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  • 昭和42年度|
  • 第3章 政府関係機関その他の団体の会計|
  • 第2節 各機関別の事項|
  • 第2 日本国有鉄道|
  • 昭和41年度決算検査報告掲記の改善の意見を表示した事項に対する処置状況

検修庫等の鉄骨工事の設計等について


検修庫等の鉄骨工事の設計等について

 車両の検修庫、乗換こ線人道橋等の鉄骨工事で、鋼板を切断、溶接して部材を製作することとしているものが多いので、これら部材には製品化された形鋼を採用するよう、また、これを使用することとして設計している場合の工事費の積算についても適切を欠くと認められるものがあるので積算基準を実情に即して改訂するよう、昭和42年11月改善の意見を表示したところ、日本国有鉄道においては、検修庫の設計を本社において審査することとしたり、関係各機関に対して形鋼の活用を図った乗換こ線人道橋等の標準設計を示したり、設計の外注にあたって部材の選定について総合的に経済性を十分検討させるとともにその設計を登録整理のうえこれを配布して活用させることとしたりして、極力形鋼の使用を図り、また、43年6月、鉄骨工場加工積算要領を改め、H形鋼以外の鋼管等の形鋼を使用する場合の歩掛りを新たに定めるなどの処置を講じている。