | 3,994,924 | 3,503,900 (329,670) |
||
(356) | 山梨県 | ||||||
大月市坂田水路34年災害復旧 | 大月市 | 1,898,000 | 1,708,200 | 1,708,200 | 429,000 | 386,100 | |
水路延長100メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣565平米は平米当り胴込コンクリート0.12立米総量67立米、裏込コンクリート0.1立米総量56立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので3分の2程度の45立米を施行したにすぎないばかりではなく、裏込コンクリートは全く施行していないため、工事費429,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(357) | 同 | ||||||
都留市上手下水路34年災害復旧 | 都留市 | 1,996,000 | 1,796,400 | 1,796,400 | 445,000 | 400,500 | |
水路延長85メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣485平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.18立米総量87立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので3分の2程度の58立米を施行したにすぎないなどのため、工事費445,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(358) | 同 | ||||||
北都留郡小菅村中川原頭首工36年災害復旧 | 小菅村 | 1,254,000 | 1,101,012 | 1,101,012 | 1,254,000 | 1,101,012 | |
井ぜき延長19メートルの復旧にあたり、えん体90立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち84立米は床掘りから発生した硬岩61立米を中詰めとし、これを配合の悪いきわめて粗悪なコンクリート厚さ15センチメートル程度総量23立米で被覆したにすぎず、また、水たたき66立米は配合比1:3:6のコンクリートで厚さ75センチメートルを施行したこととしているが、実際はえん体同様粗悪なコンクリートで厚さ30センチメートル程度総量34立米を施行したにすぎず、いずれも著しく強度が低下しており、水たたきはすでに内部に通水している。さらに、付帯護岸練積石垣49平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量8立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は雑石程度のものを使用し、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して3分の1程度を施行したにすぎず、すでに通水している。 | |||||||
(359) | 山梨県 | ||||||
東山梨郡牧丘町神根入水路36年災害復旧 | 牧丘町 | 1,314,000 | 1,114,272 | 1,114,272 | 316,000 | 267,968 | |
水路延長109メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣293平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.18立米総量52立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.06立米程度総量17立米を施行したにすぎないなどのため工事費316,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(360) | 同 | ||||||
東八代郡御坂町坂野水路34年災害復旧 | 御坂町 | 1,847,000 | 1,662,300 | 1,662,300 | 597,598 | 537,838 | |
水路延長206メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣377平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量67立米を施行したこととしているが、実際はうち右岸240平米は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリート43立米は胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、半量程度の21立米を施行したにすぎず、すでに石垣の一部にき裂を生じている状況である。 | |||||||
(361) | 同 | ||||||
南巨摩郡鰍沢町桂沢水路34年災害復旧 | 鰍沢町 | 2,994,000 | 2,694,600 | 2,694,600 | 226,000 | 203,400 | |
水路延長140メートルの復旧にあたり、3号、6号両床固工計44立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、床固工としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(362) | 山梨県 | ||||||
南巨摩郡中富町押手沢頭首工34年災害復旧 | 中富町 | 1,047,000 | 942,300 | 942,300 | 821,000 | 738,900 | |
井ぜき延長14メートルの復旧にあたり、えん体および止水壁は配合比3:7の玉石コンクリートで76立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪いコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに各所から漏水している。また、付帯護岸練積石垣127平米および水たたき練石張り40平米は控35センチメートルの雑石を使用し、それぞれ胴込コンクリート平米当り0.12立米または0.08立米総量18立米を施行したこととしているが、実際は築石および張石はいずれも控を面に使用し、石積みおよび石張りの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは目地程度を施行したにすぎず、築石および張石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(363) | 同 | ||||||
南巨摩郡中富町塩の窪水路34年災害復旧 | 中富町 | 2,350,000 | 2,115,000 | 2,115,000 | 1,838,000 | 1,654,200 | |
水路延長74メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣454平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.17立米総量77立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は雑石程度のものを使用し、石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので目地程度を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
計 | 14,700,000 | 13,134,084 | 13,134,084 | 5,926,598 | 5,289,918 | ||
(364) | 長野県 | ||||||
南佐久郡八千穂村林道大石川線開設 | 長野県 | 15,824,000 | 7,912,000 | 7,912,000 | 2,603,436 | 1,301,718 | |
林道延長2,922メートルの開設にあたり、路側および法留めの練積石垣計1,069平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米または0.1立米総量181立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち992平米の築石は大小不ぞろいの雑石程度のものを使用しているばかりでなく、胴込コンクリート167立米は水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、半量程度の83立米を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(365) | 長野県 | ||||||
飯田市新川(3)水路36年災害復旧 | 飯田市 | 10,873,000 | 9,573,284 | 9,573,284 | 607,000 | 545,797 | |
水路延長294メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣1,716平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量308立米を施行したこととしているが、実際は胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、3分の2程度の205立米を施行したにすぎず、工事費607,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(366) | 同 | ||||||
駒ケ根市樋泉頭首工36年災害復旧 | 駒ケ根市 | 2,789,000 | 2,571,450 | 2,571,450 | 866,332 | 798,758 | |
井ぜき延長48メートルの復旧にあたり、えん体74立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を敷き並べた上に配合の悪い粗悪なコンクリートの層と玉石の層とに分離して打設し、これを厚さ10センチメートル程度のコンクリート総量12立米で被覆したにすぎず、すでに内部に通水している。また、護岸練積石垣182平米は平米当り胴込コンクリート0.12立米総量21立米、うち140平米に裏込コンクリート0.1立米総量14立米をいずれも配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の10立米を施行したにすぎないばかりでなく、裏込コンクリートは全く施行しておらず、工事費189,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(367) | 同 | ||||||
茅野市村田堰頭首工34年災害復旧 | 茅野市 | 2,781,000 | 2,398,590 | 2,398,590 | 1,213,669 | 1,046,793 | |
井ぜき延長35メートルの復旧にあたり、えん体177立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は40センチメートル程度に玉石を敷き並べた上に配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートの層と玉石の層とに分離して打設しており、すでに内部に著しく通水している状況である。また、護岸練積石垣209平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量37立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで半量程度の18立米を施行したにすぎず、工事費164,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(368) | 長野県 | ||||||
飯田市林道松川入線36年災害復旧 | 松川入森林組合 | 3,110,000 | 2,746,130 | 2,746,130 | 399,000 | 352,317 | |
林道延長71メー卜ルの復旧にあたり、橋りょうの右岸橋台56立米は配合比6:4の玉石コンクリート48立米を配合比1:3:6のコンクリート7立米で被覆したこととしているが、実際は玉石を多量に使用して施行しているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じ、橋台としての強度が著しく低下しており、すでに中央部にき裂を生じている状況である。 | |||||||
(369) | 同 | ||||||
上伊那郡辰野町林道小横川線36年災害復旧 | 辰野町 | 3,502,000 | 2,861,134 | 2,861,134 | 417,000 | 340,689 | |
林道延長364メートルの復旧にあたり、路側および法留めの練積石垣計709平米の胴込コンクリートは平米当り0.12立米総量85立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので半量程度を施行したにすぎず、工事費417,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(370) | 同 | ||||||
上伊那郡辰野町羽場下井頭首工36年災害復旧 | 辰野町 | 4,128,000 | 2,683,200 | 2,683,200 | 664,553 | 431,959 | |
井ぜき延長50メートルの復旧にあたり、止水壁69立米、木工沈床の元付け26立米および左岸護岸の元付け5立米はいずれも配合比2:8の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は止水壁のうち両岸取付部分の10立米および元付けはいずれも玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行したため内部に空げきを生じており、すでに通水している。また、護岸練積石垣240平米の胴込コンクリートは平米当り0.12立米総量28立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なものでそのつき固めも不十分であったため半量程度の14立米を施行したにすぎず、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(371) | 長野県 | ||||||
上高井郡高山村林道山田入線13号工区34年災害復旧 | 高山村 | 2,380,000 | 2,142,000 | 2,142,000 | 736,000 | 662,400 | |
林道延長85メートルの復旧にあたり、路側練積石垣294平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量52立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち175平米は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリート31立米は配合の悪いきわめて粗悪なもので半量程度を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(372) | 同 | ||||||
上高井郡高山村林道山田入線2工区36年災害復旧 | 高山村 | 1,395,000 | 906,750 | 906,750 | 1,256,000 | 816,400 | |
林道延長83メートルの復旧にあたり、路側擁壁182立米は配合比6:4の玉石コンクリート123立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量58立米で被覆したこととしているが、実際は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めもきわめて不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(373) | 同 | ||||||
上水内郡信州新町太田峰2号農道37年災害復旧 | 信州新町 | 639,000 | 415,350 | 415,350 | 540,000 | 351,000 | |
農道延長60メートルの復旧にあたり、路側および法留めの練積石垣計138平米は控40センチメートルの雑割石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.2立米総量27立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.45立米総量62立米を施行したこととしているが、実際は築石は控35センチメートル程度のものを使用し、石積みの施行も粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度の13立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石は土砂混りの粗悪なもので施行したにすぎないため、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(374) | 長野県 | ||||||
上水内郡信州新町竹の田和農道36年災害復旧 | 信州新町 | 915,000 | 594,750 | 594,750 | 378,575 | 246,073 | |
農道延長25メートルの復旧にあたり、路側および法留めの練積石垣計208平米は控40センチメートルの雑割石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.2立米総量41立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石0.4立米総量83立米を施行したこととしているが、実際はうち102平米は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリート20立米は配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度の10立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石40立米は土砂混りの粗悪なもので施行したにすぎないため、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(375) | 同 | ||||||
北安曇郡白馬村飯田頭首工36年災害復旧 | 白馬村 | 2,794,000 | 1,816,100 | 1,816,100 | 955,531 | 621,095 | |
井ぜき延長20メートルの復旧にあたり、えん体53立米は配合比2:8の玉石コンクリート、水たたき25立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行し、これらを控40センチメートルの練石張り106平米で被覆し、また、根固めコンクリートブロック10個18立米は配合比2:8の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、えん体および根固めコンクリートブロックは野づら石を多量に混入して施行し、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じていてその強度が著しく低下しており、練石張りは張石の施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリート21立米は配合の悪い粗悪なもので半量程度の10立米を施行したにすぎず、練石張りとしての強度が著しく低下している。また、護岸練積石垣204平米の胴込コンクリートは平米当り0.12立米総量24立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので半量程度を施行したにすぎないなどのため工事費184,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(376) | 長野県 | ||||||
下伊那郡上郷村林道野底山線36年災害復旧 | 上郷村 | 20,280,000 | 17,907,240 | 17,907,240 | 554,000 | 489,182 | |
林道延長1,613メートルの復旧にあたり、法留練積石垣1,055平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.18立米総量189立米を施行したこととしているが、実際はうち897平米の胴込コンクリート161立米は配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して3分の2程度の107立米を施行したにすぎないなどのため、工事費554,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(377) | 同 | ||||||
下伊那郡豊丘村石仏(2)水路36年災害復旧 | 豊丘村 | 5,068,000 | 4,586,540 | 4,586,540 | 549,000 | 496,845 | |
水路延長1,234メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣1,694平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.1立米または0.12立米総量196立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度の98立米を施行したにすぎず、工事費549,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(378) | 同 | ||||||
下伊那郡豊丘村寺沢川尻農道36年災害復旧 | 豊丘村 | 2,089,000 | 1,890,545 | 1,890,545 | 790,000 | 714,950 | |
農道延長1,249メートルの復旧にあたり、路側練積石垣240平米および橋りょうのそで護岸練積石垣25平米は控30センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量26立米を施行し、また、橋台の練積石垣20平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量3立米を施行したこととしているが、実際はいずれも石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは目地程度を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(379) | 長野県 | ||||||
下伊那郡松川町小萩渡水路36年災害復旧 | 松川町 | 70,336,000 | 68,577,600 | 48,099,212 | 1,031,000 | 1,005,225 (1,005,225) |
|
水路延長3,264メートルの復旧にあたり、うち延長1,411メートルの護岸コンクリートブロック練積み4,446平米の胴込コンクリート844立米は配合比1:3:6で、また、落差工8箇所604立米は配合比2:8の玉石コンクリートでそれぞれ施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行し、また、落差工のうち1箇所79立米は玉石を多量に使用して施行したため、工事費1,031,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(380) | 同 | ||||||
下伊那郡松川町塩倉水路36年災害復旧 | 松川町 | 21,444,000 | 20,907,900 | 20,907,900 | 2,301,884 | 2,244,336 | |
水路延長1,285メートルの復旧にあたり、合流工延長20メートルの護岸コンクリートブロック練積み90平米の胴込コンクリート16立米および基礎ならびに底張りのコンクリート64立米、落差工5箇所128立米、床止工55箇所97立米計306立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、強度が著しく低下しており、すでに合流工の基礎および底張りのコンクリート、床止工のコンクリートは表面が摩耗洗掘されている状況であり、落差工5箇所は現場付近で採取した玉石を多量に混入し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでにいずれも漏水している。 | |||||||
(381) | 同 | ||||||
下伊那郡松川町峠下の沢水路36年災害復旧 | 松川町 | 10,425,000 | 9,947,308 | 9,947,308 | 3,804,151 | 3,616,204 | |
水路延長1,116メートルの復旧にあたり、うち延長762メートルの護岸コンクリートブロック練積み1,423平米は配合比1:3:6の基礎コンクリート207立米の上部に控35センチメートルのブロックをつき立て、胴込コンクリート256立米、底張りコンクリート6立米計262立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため強度が著しく低下しており、また、コンクリートブロックはその積み方が粗雑で合ばに間げきを生じているばかりでなく、ブロックのうち213平米は破損したりき裂を生じたりしている粗悪なものを使用しているため、コンクリートブロック護岸としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(382) | 長野県 | ||||||
下伊那郡松川町峠北洞水路36年災害復旧 | 松川町 | 9,900,000 | 9,652,500 | 9,652,500 | 2,413,744 | 2,353,400 | |
水路延長521メートルの復旧にあたり、えん堤2箇所142立米および落差工9箇所161立米は配合比2:8の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はえん堤および落差工のうち6箇所247立米はいずれも玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでにいずれも各所から漏水している。また、護岸コンクリートブロック練積み1,007平米の胴込コンクリート191立米および基礎コンクリート138立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は延長253メートル479平米の胴込コンクリート91立米および基礎コンクリート56立米は配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、コンクリートとしての強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(383) | 同 | ||||||
下水内郡豊田村日向水路36年災害復旧 | 豊田村 | 640,000 | 378,950 | 378,950 | 358,708 | 212,380 | |
水路延長12メートルおよび井ぜき延長5メートルの復旧にあたり、水たたきは配合比1:3:6のコンクリートで厚さ80センチメートル総量12立米を施行したこととしているが、実際は下部20センチメートル程度3立米は玉石を混入したもので施行し、その上部に配合の悪い粗悪なコンクリートで厚さ30センチメートル程度総量5立米を施行したにすぎず、すでに通水している。また、護岸練積石垣62平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量11立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度の5立米を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(384) | 長野県 | ||||||
小県郡青木村入奈良本水路34年災害復旧 | 青木村 | 15,052,000 | 13,243,930 | 13,243,930 | 826,000 | 726,833 | |
水路延長511メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣1,168平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.18立米総量210立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため平米当り0.14立米程度総量168立米を施行したにすぎず、工事費826,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(385) | 同 | ||||||
小県郡武石村巣栗頭首工36年災害復旧 | 武石村 | 1,298,000 | 1,047,486 | 1,047,486 | 547,000 | 441,429 | |
井ぜき延長11メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣261平米は控35センチメートルの雑石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.12立米総量31立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は控30センチメートル程度のものを使用し、胴込コンクリートは土砂を混入した配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度の15立米を施行したにすぎず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 207,662,000 | 184,760,737 | 164,282,349 | 23,812,583 | 19,815,783 (1,005,225) |
||
(386) | 岐阜県 | ||||||
加茂郡七宗村川並地内崩壊地復旧 | 岐阜県 | 1,601,460 | 1,067,640 | 1,067,640 | 582,943 | 388,628 | |
えん堤延長21メートルの新設にあたり、えん体は配合比6:4の玉石コンクリート114立米を控35センチメートルの雑割石の練積み194平米、練張り23平米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(387) | 岐阜県 | ||||||
本巣郡根尾村林道能郷線34年災害復旧 | 根尾村森林組合 | 2,247,000 | 2,022,300 | 2,022,300 | 817,000 | 735,300 | |
林道延長141メートルの復旧にあたり、路側擁壁延長50メートル171立米は配合比6:4の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石120立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ15センチメートル程度総量51立米で被覆したにすぎず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 3,848,460 | 3,089,940 | 3,089,940 | 1,399,943 | 1,123,928 | ||
(388) | 静岡県 | ||||||
藤枝市滝沢農道35年災害復旧 | 藤枝市 | 4,326,000 | 3,936,660 | 3,936,660 | 706,003 | 642,462 | |
農道延長339メートルの復旧にあたり、路側の河川に新設する床止工延長20メートル71立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに通水している。なお、床止工の左岸側はその取付箇所の地盤が土石のたい積した軟弱なものであるのに1メートル程度掘さくして取り付けたにすぎないため、たい積土石が流失してすでに幅7メートル程度の流路となっている状況で、床止工としての目的を達していない。 | |||||||
(389) | 同 | ||||||
沼津市大平小山水路36年災害復旧 | 沼津市 | 2,161,000 | 1,710,809 | 1,710,809 | 1,445,079 | 1,144,852 | |
水路延長120メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣360平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量64立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっており、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石を多量にそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、半量程度の32立米を施行したにすぎず、すでに石垣の下部は各所で通水しているばかりでなく、上流部の延長18メートル55平米は根入れが1メートル程度不足し37平米を施行したにすぎない状況である。 | |||||||
(390) | 静岡県 | ||||||
磐田郡水窪町林道白倉川線開設 | 水窪町森林組合 | 14,000,000 | 8,400,000 | 8,400,000 | 3,883,000 | 2,329,800 | |
林道延長874メートルの開設にあたり、路側擁壁延長97メートル400立米は配合比6:4の玉石コンクリート297立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量102立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、擁壁としての強度が著しく低下している。また、路側および法留めの練積石垣1,411平米は胴込コンクリート平米当り0.18立米または0.2立米総量270立米を施行したこととしているが、実際は平米当り0.13立米または0.15立米程度総量199立米を施行したにすぎないなどのため、工事費910,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(391) | 同 | ||||||
賀茂郡西伊豆町田子漁港修築 | 西伊豆町 | 4,500,000 | 1,500,000 | 1,500,000 | 1,387,198 | 462,399 | |
護岸延長69メートルの新設にあたり、護岸の下部工は土砂949立米を掘さくして基礎ぐり石厚さ50センチメートル総量141立米を敷き並べ、その上にコンクリート方塊46個をすえ付けたこととしているが、実際は土砂807立米を掘さくしたにすぎないばかりでなく、基礎ぐり石を全く施行することなく土砂の上に方塊をすえ付けたため、方塊は著しく安定を欠いたものとなっている。 | |||||||
(392) | 同 | ||||||
田方郡大仁町宗光寺水路36年災害復旧 | 大仁町 | 9,442,000 | 7,460,763 | 7,460,763 | 604,000 | 487,622 | |
水路延長181メートルの復旧にあたり、落差工6箇所の練積石垣285平米の裏込コンクリートは平米当り0.1立米総量28立米、底練石張りの基礎コンクリートは厚さ30センチメートルから50センチメートル総量60立米を施行したこととしているが、実際は裏込コンクリートは全く施行していないばかりでなく、基礎コンクリートは厚さ20センチメートル程度で総量31立米を施行したにすぎず、工事費385,000円相当額が出来高不足となっている。また、水路の底練石張り380平米は基礎コンクリート厚さ10センチメートル総量31立米を施行したこととしているが、実際は3分の1程度を施行したにすぎず、基礎コンクリートとしての効果が著しく減殺されている。 | |||||||
(393) | 静岡県 | ||||||
田方郡土肥町小池水路36年災害復旧 | 土肥町 | 7,248,000 | 7,074,048 | 7,074,048 | 350,687 | 342,270 | |
水路延長577メートルの復旧にあたり、第2、第3両工区延長210メートルの護岸練積石垣396平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量71立米を施行したこととしているが、実際は第3工区177平米の胴込コンクリート31立米は胴込部分に多量のぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、3分の1程度を施行したにすぎず、その強度が著しく低下しており、また、第2工区219平米の胴込コンクリート39立米は胴込部分にぐり石をそう入し、平米当り0.12立米程度総量26立米を施行したにすぎないなどのため、工事費104,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(394) | 同 | ||||||
田方郡土肥町助治郎川水路36年災害復旧 | 土肥町 | 9,728,000 | 8,229,288 | 8,229,288 | 314,000 | 265,632 | |
水路延長260メートルの復旧にあたり、うち延長120メートルの護岸練積石垣693平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量124立米を施行したこととしているが、実際は胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、平米当り0.12立米程度総量83立米を施行したにすぎず、工事費314,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(395) | 同 | ||||||
田方郡戸田村妙仙上流水路36年災害復旧 | 戸田村 | 5,282,000 | 5,107,694 | 5,107,694 | 1,211,000 | 1,171,037 | |
水路延長60メートルの復旧にあたり、床止め延長15メートル144立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、床止めとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 56,687,000 | 43,419,262 | 43,419,262 | 9,900,967 | 6,846,074 | ||
(396) | 愛知県 | ||||||
蒲郡市三谷漁港伊勢湾高潮対策 | 愛知県 | 28,214,573 | 23,841,313 | 23,841,313 | 1,182,000 | 998,790 | |
防潮堤延長265メートルおよび防波堤延長85メートルの復旧にあたり、防潮堤および防波堤の根固め被覆石1,947立米は上幅1.5メートルまたは2メートル、法長1.62メートルから8.35メートルで2,518平米を被覆ならししたこととしているが、実際は法面部分1,759平米の被覆ならしはその施行が粗雑で張石が互いにかみ合っておらず不陸を生じているばかりでなく、防潮堤のうち延長43メートルの法面下部101平米は被覆ならしを全く施行していないため、工事費1,182,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(397) | 同 | ||||||
北設楽郡稲武町林道大見山線34年災害復旧 | 稲武町森林組合 | 3,666,000 | 3,299,000 | 3,299,000 | 637,000 | 573,300 | |
林道延長409メートルの復旧にあたり、路側練積石垣816平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.18立米総量146立米を施行したこととしているが、実際はうち延長147メートル422平米の胴込コンクリート76立米は配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため、平米当り0.06立米または0.09立米程度総量35立米を施行したにすぎず、その強度が著しく低下している。 | |||||||
(398) | 同 | ||||||
中島郡祖父江町大牧水路36年災害復旧 | 領内川用悪水土地改良区 | 725,000 | 580,000 | 580,000 | 354,832 | 283,865 | |
水路延長82メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣218平米の胴裏込コンクリートは立米当りセメント277キログラム使いで平米当り0.28立米総量61立米を施行したこととしているが、実際は水洗いの不十分な骨材を使用したきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったためコンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 32,605,573 | 27,720,313 | 27,720,313 | 2,173,832 | 1,855,955 | ||
(399) | 三重県 | ||||||
三重郡楠町楠漁港36年災害復旧 | 楠町 | 3,487,000 | 2,325,000 | 2,325,000 | 358,000 | 238,786 | |
突堤延長29メートルの復旧にあたり、基礎根固め被覆石306立米は2トン内外のもので施行したこととしているが、実際はうち半量程度は1トン内外のものを混入して施行したにすぎず、工事費358,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(400) | 同 | ||||||
安芸郡芸濃町笹尾氏石ノ元水路34年災害復旧 | 芸濃町 | 1,859,000 | 1,564,360 | 1,564,360 | 690,000 | 563,000 | |
水路延長165メートルの復旧にあたり、水路の側壁コンクリート147立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので施行しつき固めも不十分であったため、その強度が著しく低下している。 | |||||||
(401) | 同 | ||||||
度会郡南島町奈屋浦漁港34年災害復旧 | 南島町 | 2,774,000 | 2,704,650 | 2,704,650 | 261,000 | 254,475 | |
導流堤延長20メートルの復旧にあたり、捨石堤の被覆は1個当り1トン内外の割石で497立米を施行したこととしているが、実際はうち249立米は500キログラム内外のもので施行したにすぎず、工事費261,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(402) | 同 | ||||||
度会郡南島町奈屋浦漁港35年災害復旧 | 南島町 | 3,774,000 | 3,399,210 | 3,399,210 | 223,000 | 200,853 | |
導流堤延長48メートルの復旧にあたり、捨石堤の被覆は1個当り1トン内外の割石で689立米を施行したこととしているが、実際はうち212立米は500キログラム内外のもので施行したにすぎず、工事費223,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(403) | 同 | ||||||
度会郡南勢町宿田曾漁港修築 | 南勢町 | 11,000,000 | 4,400,000 | 4,400,000 | 737,139 | 294,855 | |
突堤延長35メートルの新設にあたり、突堤の両側護岸延長62メートルはコンクリート方塊140個を3層に積み重ね、上部に場所打ちコンクリートを施行したこととしているが、実際は方塊のうち91個のすえ付けが粗雑で方塊と方塊との間に多くの間げきを生じており、工事費447,000円相当額が出来高不足となっている。また、旧堤との取付部延長10メートルの方塊4個20立米は配合比1:3:6のコンクリートで製作しすえ付けたこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため強度が著しく低下しており、すでに波浪により洗掘され空洞を生じているばかりでなく、すえ付けも著しく粗雑となっている。 | |||||||
(404) | 三重県 | ||||||
一志郡美杉村林道牛谷線開設 | 下之川森林組合 | 5,020,000 | 2,008,000 | 2,008,000 | 607,000 | 242,800 | |
林道延長380メートルの開設にあたり、路側練積石垣802平米は平米当り胴込コンクリート0.18立米総量144立米、裏込ぐり石0.35立米総量280立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは平米当り0.13立米程度総量104立米、裏込ぐり石は石垣の上部に114立米程度を施行し、下部は現場付近で採取した岩くず166立米程度を充てんしたにすぎないなどのため、工事費506,000円相当額が出来高不足となっている。また、橋りょう1箇所の左岸橋台21立米は配合比6:4の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
計 | 27,914,000 | 16,401,220 | 16,401,220 | 2,876,139 | 1,794,769 | ||
(405) | 兵庫県 | ||||||
加古川市八幡町中西条五ケ井水路36年災害復旧 | 加古川市 | 9,404,000 | 6,112,600 | 6,112,600 | 811,000 | 527,150 | |
水路延長135メートルの復旧にあたり、護岸練石張り2,202平米の胴込コンクリート286立米および裏張りコンクリート440立米は配合比1:3:6で、阻水壁および床止めコンクリート計495立米は配合比1:3:6のコンクリートを使用したぐり石コンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったばかりでなく、裏張りコンクリートはぐり石を混入して施行したため、工事費811,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(406) | 兵庫県 | ||||||
美方郡浜坂町田君梅谷口頭首工36年災害復旧 | 浜坂町 | 777,000 | 472,500 | 472,500 | 468,385 | 284,778 | |
井ぜき延長21メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき計119立米は配合比2:8のぐり石コンクリートで施行したこととしているが、実際はぐり石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートはかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでにえん体の各所から漏水している。また、えん体の根固め十字コンクリートブロック10個9立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はぐり石を混入した配合の悪い粗悪なもので施行したにすぎず、その強度が著しく低下している。 | |||||||
(407) | 同 | ||||||
三原郡西淡町阿那賀漁港36年災害復旧 | 西淡町 | 7,376,000 | 7,051,000 | 7,051,000 | 355,000 | 339,380 | |
護岸延長76メートルの復旧にあたり、護岸根固めは土砂344立米を掘さくし、被覆石上幅2メートル、下幅5メートル、厚さ2.5メートル総量732立米を施行したこととしているが、実際は掘さくを全く施行することなく、被覆石は上幅3メートル、下幅7メートル厚さ1.5メートル程度で総量605立米を施行したにすぎず、工事費355,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
計 | 17,557,000 | 13,636,100 | 13,636,100 | 1,634,385 | 1,151,308 | ||
(408) | 奈良県 | ||||||
吉野郡東吉野村杉谷地内崩壊地復旧 | 奈良県 | 10,304,000 | 6,869,333 | 6,869,333 | 10,304,000 | 6,869,333 | |
えん堤3箇所の新設にあたり、1号えん堤235立米、2号えん堤371立米、3号えん堤396立米計1,004立米はいずれも配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は1号、2号両えん堤は配合の悪い粗悪なコンクリートで層間に砂利、砂を充てんして層状に打設し、これをコンクリート厚さ30センチメートル程度総量110立米で被覆したにすぎず、また、3号えん堤は岩くず198立米程度を混入して配合の悪い粗悪なコンクリートで施行しているばかりでなく、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、いずれもえん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(409) | 奈良県 | ||||||
宇陀郡曾爾村山粕農地34年災害復旧 | 曾爾村 | 4,655,000 | 4,189,500 | 4,189,500 | 1,257,000 | 1,131,300 | |
田18反、畑1.2反の復旧にあたり、排土2,076立米、切土4,917立米、盛土2,997立米を施行したこととしているが、実際は廃田を生じたり、田面地盤高の測量を誤ったりしたため排土1,923立米、切土3,039立米、盛土2,195立米を施行すれば足りたなどのため工事費407,000円相当額が設計過大となっており、また、野づら石から積石垣1,323平米の築石および裏込ぐり石のうち築石1,024平米、裏込ぐり石332立米はいずれも13キロメートルの地点から搬入使用したこととしているが、実際は築石は現場付近で採取した雑石を多量に混用し、裏込ぐり石は全量現場付近で採取した土砂混りのもので施行したにすぎないなどのため、工事費850,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(410) | 同 | ||||||
宇陀郡御杖村袖末新道頭首工34年災害復旧 | 御杖村 | 1,175,000 | 1,128,000 | 1,128,000 | 1,175,000 | 1,128,000 | |
井ぜき延長11メートルの復旧にあたり、えん体74立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石29立米を中詰めとし、これを配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ30センチメートル程度総量45立米で被覆したにすぎず、すでに各所から漏水している。また、付帯護岸練積石垣140平米は控30センチメートルの雑石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量14立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートはえん体と同様なもので施行し下部6平米は全く施行していない。 | |||||||
(411) | 同 | ||||||
宇陀郡室生村石割川水路34年災害復旧 | 室生村 | 8,875,000 | 8,253,750 | 8,253,750 | 922,000 | 857,460 | |
水路延長389メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣1,176平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.15立米総量176立米を施行し、また、床止工8箇所111立米は配合比1:3:6のコンクリートを使用したぐり石コンクリートで施行したこととしているが、実際は練積石垣の胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので3分の2程度の117立米を施行したにすぎず、また、床止工のコンクリートも胴込コンクリートと同様なもので施行したにすぎないなどのため、工事費922,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(412) | 奈良県 | ||||||
宇陀郡室生村サンポウ川水路36年災害復旧 | 室生村 | 2,122,000 | 1,954,362 | 1,954,362 | 713,559 | 657,187 | |
水路延長106メートルの復旧にあたり、練積石垣329平米は控30センチメートルの雑石を使用し、胴込コンクリートおよび裏込コンクリート平米当りそれぞれ0.1立米総量65立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長49メートル215平米は大小不ぞろいな築石を使用し、裏込コンクリートは全く施行しておらず、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(413) | 同 | ||||||
宇陀郡室生村庄屋川上流水路34年災害復旧 | 室生村 | 1,585,000 | 1,259,442 | 1,259,442 | 1,585,000 | 1,259,442 | |
水路延長108メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣277平米は控25センチメートルの雑石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.08立米、裏込コンクリート0.02立米または0.04立米総量30立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は大小不ぞろいな築石を使用し、石積みの施行も粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートおよび裏込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴、裏込部分にぐり石をそう入して平米当り0.05立米程度総量13立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。また、床止工3箇所21立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行し、帯工27箇所および水そう2箇所計26立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は床止工はぐり石12立米を中詰めとし、これを配合の悪いきわめて粗悪なコンクリート厚さ10センチメートル程度総量9立米で被覆したにすぎず、帯工および水そうは配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行し、帯工にはぐり石を混入しており、いずれもその強度が著しく低下し、帯工および水そうはすでに洗掘されまたはき裂を生じている状況である。 | |||||||
(414) | 奈良県 | ||||||
宇陀郡室生村林道ハイタテ線1号箇所34年災害復旧 | 室生森林組合 | 851,000 | 765,900 | 765,900 | 319,000 | 287,100 | |
林道延長98メートルの復旧にあたり、路側練積石垣250平米は控30センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量25立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長50メートル148平米は大小不ぞろいな築石を使用し、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(415) | 同 | ||||||
高市郡明日香村ツクダ頭首工36年災害復旧 | 受益者共同施行 | 762,000 | 641,604 | 641,604 | 272,280 | 229,259 | |
井ぜき延長7メートルの復旧にあたり、水たたきは配合比1:4:8の基礎コンクリート5立米の上部に配合比1:3:6のコンクリート厚さ65センチメートル総量24立米を施行したこととしているが、実際は基礎コンクリートは全く施行せず、上部コンクリートも配合の悪い粗悪なもので厚さ35センチメートル程度総量13立米を施行したにすぎず、水たたきとしての強度が著しく低下している。また、えん体20立米および付帯護岸擁壁35立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも玉石コンクリートで施行したにすぎず、工事費77,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(416) | 同 | ||||||
吉野郡川上村林道井光線13号箇所34年災害復旧(1) | 川上村森林組合 | 6,406,000 | 6,063,529 | 6,063,529 | 289,000 | 273,549 | |
林道延長270メートルの復旧にあたり、法留擁壁延長60メートル252立米は配合比7:3の粗石コンクリート217立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量35立米で被覆したこととしているが、実際はうち延長10メートル52立米は粗石37立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ表側40センチメートル、裏側20センチメートル程度総量15立米で被覆したにすぎず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(417) | 奈良県 | ||||||
吉野郡川上村林道井光線13号箇所34年災害復旧(2) | 川上村森林組合 | 8,974,000 | 8,494,240 | 8,494,240 | 945,000 | 894,479 | |
林道延長270メートルの復旧にあたり、法留擁壁延長201メートル986立米は配合比7:3の粗石コンクリート807立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量179立米で被覆したこととしているが、実際はうち延長21メートル164立米は粗石91立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ表側40センチメートル、裏側20センチメートル程度総量72立米で被覆したにすぎず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(418) | 同 | ||||||
吉野郡東吉野村青竜水路34年災害復旧 | 東吉野村 | 745,000 | 677,950 | 677,950 | 745,000 | 677,950 | |
水路延長159メートルの復旧にあたり、擁壁延長159メートル110立米および落差工1箇所11立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでにいずれも通水している。 | |||||||
(419) | 同 | ||||||
吉野郡東吉野村狭戸水路34年災害復旧 | 東吉野村 | 5,493,000 | 4,998,630 | 4,998,630 | 423,591 | 385,467 | |
水路延長328メートルの復旧にあたり、護岸根固め延長70メートル63立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートに粗石を混入して施行しており、根固めコンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(420) | 奈良県 | ||||||
吉野郡東吉野村ムネナゲシ水路34年災害復旧 | 東吉野村 | 1,742,000 | 1,585,220 | 1,585,220 | 479,228 | 436,097 | |
水路延長75メートルの復旧にあたり、擁壁延長75メートル248立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長18メートル71立米は玉石の配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(421) | 同 | ||||||
吉野郡東吉野村林道麦谷線34年災害復旧 | 四郷森林組合 | 10,390,000 | 9,783,865 | 9,783,865 | 763,000 | 718,487 | |
林道延長519メートルの復旧にあたり、護岸基礎延長191メートル158立米は配合比7:3の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長90メートル93立米は粗石42立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ20センチメートル程度総量51立米で被覆したにすぎず、玉石コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 64,079,000 | 56,665,325 | 56,665,325 | 20,192,658 | 15,805,110 | ||
(422) | 和歌山県 | ||||||
御坊市広芝漁港36年災害復旧 | 御坊市 | 10,233,000 | 10,150,000 | 10,150,000 | 719,000 | 713,248 | |
護岸延長95メートルの復旧にあたり、擁壁907立米は陸上部分746立米を配合比1:3:6、水中部分160立米を配合比1:2:4のコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長23メートルの下部陸上部分73立米、水中部分38立米はいずれもコンクリートのつき固めがきわめて不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、すでに通水している状況で、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(423) | 同 | ||||||
有田郡金屋町中湯頭首工35年災害復旧 | 金屋町 | 1,853,000 | 1,575,050 | 1,575,050 | 348,000 | 295,800 | |
井ぜき延長13メートルの復旧にあたり、えん体119立米は配合比1:3:6のコンクリートで、また、付帯護岸練積石垣58平米の胴込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.15立米総量8立米を施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので、えん体は玉石を混入して施行し、胴込コンクリートは半量程度を施行したにずぎないなどのため、工事費348,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(424) | 和歌山県 | ||||||
有田郡広川町唐尾漁港36年災害復旧(22号) | 広川町 | 14,691,000 | 14,529,000 | 14,529,000 | 1,445,000 | 1,429,105 | |
防潮堤延長210メートルの復旧にあたり、堤体1,680立米はうち442立米を配合比1:2:4、残りの1,237立米を配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、下部909立米は型わくの施行が粗雑となっており、工事費1,445,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(425) | 同 | ||||||
有田郡広川町唐尾漁港36年災害復旧(113号) | 広川町 | 7,317,000 | 7,236,000 | 7,236,000 | 885,000 | 875,265 | |
防波堤延長57メートルの復旧にあたり、堤体645立米はうち121立米を配合比1:2:4、残りの523立米を配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、そのつき固めも不十分となっており、また、被覆捨石478立米は1個当り1トン内外のもので施行したこととしているが、実際はうち400立米程度は200キログラムまたは500キログラム程度のもので施行したにすぎず、工事費885,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(426) | 同 | ||||||
伊都郡かつらぎ町東蛸背農道37年災害復旧 | かつらぎ町 | 580,000 | 377,000 | 377,000 | 580,000 | 377,000 | |
農道延長12メートルの復旧にあたり、路側擁壁97立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石69立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ15センチメートル程度総量27立米で被覆したにすぎず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(427) | 和歌山県 | ||||||
日高郡印南町津井漁港36年災害復旧 | 印南町 | 1,504,000 | 1,467,000 | 1,467,000 | 525,000 | 512,400 | |
護岸延長39メートル等の復旧にあたり、護岸擁壁79立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めが不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している状況で、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(428) | 同 | ||||||
東牟婁郡熊野川町大島頭首工36年災害復旧 | 熊野川町 | 506,000 | 434,148 | 434,148 | 364,153 | 312,443 | |
井ぜき延長19メートルの復旧にあたり、水たたき58平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.18立米総量10立米を施行した練石張りの上部に配合比1:3:6の上張りコンクリート厚さ15センチメートル総量12立米を施行したこととしているが、実際は練石張りを全く施行することなく、ぐり石等を敷き並べた上に水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪いきわめて粗悪なコンクリート厚さ5センチメートル程度総量4立米を施行したにすぎず、水たたきとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(429) | 同 | ||||||
東牟婁郡古座川町林道平井川線37年災害復旧 | 七川森林組合 | 1,269,000 | 824,850 | 824,850 | 535,000 | 347,750 | |
林道延長80メートルの復旧にあたり、路側練積石垣190平米は控35センチメートルの雑割石または野づら石を使用し、平米当り胴込コンクリート0.18立米または0.14立米総量33立米を配合比1:3:6で、裏込ぐり石総量66立米を施行したこととしているが、実際は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、うち120平米の築石は控30センチメートル程度のものを使用しており、胴込コンクリートは水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分にぐり石をそう入して半量程度の16立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石は現場付近で採取した土砂混りの粗悪なもので施行しており、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(430) | 和歌山県 | ||||||
日高郡美山村中谷水路36年災害復旧 | 美山村 | 2,067,000 | 1,941,456 | 1,941,456 | 1,393,000 | 1,308,027 | |
水路延長132メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣558平米は控30センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量55立米を配合比1:3:6で、また、2号、3号両床止工計63立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は練積石垣は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので、胴込部分に多量のぐり石をそう入して半量程度を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況であり、また、床止めはいずれも配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため、内部に空げきを生じており、床止めとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(431) | 同 | ||||||
日高郡竜神村芝向水路36年災害復旧 | 竜神村 | 1,340,000 | 1,176,520 | 1,176,520 | 1,040,000 | 913,120 | |
水路延長118メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣297平米は控30センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量29立米を配合比1:3:6で、また、うち82平米は裏込コンクリート平米当り0.2立米総量16立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は石積みの施行がきわめて粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の14立米を施行したにすぎず、裏込コンクリートは全く施行しておらず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
計 | 41,360,000 | 39,711,024 | 39,711,024 | 7,834,153 | 7,084,158 | ||
(432) | 鳥取県 | ||||||
八頭郡佐治村河本地内崩壊地復旧 | 鳥取県 | 3,300,500 | 2,200,333 | 2,200,333 | 349,000 | 232,666 | |
えん堤1箇所の新設にあたり、えん堤408立米は配合比1:3:6の基礎コンクリート13立米の上部に配合比6:4の玉石コンクリート358立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量36立米で被覆したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、玉石コンクリートは玉石を多量に使用して施行したため、工事費349,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(433) | 鳥取県 | ||||||
八頭郡若桜町鳴谷地内えん堤34年災害復旧 | 鳥取県 | 1,451,486 | 1,397,781 | 1,397,781 | 1,128,685 | 1,086,923 | |
えん堤1箇所の復旧にあたり、えん体196立米は配合比6:4の玉石コンクリート158立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ20センチメートル総量38立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(434) | 同 | ||||||
鳥取市青木頭首工34年災害復旧 | 鳥取市 | 2,318,000 | 2,086,200 | 2,086,200 | 1,371,727 | 1,234,554 | |
井ぜき延長57メートルの復旧にあたり、えん体107立米および水たたき139立米は配合比4:6の玉石コンクリート、阻水壁110立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、えん体は玉石49立米を中詰めとし、これを玉石コンクリート厚さ30センチメートル程度総量58立米で被覆したにすぎず、また、水たたきは玉石の層とコンクリートの層とに分離して打設しており、いずれもすでに内部に通水している。 | |||||||
(435) | 同 | ||||||
鳥取市下段角の古瀬頭首工34年災害復旧 | 鳥取市 | 1,519,000 | 1,367,100 | 1,367,100 | 1,011,268 | 910,141 | |
井ぜき延長45メートルの復旧にあたり、えん体176立米および水たたき87立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はえん体は配合の悪い粗悪なコンクリートで施行しているばかりでなく、玉石の配列が粗雑で内部に空げきを生じており、また、水たたきはぐり石70立米を中詰めとし、これを厚さ10センチメートル程度のコンクリート総量17立米で被覆したにすぎず、えん体および水たたきとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(436) | 鳥取県 | ||||||
鳥取市御子垣二番井手頭首工34年災害復旧 | 鳥取市 | 1,056,000 | 950,400 | 950,400 | 268,463 | 241,616 | |
井ぜき延長10メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき48立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはかき込み砂利を使用した配合の悪いきわめて粗悪なもので施行しているばかりでなく、玉石コンクリートは玉石に代え雑石を使用し、その配列も粗雑で、コンクリートのつき固めも全く施行しておらず、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(437) | 同 | ||||||
岩美郡岩美町大泓頭首工34年災害復旧 | 岩美町 | 1,054,000 | 948,600 | 948,600 | 645,675 | 581,107 | |
井ぜき延長40メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき169立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用し、コンクリートはかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なもので施行してそのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(438) | 同 | ||||||
岩美郡国府町万水頭首工34年災害復旧 | 国府町 | 1,304,000 | 1,173,400 | 1,173,400 | 786,641 | 707,976 | |
井ぜき延長39メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき182立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石の配列が粗雑であるばかりでなく、コンクリートは配合の悪いきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(439) | 同 | ||||||
気高郡青谷町小畑口水路34年災害復旧 | 青谷町 | 1,132,000 | 1,018,800 | 1,018,800 | 913,110 | 821,799 | |
水路延長194メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣528平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.12立米総量63立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石は大小不ぞろいなものを使用し、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行してそのつき固めも不十分であったため半量程度の31立米を施行したにすぎず、すでに下部の胴込コンクリートは流失し、石垣の裏側に漏水している状況である。 | |||||||
(440) | 鳥取県 | ||||||
東伯郡羽合町羽合漁港34年災害復旧 | 羽合町 | 1,184,000 | 1,020,000 | 458,868 | 450,000 | 387,900 (387,900) |
|
防波堤延長21メートルの復旧にあたり、堤体は張石301立米を使用し、天ば幅3メートル、法長5.2メートルから8メートルで306平米の張立てを施行したこととしているが、実際は堤体の法長は3.6メートル程度で、張石は170立米を使用し、その張立ては191平米を施行したにずぎないため、工事費450,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
計 | 14,318,986 | 12,162,614 | 11,601,482 | 6,924,569 | 6,204,682 (387,900) |
||
(441) | 広島県 | ||||||
沼隈郡内海町内浦地内崩壊地復旧 | 広島県 | 1,803,000 | 1,202,000 | 1,202,000 | 418,311 | 278,874 | |
えん堤4箇所の新設にあたり、うち1号えん堤延長11メートルのえん体56立米は配合比7:3の玉石コンクリート45立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量11立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石の層と玉石コンクリートの層とに分離して打設し、これをコンクリート厚さ20センチメートル程度総量20立米で被覆したにすぎず、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(442) | 山口県 | ||||||
柳井市平郡落屋地内渓流崩壊防止 | 山口県 | 1,218,000 | 812,000 | 812,000 | 1,218,000 | 812,000 | |
えん堤延長21メートルの新設にあたり、えん体154立米は配合比6:4の玉石コンクリート134立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量20立米で被覆したこととしているが、実際は玉石コンクリートは玉石の層とコンクリートの層とに分離して打設し、これをコンクリート厚さ25センチメートル程度総量61立米で被覆したにすぎないため、すでにえん体内部に通水している。 | |||||||
(443) | 山口県 | ||||||
小野田市刈屋漁港修築 | 小野田市 | 9,900,000 | 3,300,000 | 3,300,000 | 1,586,000 | 528,666 | |
防波堤延長80メートルの新設にあたり、根固め被覆石は1,093立米を投入し、そのならし1,170平米を施行したこととしているが、実際は被覆石は765立米程度を捨て込んだだけでそのならしを全く施行していないため工事費1,586,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(444) | 同 | ||||||
玖珂郡錦町野谷1号水路36年災害復旧 | 錦町 | 4,181,000 | 3,537,836 | 3,537,836 | 376,000 | 317,360 | |
水路延長369メートルの復旧にあたり、練積石垣930平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量167立米を施行したこととしているが、実際は平米当り0.1立米程度総量93立米を施行したにすぎず、工事費376,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
計 | 15,299,000 | 7,649,836 | 7,649,836 | 3,180,000 | 1,658,026 | ||
(445) | 徳島県 | ||||||
阿南市伊島地区36年海岸災害復旧 | 徳島県 | 1,000,000 | 973,000 | 973,000 | 1,000,000 | 973,000 | |
護岸延長18メートルおよび排水路延長48メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣65平米および練石張り36平米は控45センチメートルの雑石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.15立米総量15立米を施行したこととしているが、実際は築石は大小不ぞろいなものを使用し、石積みの施行も粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートはほとんど施行していないため、築石が容易に抜き取られる状況である。さらに、排水路のうち延長11メートルは配合比4:6の基礎玉石コンクリート15立米の上部にコンクリート・ヒューム管を布設し、これを配合比1:3:6のコンクリート12立米で被覆したこととしているが、実際は基礎部分およびヒューム管の周囲に玉石21立米を充てんし、これを配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ10センチメートル程度総量7立米で被覆したにすぎず、また、遊水そう12立米は配合比1:2:4の鉄筋コンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートにぐり石を混入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに上ぶたにはき裂を生じている状況である。 | |||||||
(446) | 徳島県 | ||||||
阿南市伊島漁港36年災害復旧 | 徳島県 | 67,230,000 | 57,955,794 | 57,955,794 | 993,000 | 877,237 | |
プレパクト・コンクリート2,918立米の注入モルタル1,634立米に使用する機械損料の積算にあたり、1日6時間か働10立米注入としてその損料は1,298,176円と算定すべきものを、誤って12時間か働10立米注入としてその損料2,596,623円を計上したため、工事費993,000円相当額が積算過大となっている。 | |||||||
(447) | 同 | ||||||
阿南市中林漁港36年災害復旧 | 徳島県 | 14,960,524 | 12,766,351 | 12,766,351 | 4,212,124 | 3,425,338 | |
護岸延長327メートルの復旧にあたり、うち延長218メートルの法覆コンクリート781立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、そのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、コンクリートとしての強度が著しく低下している。また、護岸根固めのうち延長109メートルの捨石は1個当り500キログラム内外のもので367立米を施行したこととしているが、実際は半量程度の183立米を施行したにすぎないばかりでなく、その施行が粗雑で内部に多くの間げきを生じていて不安定な状態となっている。 | |||||||
(448) | 同 | ||||||
阿波郡阿波町大久保地内崩壊地復旧 | 徳島県 | 1,365,000 | 910,000 | 910,000 | 753,746 | 502,497 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、1号えん堤延長21メートル134立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪いきわめて粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に多くの空げきを生じており、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(449) | 徳島県 | ||||||
麻植郡木屋平村南張地区農地保全施設36年災害復旧 | 徳島県 | 2,501,000 | 2,198,379 | 2,198,379 | 292,000 | 256,668 | |
えん堤1箇所および水路延長91メートルの復旧にあたり、えん体128立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行し、また、水路の底練石張り84平米は控30センチメートルの雑石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米総量8立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はえん体は配合の悪い粗悪なコンクリートに粗石を多量に使用して施行しており、また、底練石張りは張石に控25センチメートル程度のものを使用し、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので半量程度の4立米を施行したにずぎないなどのため、工事費292,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(450) | 同 | ||||||
鳴門市北灘町大浦漁港36年災害復旧 | 鳴門市 | 1,963,051 | 1,811,896 | 1,811,896 | 248,000 | 228,904 | |
護岸延長20メートルの復旧にあたり、擁壁164立米のうち127立米および根固め方塊20個20立米は配合比1:3:6のコンクリート、擁壁の残り37立米は立米当りセメント390キログラム使いのコンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を混入して施行したため、工事費248,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(451) | 同 | ||||||
鳴門市北灘町碁の浦漁港36年災害復旧 | 鳴門市 | 12,701,484 | 12,313,845 | 12,313,845 | 448,000 | 423,643 | |
防波堤延長40メートルの復旧にあたり、堤体の根固め被覆石は2トン内外のもので939立米を施行したこととしているが、実際は総量751立米を施行したにすぎないばかりでなく、うち225立米程度は1トン内外のものを使用したため、工事費448,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(452) | 同 | ||||||
鳴門市瀬戸町日出漁港36年災害復旧(32号) | 鳴門市 | 3,608,000 | 3,092,563 | 3,092,563 | 534,206 | 443,459 | |
防波堤延長25メートルの復旧にあたり、堤体325立米のうち225立米は配合比1:3:6のコンクリート、残り100立米は立米当りセメント390キログラム使いのコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長5メートル65立米は型わくの施行が粗雑であったばかりでなく、配合の悪い粗悪なコンクリートで施行しそのつき固めも不十分であったため、すでに基礎部は深さ20センチメートルから50センチメートル程度洗掘されている状況である。 | |||||||
(453) | 徳島県 | ||||||
鳴門市瀬戸町日出漁港36年災害復旧(5号の1) | 鳴門市 | 3,052,000 | 2,816,996 | 2,816,996 | 390,826 | 360,732 | |
護岸延長43メートルの復旧にあたり、擁壁342立米のうち296立米および方塊17個17立米は配合比1:3:6のコンクリート、擁壁の残り46立米は立米当りセメント390キログラム使いのコンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なもので施行したため、工事費240,000円相当額が出来高不足となっている。また、根固め捨石は厚さ1メートルで総量53立米を施行したこととしているが、実際は厚さ50センチメートル程度で総量26立米を施行したにすぎないばかりでなく、そのならしが粗雑であったため、すでに一部が散乱している状況である。 | |||||||
(454) | 同 | ||||||
鳴門市瀬戸町日出漁港36年災害復旧(5号の2) | 鳴門市 | 4,203,000 | 2,802,000 | 2,802,000 | 602,477 | 401,651 | |
護岸延長51メートルの復旧にあたり、擁壁414立米のうち346立米および方塊38個38立米は配合比1:3:6のコンクリート、擁壁の残り68立米は立米当りセメント390キログラム使いのコンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なもので施行したため、工事費301,000円相当額が出来高不足となっている。また、根固め捨石は厚さ1メートルで総量114立米を施行したこととしているが、実際は厚さ50センチメートル程度で総量57立米を施行したにすぎないばかりでなく、そのならしが粗悪であったため、すでに一部が散乱している状況である。 | |||||||
計 | 112,584,059 | 97,640,824 | 97,640,824 | 9,474,379 | 7,893,129 | ||
(455) | 愛媛県 | ||||||
上浮穴郡久万町東明神地内崩壊地復旧 | 愛媛県 | 1,209,000 | 806,000 | 806,000 | 1,084,000 | 722,666 | |
えん堤2箇所等の新設にあたり、1号えん堤162立米は配合比6:4の玉石コンクリート136立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量26立米で被覆し、2号えん堤85立米は配合比6:4の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はそれぞれ粗石130立米および74立米を中詰めとし、これを配合の悪いきわめて粗悪なコンクリート厚さ15センチメートルおよび8センチメートル程度の32立米および10立米で被覆したにすぎず、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(456) | 同 | ||||||
越智郡岩城村岩城漁港34年災害復旧(68号) | 岩城村 | 536,000 | 357,500 | 357,500 | 536,000 | 357,500 | |
物揚場護岸延長61メートルの復旧にあたり、護岸は厚さ30センチメートルの表面に高さ20センチメートル、幅30センチメートルの階段を設け、天ばは厚さ20センチメートルで総量87立米を配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートは水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪い粗悪なもので、護岸は厚さ18センチメートル程度、天ばは厚さ10センチメートル程度総量60立米を施行したにすぎないため、すでに各所にき裂を生じている状況である。 | |||||||
(457) | 同 | ||||||
越智郡岩城村岩城漁港34年災害復旧(70号) | 岩城村 | 1,222,000 | 815,000 | 815,000 | 371,261 | 247,310 | |
防波堤延長32メートルの復旧にあたり、堤体両側の法覆コンクリートは配合比1:3:6で上厚30センチメートル、下厚61センチメートルから66センチメートル総量112立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで上厚15センチメートル、下厚35センチメートル程度総量58立米を施行したにすぎないなどのため、工事費296,000円相当額が出来高不足となっている。また、天ば舗装コンクリートは配合比1:3:6で厚さ30センチメートル総量16立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで厚さ15センチメートル程度総量8立米を施行したにすぎず、すでに一部にき裂を生じている状況である。 | |||||||
(458) | 愛媛県 | ||||||
越智郡生名村后農道改修 | 生名土地改良区 | 3,530,000 | 1,059,000 | 1,059,000 | 826,000 | 247,800 | |
農道延長1,396メートルの改修にあたり、三面張りコンクリート側溝延長662メートル89立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は土砂を混入した配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行し、そのつき固めも不十分であったためコンクリートとしての強度が著しく低下しており、すでに各所にき裂を生じている状況である。また、路側から積石垣385平米、筋芝1,240平米を施行したこととしているが、実際はから積石垣307平米、筋芝1,136平米を施行したにすぎず、工事費170,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(459) | 同 | ||||||
上浮穴郡久万町赤坂頭首工36年災害復旧 | 久万町 | 516,000 | 441,696 | 441,696 | 445,000 | 380,920 | |
井ぜき延長12メートルの復旧にあたり、えん体64立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石20立米程度を中詰めとし、これをコンクリート厚さ25センチメートル程度総量43立米で被覆したにすぎず、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(460) | 同 | ||||||
喜多郡内子町林道今岡線開設 | 大瀬森林組合 | 5,200,000 | 2,080,000 | 2,080,000 | 1,154,000 | 461,600 | |
林道延長767メートルの開設にあたり、練積石垣1,034平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.14立米総量144立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長123メートル311平米は控30センチメートル程度の雑割石を使用し、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、胴込部分に石くずを多量にそう入して平米当り0.04立米程度総量12立米を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況で、すでに数箇所にき裂を生じており、また、残り723平米のうち658平米の胴込コンクリート92立米は配合の悪い粗悪なもので平米当り0.09立米程度総量59立米を施行したにすぎず、工事費278,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(461) | 愛媛県 | ||||||
北宇和郡津島町大井手頭首工35年災害復旧 | 津島町 | 1,023,000 | 664,950 | 664,950 | 320,000 | 208,000 | |
井ぜき延長32メートルの復旧にあたり、えん体71立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石42立米を中詰めとし、これをコンクリート厚さ20センチメートル程度総量29立米で被覆したにすぎず、玉石コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(462) | 同 | ||||||
北宇和郡津島町須下漁港36年災害復旧 | 津島町 | 948,000 | 898,700 | 898,700 | 242,000 | 229,416 | |
護岸延長68メートルの復旧にあたり、壁体の根固め部分は厚さ50センチメートル、法長1.7メートルから2.4メートルで総量71立米、法覆部分は上厚30センチメートル、下厚50センチメートル、法長1.7メートルで総量55立米を配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なもので施行し、根固め部分は厚さ30センチメートルから40センチメートル程度、法長1.27メートルから1.98メートル程度で総量39立米を施行したにすぎないため、工事費242,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(463) | 同 | ||||||
北宇和郡津島町漁家漁港36年災害復旧 | 津島町 | 1,588,400 | 1,505,800 | 1,505,800 | 363,000 | 344,984 | |
護岸延長99メートルの復旧にあたり、擁壁延長91メートルは上幅40センチメートル、下幅53センチメートルから75センチメートルで総量168立米を配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち延長78メートル152立米は下幅40センチメートル程度で106立米を施行したにすぎず、工事費280,000円相当額が出来高不足となっており、残りの延長12メートル15立米は配合の悪いきわめて粗悪なもので上幅、下幅とも25センチメートル程度で7立米を施行したにすぎず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(464) | 愛媛県 | ||||||
北宇和郡松野町鈴井頭首工36年災害復旧 | 松野町 | 2,214,000 | 1,724,369 | 1,724,369 | 288,000 | 224,409 | |
井ぜき延長73メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき計330立米は配合比1:3:6のコンクリートを使用した配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用して施行したにすぎないなどのため工事費288,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(465) | 同 | ||||||
北宇和郡松野町梁瀬頭首着工36年災害復旧 | 松野町 | 1,789,000 | 1,443,723 | 1,443,723 | 279,000 | 225,153 | |
井ぜき延長75メートルの復旧にあたり、えん体521立米は配合比1:3:6のコンクリートを使用した配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪いコンクリートに玉石を多量に使用して施行したため工事費279,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(466) | 同 | ||||||
周桑郡三芳町林道黒谷線開設 | 三芳町 | 10,310,000 | 6,186,000 | 6,186,000 | 1,434,239 | 860,543 | |
林道延長690メートルの開設にあたり、路側練積石垣および擁壁等を施行するもので、路側練積石垣2,690平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.14立米総量376立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち2,595平米の胴込コンクリート363立米は胴込部分にぐり石をそう入して平米当り0.1立米程度を施行した箇所が1,916平米あるため総量286立米を施行したにすぎないばかりでなく、配合の悪い粗悪なもので施行したなどのため、工事費691,000円相当額が出来高不足となっており、残りの95平米は石積みの施行が粗雑となっているばかりでなく、胴込コンクリートは全く施行しておらず、築石が容易に抜き取られる状況である。また、玉石コンクリート擁壁153立米は配合比6:4の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は土砂を混入した配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートで施行しているため、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(467) | 愛媛県 | ||||||
西宇和郡伊方町九町漁港36年災害復旧(40号) | 伊方町 | 6,733,800 | 5,760,500 | 5,760,500 | 1,036,000 | 885,912 | |
防潮堤延長93メートルの復旧にあたり、護岸の前面法覆コンクリートは厚さ50センチメートルで総量199立米を配合比1:3:6で、また、基礎部分は配合比1:3:6のコンクリートで場所打ち53立米および方塊68個を施行したこととしているが、実際は法覆コンクリートは配合の悪い粗悪なもので厚さ30センチメートルで総量123立米を施行したにすぎず、また、基礎の場所打ちコンクリートのうち32立米およびコンクリート方塊はいずれも配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を混入して施行しており、さらに根固め捨石は1個当り1トン内外のもので334立米を施行したこととしているが、実際は500キログラム程度のもので240立米程度を施行したにすぎないなどのため、工事費1,036,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(468) | 同 | ||||||
西宇和郡伊方町九町漁港36年災害復旧(41号) | 伊方町 | 1,972,600 | 1,765,400 | 1,765,400 | 328,000 | 294,528 | |
防潮堤延長42メートルの復旧にあたり、護岸の前面法覆コンクリートは厚さ50センチメートルで総量88立米、基礎コンクリートは70立米をいずれも配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は法覆コンクリートは配合の悪い粗悪なもので厚さ25センチメートルまたは30センチメートル総量38立米を施行したにすぎず、また、基礎コンクリートは配合の悪い粗悪なものに玉石を混入して施行したにすぎないなどのため、工事費328,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
計 | 38,791,800 | 25,508,638 | 25,508,638 | 8,706,500 | 5,690,741 | ||
(469) | 福岡県 | ||||||
嘉穂郡二瀬町焼水路37年災害復旧 | 飯塚市(旧二瀬町) | 1,658,000 | 1,077,700 | 1,077,700 | 372,000 | 241,800 | |
水路延長207メートルの復旧にあたり、三面張りコンクリート103立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので施行したにすぎないなどのため工事費372,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(470) | 福岡県 | ||||||
築上郡築城町一の井頭首工36年災害復旧 | 築城町 | 1,211,000 | 787,150 | 787,150 | 1,211,000 | 787,150 | |
井ぜき延長27メートルの復旧にあたり、えん体73立米および水たたき140立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はそれぞれ玉石66立米および118立米を中詰めとし、これを配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ10センチメートル程度6立米および21立米で被覆したにすぎず、すでにえん体は各所から漏水し、水たたきは各所にき裂を生じている状況である。 | |||||||
(471) | 同 | ||||||
田川郡方城町迫溜池鉱害復旧 | 方城町 | 5,604,000 | 3,049,000 | 3,049,000 | 517,000 | 278,907 | |
堤とう延長111メートルの復旧にあたり、波よけコンクリートブロック護岸は厚さ10センチメートルのもの555枚総量38立米を配合比1:2:4で製作しすえ付けたこととしているが、実際はブロックを製作することなく現場打ちで堤体盛土上に配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ8センチメートル程度総量28立米を施行したため、その強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(472) | 同 | ||||||
糸島郡志摩村志摩野水路34年災害復旧 | 志摩村 | 5,309,000 | 4,778,100 | 4,778,100 | 385,000 | 346,500 | |
水路延長524メートルの復旧にあたり、三面張りコンクリートは底厚20センチメートルで総量571立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち下流側延長286メートル313立米のコンクリートは底厚12センチメートル程度で総量271立米を配合の悪い粗悪なもので施行したにすぎないなどのため工事費385,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(473) | 同 | ||||||
嘉穂郡稲築町楠木地区鉱害復旧 | 日本炭業株式会社 | 8,585,000 | 4,670,000 | 4,670,000 | 525,000 | 283,191 | |
田21反の復旧にあたり、水路延長731メートルの三面張りコンクリート228立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち延長240メートル71立米は配合の悪い粗悪なもので施行し、そのつき固めも不十分であったため、その強度が著しく低下しているばかりでなく、すでに各所から漏水している。 | |||||||
計 | 22,367,000 | 14,361,950 | 14,361,950 | 3,010,000 | 1,937,548 | ||
(474) | 佐賀県 | ||||||
藤津郡太良町小田川第1水路37年災害復旧 | 太良町 | 4,906,000 | 4,852,034 | 3,179,800 | 290,000 | 286,810 (286,810) |
|
水路延長150メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣720平米は平米当り胴裏込コンクリート0.33立米総量237立米を施行したこととしているが、実際は胴裏込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため平米当り0.26立米程度総量187立米を施行したにすぎず、工事費290,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(475) | 長崎県 | ||||||
諌早市小船越水路37年災害復旧 | 諌早市 | 7,969,000 | 7,809,620 | 5,179,850 | 1,061,000 | 1,039,780 (1,039,780) |
|
水路延長384メートルの復旧にあたり、1号工区延長305メートルの護岸練積石垣1,491平米は胴込コンクリート平米当り0.18立米総量268立米を施行し、裏込ぐり石593立米を15キロメートルの地点から運搬施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため平米当り0.12立米程度総量178立米を施行したにすぎず、また、裏込ぐり石のうち6割程度の355立米は現場付近で採取したもので施行しているため、工事費1,061,000円相当額が出来高不足などとなっている。 | |||||||
(476) | 同 | ||||||
諌早市椿原下水路37年災害復旧 | 諌早市 | 6,291,000 | 6,165,180 | 6,165,180 | 323,000 | 316,540 | |
床固めえん堤1箇所の復旧にあたり、えん体555立米は配合比4:6の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用して施行したため工事費323,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(477) | 同 | ||||||
北高来郡高来町萩原水路37年災害復旧 | 高来町 | 7,560,000 | 7,115,868 | 7,115,868 | 384,000 | 361,440 | |
水路延長283メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣558平米の胴込コンクリートは平米当り0.18立米総量100立米、裏込コンクリートはうち301平米に平米当り0.1立米総量30立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため平米当り0.12立米程度総量67立米、裏込コンクリートは3分の2程度の21立米を施行したにすぎないなどのため、工事費384,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(478) | 長崎県 | ||||||
北高来郡高来町平原水路36年災害復旧 | 高来町 | 6,891,000 | 6,236,355 | 6,236,355 | 431,000 | 390,055 | |
水路延長545メートルの復旧にあたり、護岸および落差工の練積石垣1,241平米の胴込コンクリートは平米当り0.22立米総量279立米を施行したこととしているが、実際は胴込部分にぐり石をそう入し、コンクリートのつき固めも不十分であったため平米当り0.15立米程度総量186立米を施行したにすぎず、工事費431,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(479) | 同 | ||||||
東彼杵郡東彼杵町川内川第4頭首工37年災害復旧 | 東彼杵町 | 2,725,000 | 2,670,500 | 1,771,250 | 1,057,645 | 1,036,492 (899,250) |
|
井ぜき延長9メートルの復旧にあたり、取付け護岸延長38メートルの練積表石垣272平米は控45センチメートルの雑割石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.23立米総量62立米、練積裏石垣37平米は胴込コンクリート平米当り0.12立米総量4立米をいずれも裏型わくを使用して施行したこととしているが、実際は表石垣の築石は大小不ぞろいなものを使用しているばかりでなく、胴込コンクリートはいずれも裏型わくを使用しないで胴込部分に多量のぐり石をそう入し4分の1程度を施行したにすぎず、築石が容易に抜き取られる状況である。 | |||||||
(480) | 同 | ||||||
北高来郡森山村山下水路37年災害復旧 | 森山村 | 2,754,000 | 2,654,856 | 2,654,856 | 938,295 | 904,516 | |
水路延長260メートルの復旧にあたり、護岸練積石垣355平米は胴込コンクリートを裏型わくを使用して平米当り0.23立米総量81立米、裏込ぐり石平米当り0.45立米総量159立米を施行したこととしているが、実際はうち延長145メートル235平米の胴込コンクリート54立米は裏型わくを全く使用しないで胴込部分に多量のぐり石をそう入して平米当り0.06立米程度総量14立米を施行したにすぎないばかりでなく、裏込ぐり石は全く施行しておらず、練積石垣としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(481) | 長崎県 | ||||||
北松浦郡生月町上堤溜池改良 | 元触土地改良区 | 1,572,000 | 864,000 | 864,000 | 379,948 | 208,971 | |
堤とう延長160メートルの施行にあたり、内堤から石張り306平米は控35センチメートルの雑石を使用し、胴込ぐり石平米当り0.12立米総量36立米を施行したこととしているが、実際はから石張りの一部に表面から岩くずをそう入している程度で胴込ぐり石はほとんど施行しておらず、張石工としての効果が著しく減殺されている。 | |||||||
計 | 35,762,000 | 33,516,379 | 29,987,359 | 4,574,888 | 4,257,794 (1,939,030) |
||
(482) | 熊本県 | ||||||
熊本市島崎地内崩壊地復旧 | 熊本県 | 3,279,550 | 2,186.366 | 2,186,366 | 844,068 | 562,712 | |
えん堤1箇所、床固工4箇所等の新設にあたり、1号床固工延長19メートル51立米および2号床固工延長16メートル45立米はそれぞれ配合比7:3の玉石コンクリート38立米および33立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量12立米および11立米で被覆したこととしているが、実際は両床固工の下部11立米および13立米は玉石を中詰めとし、これをかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ20センチメートル程度で被覆したにすぎないため、すでに内部に通水している。また、練積石垣250平米の胴裏込コンクリートは配合比1:3:6で平米当り0.3立米総量75立米を施行したこととしているが、実際は下部124平米の37立米はかき込砂利を混用した配合の悪い粗悪なコンクリートで施行したためその強度が著しく低下している。 | |||||||
(483) | 同 | ||||||
菊池市荒谷地内崩壊地復旧 | 熊本県 | 1,860,000 | 1,240,000 | 1,240,000 | 1,279,366 | 852,910 | |
えん堤2箇所の新設にあたり、1号えん堤延長20メートル152立米および2号えん堤延長16メートル166立米はいずれも配合比6:4の玉石コンクリート127立米および140立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量それぞれ25立米で被覆したこととしているが、実際は両えん堤とも配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列が粗雑で玉石だけの層を生じているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、えん堤としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(484) | 熊本県 | ||||||
菊池市丸山地内崩壊地復旧 | 熊本県 | 1,115,000 | 743,333 | 743,333 | 1,115,000 | 743,333 | |
えん堤延長21メートルの新設にあたり、えん堤218立米は配合比1:3:6の基礎コンクリート7立米の上部に配合比7:3の玉石コンクリート186立米を配合比1:3:6のコンクリート厚さ10センチメートル総量24立米で被覆したこととしているが、実際は基礎コンクリートは全く施行していないばかりでなく、えん体は雑石98立米を中詰めとし、これを配合の悪い粗悪なコンクリート厚さ45センチメートル程度総量98立米で被覆したにすぎず、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(485) | 同 | ||||||
玉名市青野地区土砂崩壊防止 | 熊本県 | 4,545,000 | 3,030,000 | 3,030,000 | 815,857 | 543,904 | |
えん堤延長60メートルの新設にあたり、えん体735立米は配合比5:5の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はえん体下部の中央部分延長5メートル46立米は現場付近で採取した粗石42立米を中詰めとし、これを配合の悪いきわめて粗悪なコンクリート厚さ20センチメートル程度総量4立米で被覆したにすぎず、また、その両側延長13メートル108立米は配合の悪い粗悪なコンクリートで施行しているため容易に破砕される状況で、いずれもその強度が著しく低下している。 | |||||||
(486) | 同 | ||||||
天草郡五和町二江漁港修築 | 熊本県 | 13,894,000 | 13,290,500 | 13,290,500 | 713,964 | 713,964 | |
導流堤延長136メートルおよび物揚場延長81メートルの新設にあたり、導流堤は長さ4メートルまたは5メートルのコンクリートシートパイル692枚を打込み、中詰めぐり石1,290立米を投入した基礎の上部に堤体コンクリート749立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はシートパイルの打込みが粗雑で前後に傾斜したり、相互に離間したりしているため、すでに中詰めぐり石の一部が流失しているばかりでなく、堤体コンクリートのうち延長20メートル77立米は打設が粗雑であったため骨材が分離し、各所に砂利だけの層を生じており、すでに内部に通水している。 | |||||||
(487) | 熊本県 | ||||||
球磨郡水上村林道平畑不土野線開設 | 熊本県 | 10,000,000 | 6,000,000 | 6,000,000 | 926,418 | 555,850 | |
林道延長933メートルの開設にあたり、路側擁壁延長23メートル140立米は配合比7:3の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用して施行しているため玉石コンクリートとしての強度が著しく低下しており、すでにき裂を生じている状況である。また、床版橋延長5メートルの橋台67立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に混入して施行しているため容易に破砕される状況である。 | |||||||
(488) | 同 | ||||||
本渡市佐伊津漁港34年災害復旧 | 本渡市 | 9,350,000 | 8,573,000 | 8,573,000 | 370,000 | 339,252 | |
防波堤延長276メートルの復旧にあたり、根固め被覆石2,090立米は1個当り1トン内外のもので施行したこととしているが、実際は現場付近で採取した200キログラム程度のもの286立米を敷き並べ、その上部に500キログラム程度のもの120立米を混入して1,804立米を施行したにすぎず、工事費370,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(489) | 同 | ||||||
八代市古城町八の字堰頭首工35年災害復旧 | 麦島土地改良区 | 8,942,000 | 5,805,860 | 5,805,860 | 322,743 | 209,550 | |
井ぜき延長76メートルの復旧にあたり、水たたき646立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は水たたきのうち右岸側延長8メートル77立米のコンクリートは水洗いの不十分な骨材を使用した配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、コンクリートに足場丸太を埋め込んだままで施行している箇所もあり、その強度が著しく低下している。 | |||||||
(490) | 熊本県 | ||||||
八代郡泉村林道五家荘下屋敷線37年災害復旧 | 泉村 | 4,287,000 | 2,786,550 | 2,786,550 | 439,704 | 285,807 | |
林道延長59メートルの復旧にあたり、路側擁壁延長36メートル280立米は配合比7:3の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は擁壁の下部72立米は玉石を多量に使用しているばかりでなく、配合の悪い粗悪なコンクリートに土砂を混入したもので施行し、そのつき固めも不十分であったため、容易に破砕される状況である。 | |||||||
計 | 57,272,550 | 43,655,609 | 43,655,609 | 6,827,120 | 4,807,282 | ||
(491) | 大分県 | ||||||
津久見市保戸島漁港修築 | 大分県 | 28,134,000 | 27,500,000 | 27,500,000 | 3,138,474 | 3,138,474 | |
防波堤等の新設にあたり、防波護岸延長100メートルの擁壁コンクリート673立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は型わくの施行が粗雑となっているばかりでなく、配合の悪い粗悪なコンクリートで施行し、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、擁壁としての強度が著しく低下し、すでに通水している。 | |||||||
(492) | 同 | ||||||
臼杵市成本頭首工36年災害復旧 | 臼杵市 | 2,235,000 | 1,829,920 | 1,829,920 | 1,002,933 | 821,402 | |
井ぜき延長31メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき277立米は配合比3:7の玉石コンクリート、阻水壁36立米は配合比1:3:6のコンクリートでそれぞれ施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪い粗悪なもので施行し、えん体および水たたきは玉石の配列が粗雑となっており、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じているばかりでなく、水たたきは平均厚さ70センチメートルの設計に対し60センチメートル程度で施行したにすぎず、いずれもその強度が著しく低下しており、すでにえん体は各所から漏水している。 | |||||||
(493) | 大分県 | ||||||
宇佐郡安心院町棚頭首工36年災害復旧 | 安心院町 | 1,743,000 | 1,411,830 | 1,411,830 | 600,390 | 486,315 | |
井ぜき延長34メートルの復旧にあたり、えん体205立米は配合比5:5の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用しているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(494) | 同 | ||||||
大野郡三重町塚田頭首工36年災害復旧 | 三重町 | 1,793,000 | 1,495,362 | 1,495,362 | 422,000 | 351,948 | |
井ぜき延長26メートルの復旧にあたり、えん体94立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はえん体の下部51立米は玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(495) | 同 | ||||||
西国東郡大田村落合頭首工36年災害復旧 | 大田村 | 1,718,000 | 1,388,144 | 1,388,144 | 487,000 | 393,496 | |
井ぜき延長44メートルの復旧にあたり、えん体128立米は配合比5:5の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートは配合の悪い粗悪なもので、そのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに各所から漏水している。 | |||||||
(496) | 同 | ||||||
東国東郡安岐町乙ケ渕頭首工36年災害復旧 | 安岐町 | 1,335,000 | 1,177,470 | 1,177,470 | 309,000 | 272,538 | |
井ぜき延長24メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき69立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用して施行しているばかりでなく、コンクリートのつき固めもきわめて不十分であったためえん体内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(497) | 大分県 | ||||||
東国東郡安岐町中園頭首工36年災害復旧 | 安岐町 | 4,692,000 | 4,138,344 | 4,138,344 | 300,000 | 264,600 | |
井ぜき延長65メートルの復旧にあたり、えん体235立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は右岸側延長13メートル79立米は玉石を多量に使用して施行しているばかりでなく、コンクリートのつき固めもきわめて不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(498) | 同 | ||||||
東国東郡安岐町成久頭首工36年災害復旧 | 安岐町 | 5,220,000 | 4,604,040 | 4,604,040 | 281,000 | 247,842 | |
井ぜき延長68メートルの復旧にあたり、えん体420立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用して施行したため工事費281,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(499) | 同 | ||||||
東国東郡安岐町野々田頭首工36年災害復旧 | 安岐町 | 1,746,000 | 1,539,972 | 1,539,972 | 361,000 | 318,402 | |
井ぜき延長16メートルの復旧にあたり、えん体81立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用して施行しているばかりでなく、コンクリートのつき固めもきわめて不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(500) | 同 | ||||||
東国東郡安岐町山の神頭首工36年災害復旧 | 安岐町 | 1,187,000 | 1,046,934 | 1,046,934 | 922,810 | 813,918 | |
井ぜき延長18メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき84立米、付帯護岸擁壁延長25メートル34立米はいずれも配合比3:7の玉石コンクリートで、阻水壁39立米は配合比1:3:6のコンクリートでそれぞれ施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも現場付近で採取した粗悪な砂を多量に混用した配合の悪いもので施行しているばかりでなく、玉石コンクリートは玉石を多量に使用し、その配列も粗雑であり、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでにえん体および擁壁は各所から漏水している。 | |||||||
(501) | 大分県 | ||||||
東国東郡国東町神田頭首工36年災害復旧 | 国東町 | 1,058,000 | 915,170 | 915,170 | 337,000 | 291,505 | |
井ぜき延長20メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき75立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪いきわめて粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(502) | 同 | ||||||
東国東郡国東町西田頭首工36年災害復旧 | 国東町 | 1,100,000 | 951,500 | 951,500 | 261,287 | 226,013 | |
井ぜき延長24メートルの復旧にあたり、えん体52立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際は玉石を多量に使用して施行しているばかりでなく、コンクリートのつき固めも不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(503) | 同 | ||||||
東国東郡国東町向川原頭首工36年災害復旧 | 国東町 | 1,035,000 | 895,275 | 895,275 | 256,000 | 221,440 | |
井ぜき延長16メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき59立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも玉石を多量に使用し、その配列が粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めもきわめて不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(504) | 同 | ||||||
東国東郡武蔵町直さ頭首工36年災害復旧 | 武蔵町 | 1,351,000 | 1,183,476 | 1,183,476 | 244,287 | 213,995 | |
井ぜき延長15メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき54立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、その配列も粗雑となっているばかりでなく、コンクリートのつき固めもきわめて不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(505) | 大分県 | ||||||
東国東郡武蔵町前田頭首工36年災害復旧 | 武蔵町 | 1,053,000 | 922,428 | 922,428 | 340,000 | 297,840 | |
井ぜき延長11メートルの復旧にあたり、えん体および水たたき73立米は配合比3:7の玉石コンクリートで施行したこととしているが、実際はいずれも配合の悪い粗悪なコンクリートに玉石を多量に使用し、コンクリートのつき固めもきわめて不十分であったため内部に空げきを生じており、すでに通水している。 | |||||||
(506) | 同 | ||||||
南海部郡蒲江町カバネ農道35年災害復旧 | 蒲江町 | 2,559,000 | 1,663,000 | 1,663,000 | 535,000 | 347,750 | |
農道延長294メートルの復旧にあたり、路面舗装および波返しのコンクリート計126立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで施行しているばかりでなく、そのつき固めも不十分であったためいずれも強度が著しく低下しており、すでに舗装コンクリートは各所にき裂を生じている状況である。 | |||||||
計 | 57,959,000 | 52,662,865 | 52,662,865 | 9,798,181 | 8,707,478 | ||
(507) | 鹿児島県 | ||||||
阿久根市松元頭首工34年災害復旧 | 阿久根市 | 661,000 | 429,650 | 429,650 | 387,795 | 252,066 | |
井ぜき延長18メートルの復旧にあたり、水たたき81立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はかき込み砂利を使用した配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、その養生も不十分であったため、コンクリートとしての強度が著しく低下しており、すでに角落しの下流部は摩耗洗掘されている状況である。 | |||||||
(508) | 鹿児島県 | ||||||
熊毛郡上屋久町志戸子漁港36年災害復旧 | 上屋久町 | 2,277,269 | 1,821,815 | 1,821,815 | 300,000 | 240,000 | |
防波堤2箇所の復旧にあたり、旧堤体の被覆コンクリートは配合比陸上部分1:3:6、水中部分1:2:4のコンクリートで厚さ平均80センチメートル総量435立米を施行したこととしているが、実際はコンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行しているばかりでなく、型わくの施行も粗雑でコンクリートの表面が不陸となっており、工事費300,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
(509) | 同 | ||||||
熊毛郡南種子町大川漁港36年災害復旧 | 南種子町 | 3,289,700 | 3,006,785 | 3,006,785 | 957,000 | 874,698 | |
防潮堤延長125メートルの復旧にあたり、堤体は高さ4.5メートル、上幅50センチメートル、下幅1.6メートルで474立米、水たたきは幅1.5メートル、厚さ20センチメートル、水たたきの側壁は高さ1メートル、上幅20センチメートル、下幅40センチメートルで計55立米をいずれも配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はコンクリートはいずれも配合の悪いもので施行しているばかりでなく、堤体はコンクリートに玉石を混入して施行し、また、水たたきは厚さ16センチメートル程度、水たたきの側壁は高さ36センチメートル、下幅20センチメートル程度で計39立米を施行したにすぎないなどのため、工事費957,000円相当額が出来高不足となっている。 | |||||||
計 | 6,227,969 | 5,258,250 | 5,258,250 | 1,644,795 | 1,366,764 | ||
合計 | 1,142,627,238 | 910,558,139 | 873,034,306 | 196,237,019 | 150,930,643 (9,059,577) |