都道府県名 | |||||||
工事 | 事業主体 | 工事費 | 左に対する国庫補助金 | 左のうち40年度までの交付済額 | 工事費から除外すべき額 | 左に対する国庫補助金相当額 | |
円 | 円 | 円 | 円 | 円 | |||
(一般会計の分) | |||||||
(327) | 北海道 | ||||||
札幌市豊平川40年災害復旧 | 北海道 | 2,730,000 | 2,184,000 | 2,184,000 | 946,000 | 756,800 | |
護岸延長100メートルの復旧にあたり、練積石垣430平米の胴込および裏込コンクリートは平米当り0.22立米総量94立米を立米当りセメント230キログラム配合で施行したこととしているが、実際は冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、胴込および裏込コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(328) | 同 | ||||||
足寄郡足寄町足寄川40年災害復旧 | 北海道 | 1,248,000 | 998,400 | 998,400 | 1,248,000 | 998,400 | |
護岸延長86メートルの復旧にあたり、鉄線じゃかご172本は径15センチメートルから23センチメートルの詰石総量197立米で施行したこととしているが、実際は詰石の4割程度を規格外のもので施行したため、じゃかごとしての効果が著しく減殺されている。 | |||||||
(329) | 同 | ||||||
千歳市美笛川40年災害復旧 | 千歳市 | 7,801,000 | 6,240,800 | 6,240,800 | 677,000 | 541,600 | |
護岸延長234メートルの復旧にあたり、コンクリートブロック練積802平米の裏込コンクリートは平米当り0.19立米総量152立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち216平米の41立米は全く施行せず、183平米の34立米は冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、裏込コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(330) | 同 | ||||||
増毛郡増毛町町道黒岩尻線40年災害復旧 | 増毛町 | 1,253,000 | 1,002,400 | 1,002,400 | 423,000 | 338,400 | |
道路延長40メートルの復旧にあたり、路側法わくの中詰練石張255平米は控25センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.08立米総量20立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は築石の約3割は控20センチメートル程度のものを使用し、胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なモルタルで目地程度を施行したにすぎないため、中詰練石張としての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 13,032,000 | 10,425,600 | 10,425,600 | 3,294,000 | 2,635,200 | ||
(331) | 青森県 | ||||||
青森市県道酸ケ湯高田線39年災害復旧 | 青森県 | 1,162,000 | 802,942 | 802,942 | 697,000 | 481,627 | |
道路延長25メートルの復旧にあたり、土留コンクリート擁壁25メートル120立米は根入れ1.1メートルから1.5メートルで施行したこととしているが、実際はうち13メートル74立米は根入れを全く施行せず、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(332) | 同 | ||||||
西津軽郡鯵ケ沢町一般国道青森能代線37年災害復旧 | 青森県 | 10,000,000 | 6,670,000 | 6,670,000 | 646,000 | 430,882 | |
道路延長260メートルの復旧にあたり、路側擁壁の根固めコンクリートブロック782個1,365立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち51個89立米はつき固めが不十分であったばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、容易に破砕される状況である。 | |||||||
計 | 11,162,000 | 7,472,942 | 7,472,942 | 1,343,000 | 912,509 | ||
(333) | 岩手県 | ||||||
岩手郡雫石町葛根田川39年災害復旧 | 岩手県 | 6,504,700 | 4,338,634 | 4,338,634 | 371,000 | 247,457 | |
護岸延長160メートルの復旧にあたり、根固め十字ブロック228個228立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち49個49立米は冬期間施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(334) | 東京都 | ||||||
豊島区谷端川下水道幹線新設 | 東京都 | 137,891,924 | 34,472,981 | 34,472,981 | 4,644,000 | 1,161,000 | |
コンクリート暗きょ延長435メートルの新設にあたり、路面復旧の舗装1,809平米は下層路盤を砂利厚さ20センチメートル361立米、上層路盤を砕石厚さ15センチメートル271立米、表層をアスファルト乳剤厚さ3センチメートル計38センチメートルで施行したこととしているが、実際はうち1,746平米は上層路盤5センチメートル、表層3センチメートル計8センチメートル程度を施行したにすぎないため路盤の支持力が得られず、舗装としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(335) | 新潟県 | ||||||
新潟市市道川岸町20号線39年災害復旧 | 新潟市 | 11,343,000 | 9,913,782 | 9,913,782 | 608,000 | 531,392 | |
道路延長407メートルの復旧にあたり、舗装2,704平米は基層をアスファルトコンクリート厚さ5センチメートル、表層をアスファルトコンクリート厚さ4.5センチメートル、アスファルトモルタル1.5センチメートル計11センチメートルで施行したこととしているが、実際はうち40メートル560平米は平均8.5センチメートルを施行したにすぎず、舗装としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(336) | 石川県 | ||||||
加賀市動橋川40年災害復旧 | 石川県 | 1,102,000 | 735,034 | 735,034 | 1,102,000 | 735,034 | |
護岸延長60メートルの復旧にあたり、鉄線じゃかご120本は径15センチメートルから20センチメートルの詰石総量136立米で施行したこととしているが、実際は詰石は4割程度を規格外の小径のもので施行したため容易に脱落する状況である。 | |||||||
(337) | 福井県 | ||||||
敦賀市井の口川40年災害復旧 | 福井県 | 3,592,000 | 3,387,256 | 3,387,256 | 1,753,000 | 1,653,079 | |
護岸延長103メートルの復旧にあたり、護岸は長さ5メートルのコンクリート矢板258枚でほぞを適格に合わせて施行したこととしているが、実際はうち延長48メートルは打込が粗雑で矢板相互間に間げきを生じ、設計数121枚に対し108枚を施行したにすぎず、護岸としての効果が著しく低下している。 | |||||||
(338) | 山梨県 | ||||||
韮崎市八幡沢川40年災害復旧 | 韮崎市 | 2,696,000 | 2,124,448 | 2,124,448 | 1,062,000 | 836,856 | |
護岸延長568メートルの復旧にあたり、練積石垣834平米は控30センチメートルおよび35センチメートルの野づら石を使用し、胴込コンクリート平米当り0.1立米および0.12立米総量84立米を施行したこととしているが、実際はぅち209メートル354平米は築石の控が不足しているものがあるばかりでなく、胴込コンクリート36立米は冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、すでに崩壊している。 | |||||||
(339) | 兵庫県 | ||||||
城崎郡香住町一般国道舞鶴鳥取線39年災害復旧 | 兵庫県 | 3,798,000 | 2,533,266 | 2,533,266 | 960,000 | 640,320 | |
道路延長38メートルの復旧にあたり、路側法わく472平米のコンクリートわく74立米は配合比1:2:4で施行したこととしているが、実際は多量の水を使用し、つき固めも不十分であったためコンクリートとしての強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(340) | 和歌山県 | ||||||
海草郡下津町小原川地盤変動対策 | 和歌山県 | 7,484,000 | 4,989,333 | 4,989,333 | 1,173,000 | 782,000 | |
護岸延長426メートルの復旧にあたり、コンクリート擁壁124メートル165立米は根入れ0.8メートルまたは1.1メートルで施行したこととしているが、実際はうち20メートルは根入れを全く施行せず、35メートルは根入れが0.4メートル不足しており、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(341) | 岡山県 | ||||||
英田郡西粟倉村村道南谷線40年災害復旧 | 西粟倉村 | 710,000 | 616,990 | 616,990 | 378,000 | 328,482 | |
道路延長183メートルの復旧にあたり、路側コンクリート擁壁67メートル39立米は根入れ0.4メートルで施行したこととしているが、実際はうち55メートル33立米は根入れが平均0.19メートル不足し、一部は基礎が露出している状況で、擁壁としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(342) | 同 | ||||||
真庭郡八束村宮城川災害関連 | 八束村 | 4,164,000 | 3,663,920 | 3,663,920 | 233,000 | 205,016 | |
護岸延長223メートルの復旧にあたり、基礎コンクリート214メートルは直高50センチメートルで57立米、底張コンクリート105メートルは厚さ30センチメートルで157立米をそれぞれ施行したこととしているが、実際は基礎コンクリートのうち154メートル41立米は平均38センチメートルで26立米、底張コンクリートは平均25センチメートルで135立米を施行したにすぎず、工事費233,000円相当額の出来高が不足している。 | |||||||
計 | 4,874,000 | 4,280,910 | 4,280,910 | 611,000 | 533,498 | ||
(343) | 広島県 | ||||||
山県郡戸河内町大原川39年災害復旧 | 広島県 | 1,340,000 | 893,780 | 893,780 | 318,000 | 212,106 | |
流路延長279メートルの復旧にあたり、底張コンクリート702平米は厚さ30センチメートル210立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち556平米166立米の下部52立米は締切、水替およびコンクリートのつき固めが不十分であったためモルタルと粗骨材とが分離し、コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(344) | 徳島県 | ||||||
徳島市榎瀬江湖川災害関連 | 徳島県 | 2,178,094 | 1,452,788 | 1,452,788 | 382,000 | 254,794 | |
護岸延長219メートルの復旧にあたり、法張コンクリート572平米177立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は下部46立米は締切および水替が不十分であったためモルタルと粗骨材とが分離し、コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(345) | 長崎県 | ||||||
松浦市調川川37年災害復旧 | 長崎県 | 3,836,000 | 2,558,612 | 2,558,612 | 746,000 | 497,582 | |
流路延長290メートルの復旧にあたり、底張コンクリート1,221平米は厚さ30センチメートルから80センチメートル557立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち234平米117立米は締切、水替およびコンクリートのつき固めが不十分であったためモルタルと粗骨材とが分離し、底張としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(346) | 同 | ||||||
東彼杵郡東彼杵町宇都川37年災害復旧 | 東彼杵町 | 11,736,000 | 11,642,112 | 11,642,112 | 943,000 | 935,456 | |
護岸延長360メートルの復旧にあたり、底張コンクリート1,180平米は厚さ30センチメートル353立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はぅち387平米116立米は締切、水替およびコンクリートのつき固めが不十分であったためモルタルと粗骨材とが分離し、底張としての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 15,572,000 | 14,200,724 | 14,200,724 | 1,689,000 | 1,433,038 | ||
(一般会計の分) | 合計 | 222,569,718 | 101,221,478 | 101,221,478 | 19,310,000 | 12,568,283 | |
(道路整備特別会計の分) | |||||||
(347) | 北海道 | ||||||
紋別市道道紋別丸瀬布線舗装新設 | 北海道 | 30,066,831 | 22,550,123 | 22,550,123 | 1,202,000 | 901,500 | |
道路延長1,389メートルの舗装にあたり、基層および表層9,033平米はいずれも厚さ5センチメートル計10センチメートルのアスファルトコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち150メートル975平米は平均7.3センチメートルを施行したにすぎないため、舗装としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(348) | 青森県 | ||||||
黒石市県道大鰐浪岡線舗装新設 | 青森県 | 34,578,535 | 23,052,356 | 23,052,356 | 1,514,000 | 1,009,333 | |
岡路延長3,525メートル21,058平米の舗装にあたり、基層はアスファルトコンクリート厚さ5センチメートル、表層はアスファルトコンクリート厚さ3.5センチメートル、アスファルトモルタル1.5センチメートル計10センチメートルで施行したこととしているが、実際はうち延長2,300メートル14,164平米は平均8.7センチメートルを施行したにすぎず、工事費1,514,000円相当額の出来高が不足している。 | |||||||
(349) | 千葉県 | ||||||
千葉市院内町横戸町線街路改良 | 千葉県 | 18,000,000 | 12,000,000 | 12,000,000 | 1,865,000 | 1,243,333 | |
街路延長274メートルの改良にあたり、既設アスファルトコンリート舗装1,644平米の取りこわしは人力により施行することとし、平米当り土工1.5人を要するものとして積算しているが、取りこわし厚は0.13メートルであるからこれに要する土工は平米当り0.195人で足りるのに、誤って立米当りの所要人工を適用したもので、工事費1,865,000円が過大となっている。 | |||||||
(350) | 新潟県 | ||||||
新潟市県道新潟小須戸三条線舗装新設 | 新潟県 | 19,839,000 | 13,226,000 | 13,226,000 | 1,237,000 | 824,666 | |
道路延長1,702メートル9,832平米の舗装にあたり、基層はアスファルトコンクリート厚さ5センチメートル、表層はアスファルトコンクリート厚さ4.5センチメートル、アスファルトモルタル1.5センチメートル計11センチメートルで施行したこととしているが、実際はうち880平米は基層および表層のアスファルトコンクリートに温度の低下したアスファルト混合物を使用し、転圧も不十分でアスファルトと骨材とが分離しているなどのため、舗装としての強度が著しく低下しており、また、2,459平米は平均9.2センチメートルを施行したにすぎず、工事費338,000円相当額の出来高が不足している。 | |||||||
(351) | 兵庫県 | ||||||
朝来郡和田山町県道姫路豊岡線道路改良 | 兵庫県 | 6,390,000 | 4,260,000 | 4,260,000 | 583,000 | 388,666 | |
道路延長567メートルの改良にあたり、コンクリートU型側溝783メートル177立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は、うち503メートル64立米は多量の水を使用した粗悪なもので施行したばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、コンクリート側溝としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(352) | 同 | ||||||
神戸市県道大沢山口線特殊改良 | 神戸市 | 3,343,000 | 1,671,500 | 1,671,500 | 520,000 | 260,000 | |
道路延長294メートルの改良にあたり、路側コンクリート擁壁111メートル34立米、コンクリート三面張用水路220メートル57立米総量92立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち擁壁89メートル26立米、用水路131メートル33立米総量59立米は粒度のこまかい不適格な砂および多量の水を使用して施行したばかりでなく、冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、擁壁および用水路三面張としての強度が著しく低下している。 | |||||||
計 | 9,733,000 | 5,931,500 | 5,931,500 | 1,103,000 | 648,666 | ||
(353) | 和歌山県 | ||||||
東牟婁郡本宮町一般国道新宮大和高田線特殊改良 | 和歌山県 | 20,290,000 | 10,145,000 | 10,145,000 | 822,000 | 411,000 | |
道路延長3,526メートルの舗装にあたり、路盤17,396平米は砕石厚さ6センチメートルまたは10センチメートル462立米、表層19,517平米はアスファルトコンクリート厚さ4センチメートルで施行したこととしているが、実際はうち907平米は路盤の転圧が不十分であったばかりでなく、表層は温度の低下したアスファルト混合物を湿潤な路盤に舗設したため、舗装としての強度が著しく低下しており、すでに路面にきっ甲状のき裂を生じている状況である。 | |||||||
(354) | 広島県 | ||||||
広島市市道新大洲橋東大橋間2区1号5号線舗装新設 | 広島市 | 5,684,000 | 3,789,333 | 3,789,333 | 827,000 | 551,333 | |
道路延長659メートルの舗装にあたり、表層4,230平米は厚さ5センチメートルのアスファルトコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち390メートル1,562平米は平均3.7センチメートルを施行したにすぎないため、舗装としての強度が著しく低下しており、また、路面の各所に不陸を生じている状況である。 | |||||||
(355) | 山口県 | ||||||
長門市県道美禰油谷線舗装補修 | 山口県 | 1,866,000 | 933,000 | 933,000 | 421,000 | 210,500 | |
道路延長118メートルの舗装にあたり、上層路盤728平米は砕石厚さ10センチメートル、基層710平米および表層704平米はいずれも厚さ4センチメートル計8センチメートルのアスファルトコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち325平米は上層路盤平均6.5センチメートル、基層および表層全厚平均6.5センチメートルを施行したにすぎないため、舗装としての強度が著しく低下しており、また、路面が計画高に対し平均5センチメートル低くなっている状況である。 | |||||||
(356) | 愛媛県 | ||||||
南宇和郡西海町県道武者泊船越線特殊改良 | 愛媛県 | 2,895,500 | 1,447,750 | 1,447,750 | 647,000 | 323,500 | |
道路延長1,124メートルの改良にあたり、L型側溝440メートル41立米、U型側溝388メートル深さ30センチメートル62立米、縁止462メートル47立米はいずれも配合比1:3:6のコンクリートおよび敷ぐり石厚さ10センチメートルで施行したこととしているが、実際はうちL型側溝138メートルはコンクリートの養生が不十分であったため一部にき裂を生じており、敷ぐり石はその4割程度を施行したにすぎず、U型側溝189メートルは深さ24センチメートル程度を施行したにすぎないばかりでなく、敷ぐり石もその2割程度を施行したにすぎず、また、縁止134メートルは敷ぐり石を全く施行していないなどのため、コンクリート側溝および縁止としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(357) | 福岡県 | ||||||
八女市県道玉名八女線舗装新設 | 福岡県 | 9,490,000 | 6,326,666 | 6,326,666 | 1,437,000 | 958,000 | |
道路延長840メートルの舗装にあたり、路盤4,444平米は下層を砂厚さ28センチメートル1,244立米、切込砕石厚さ12センチメートル533立米、上層を砕石厚さ15センチメートル666立米で、表層4,428平米はアスファルトコンクリート厚さ6センチメートルで施行したこととしているが、実際はうち140メートル765平米は下層路盤の砂厚さ16センチメートル程度を施行したにすぎないため、舗装としての強度が著しく低下しており、また、路面が計画高に対し平均12センチメートル低くなっている状況である。 | |||||||
(358) | 熊本県 | ||||||
菊池市県道山鹿大津線道路改良 | 熊本県 | 19,300,000 | 12,866,666 | 12,866,666 | 4,265,000 | 2,843,333 | |
道路延長1,403メートルの改良にあたり、下層路盤9,537平米は粒径50ミリメートル以下の切込砂利で厚さ30センチメートル2,861立米、敷砂利は厚さ10センチメートル921立米を施行したこととしているが、実際は路盤は粒径60ミリメートルから270ミリメートルのものを1割8分程度混入しているため均一な支持力が得られず、路盤としての効果が著しく低下している。 | |||||||
(359) | 同 | ||||||
上益城郡矢部町県道熊本浜線道路改良 | 熊本県 | 15,995,000 | 10,663,333 | 10,663,333 | 3,238,000 | 2,158,666 | |
道路延長788メートルの改良にあたり、下層路盤3,647平米は粒径50ミリメートル以下の切込砂利で厚さ10センチメートルから50センチメートル1,598立米、敷砂利は厚さ10センチメートル340立米を施行したこととしているが、実際は路盤は粒径60ミリメートルから200ミリメートルのものを1割8分程度混入しているため均一な支持力が得られず、路盤としての効果が著しく低下している。 | |||||||
(360) | 熊本県 | ||||||
玉名郡岱明町県道玉名長洲線特殊改良 | 熊本県 | 6,797,000 | 3,398,500 | 3,398,500 | 5,700,000 | 2,850,000 | |
道路延長1,540メートルの舗装にあたり、上層路盤は6,537平米を砕石厚さ15センチメートル、1,883平米を厚さ10センチメートル、表層7,960平米はアスファルトコンクリート厚さ4センチメートルで施行したこととしているが、実際は上層路盤の厚さ15センチメートルは平均8.8センチメートル、10センチメートルは平均7センチメートルを施行したにすぎないため、舗装としての強度が著しく低下しており、すでに路面にきっ甲状のき裂を生じている状況である。 | |||||||
(361) | 同 | ||||||
八代郡千丁村県道八代鏡宇土線舗装新設 | 熊本県 | 37,808,000 | 25,205,333 | 25,205,333 | 839,000 | 559,333 | |
道路延長3,368メートルの舗装にあたり、基層19,383平米、表層19,572平米はいずれも厚さ5センチメートル計10センチメートルのアスファルトコンクリートで施行したこととしているが、実際はうち3,579平米は平均8.1センチメートルを施行したにすぎず、工事費839,000円相当額の出来高が不足している。 | |||||||
計 | 79,900,000 | 52,133,832 | 52,133,832 | 14,042,000 | 8,411,332 | ||
(道路整備特別会計の分)合計 | 232,342,866 | 151,535,560 | 151,535,560 | 25,117,000 | 15,493,163 | ||
(治水特別会計の分) | |||||||
(362) | 岩手県 | ||||||
岩手郡雫石町葛根田川中小河川改修 | 岩手県 | 25,948,200 | 19,461,150 | 19,461,150 | 2,774,000 | 2,080,500 | |
河川延長670メートルの改修にあたり、護岸根固めコンクリートブロック929個614立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち409個270立米は冬期間の施行であるにもかかわらず養生が不十分であったため凍結し、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(363) | 石川県 | ||||||
輪島市松尾谷通常砂防 | 石川県 | 4,827,050 | 3,218,033 | 3,218,033 | 566,000 | 377,333 | |
えん堤延長20メートルの新設にあたり、水たたき133立米は配合比1:3:6のコンクリートで施行したこととしているが、実際は上部67立米は締切、水替およびコンクリートのつき固めが不十分であったためモルタルと粗骨材とが分離して内部に空げきを生じており、コンクリートとしての強度が著しく低下している。 | |||||||
(364) | 熊本県 | ||||||
阿蘇郡小国町核の湯地すベり防止 | 熊本県 | 2,946,000 | 1,964,000 | 1,964,000 | 301,000 | 200,666 | |
流路延長95メートルの新設にあたり、コンクリート側壁172立米は配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際はうち30メートル35立米は多量の水を使用し、つき固めも不十分であったなどのため側壁としての強度が著しく低下しており、容易に破砕される状況である。 | |||||||
(365) | 宮崎県 | ||||||
西諸県郡飯野町御江殿川通常砂防 | 宮崎県 | 5,172,000 | 3,448,000 | 3,448,000 | 446,000 | 297,333 | |
流路延長155メートルの新設にあたり、底張コンクリート376平米は厚さ25センチメートル94立米を配合比1:3:6で施行したこととしているが、実際は締切および水替が不十分であったためモルタルと粗骨材とが分離し、底張としての強度が著しく低下している。 | |||||||
(治水特別会計の分)合計 | 38,893,250 | 28,091,183 | 28,091,183 | 4,087,000 | 2,955,832 | ||
総合計 | 493,805,834 | 280,848,221 | 280,848,221 | 48,514,000 | 31,017,278 |