ケーブル埋設工事については、掘さく、埋めもどしおよび敷設の労務人工数等の積算基準について実情に即した改訂を図るなどして予定価格の適正を期し、また、踏切警報機新設工事のケーブル敷設工事については、関連のある同種ケーブル敷設工事との重複施行を避けるなどして工事費予算の効率的使用を図るよう、昭和40年11月、改善の意見を表示したところ、日本国有鉄道においては、ケーブル埋設工事については、他の同種作業の歩掛りおよび工事の実情を考慮するなどして掘さく、埋めもどしおよび敷設の基本歩掛りを改訂し、また、踏切警報機新設工事については、工事計画を早期に樹立するとともに、できるだけ線区別に集中的に施行してケーブルの重複施行を避けるなどの処置を講じている。