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  • 昭和40年度|
  • 第2章 国の会計|
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災害復旧事業費の査定額を減額させたもの


(314) 災害復旧事業費の査定額を減額させたもの

 (一般会計)

 地方公共団体が施行する公共土木施設の昭和40年発生災害復旧工事の査定を了したもの(運輸省査定額5,982,858,000円)に対する検査は、査定額の比較的多かった青森ほか5県を選び、40年12月から41年4月までの間に、総工事数436箇所査定額3,435,083,000円のうち185工事1,409,245,000円について実施した。
 その結果は、前記6県のうち5県において査定工事費の設計および積算が過大となっていると認められるものがあり、これらの査定工事費を適正なものに修正する必要があると認め当局に注意したところ、次表のとおり29工事32,448,000円(国庫負担金相当額23,639,000円)を減額是正する旨の回答があった。

類別
運輸省査定額 左のうち実地検査したもの 減額させた工事費
設計過大 積算過大
工事数 金額 工事数 金額 工事数 金額 工事数 金額 工事数 金額

青森

27
千円
267,786

11
千円
78,455

千円

1
千円
409

1
千円
409
静岡 49 1,078,977 43 461,352

11 2,651 11 2,651
兵庫 155 1,099,241 44 150,881 2 139 2 186 4 325
香川 128 288,672 36 184,385 5 12,251 4 1,803 9 14,054
高知 31 495,762 22 468,868 3 14,230 1 779 4 15,009
合計 390 3,230,438 156 1,343,941 10 26,620 19 5,828 29 32,448